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洗っても落としきることのできない体臭、対策のカギは“大腸”にアリ!

2020.08.27

夏の暑さにより汗をかくことで発生する体臭は、シャワーを浴びれば綺麗さっぱり洗い落とすことができる。その一方で、ストレスが原因で「洗っても落ちない体臭」が発生することをご存じだろうか?

そんな「洗っても落ちない体臭」への抑制法を含めた、「大腸劣化」対策委員会がまとめた、体臭の発生源である皮膚ガスの研究を行う東海大学の関根嘉香教授が教える「体臭と大腸劣化の関係性」「体臭対策」についてのレポートを、以下で紹介していきたい。

洗っても落としきることのできない恐怖の“疲労臭”

体臭には大きく「表面反応由来」、「皮脂腺由来」、「血液由来」の3 種類がある。「表面反応由来」は、皮膚表面の常在菌などの作用によるもので、汗臭やミドル脂臭、加齢臭などが代表的な体臭だ。

「皮脂腺由来」は、皮脂腺からの分泌物(酢酸など)から発生する体臭で主に酸っぱいニオイがする。最後の「血液由来」は、血中を流れているニオイの成分が揮発して体臭となるもので、ダイエット臭として有名なアセトンやアンモニアが主成分の疲労臭などがある。

「表面反応由来」、「皮脂腺由来」、「血液由来」の3 種類の中でも注意したいのは、「血液由来」による体臭で、その中でも特に注意したいのが疲労臭だ。

疲労臭とはアンモニア臭のこと。たんぱく質に偏った食生活や筋肉疲労、心理的ストレスなどによって発生するもので、現代人の生活において発生しやすい体臭と考えられている。

「表面反応由来」、「皮脂腺由来」の体臭は、上の図を見てもらうとわかる通り皮膚の表面に主な原因が存在しており、こまめに汗を拭いたり、殺菌作用のあるシャンプーやボディーソープを用いたりすることで対策することができる。

しかし、「血液由来」に関しては、血中を流れているニオイの成分が揮発することで体臭となる。そのため、洗い流すことである程度の対策にはなるが、根本的な解決にはならない。「血液由来」である疲労臭を解決するには、体の内側をキレイにする必要があるのだ。

洗っても落としきれない“疲労臭”対策のカギは大腸にある

この疲労臭の発生メカニズムを見ると、腸内細菌が深くかかわっていることが分かった。そこで、腸内細菌の変化と疲労臭との関係性を検証する実験を行った。

実験では、腸内細菌のほとんどが棲んでいる大腸に届きビフィズス菌を代表とする善玉菌の餌となるラクチュロース(牛乳に含まれる乳糖を原料としたオリゴ糖)を2週間、毎日4gを摂取してもらった。

検証の指標とする皮膚ガスは摂取前2日、摂取中2日、摂取後1日の計5日間の朝夜、大腸内のビフィズス菌数の検査は、摂取の前後2回計測した。

その結果、ラクチュロースを摂取する前と後で大腸内のビフィズス菌数が有意に増加しただけではなく、それに伴って疲労臭(皮膚アンモニア放散量)も有意に減少した。つまり、大腸をケアすることで洗っても落とすことのできない疲労臭を対策することができたのだ。

大腸内の環境改善と疲労臭の軽減の関係から、ビフィズス菌が産生する短鎖脂肪酸がアンモニアを産生する腸内細菌(悪玉菌)に何かしらの働きかけをしたと考えられた。

短鎖脂肪酸とは、大腸内にいるビフィズス菌などの善玉菌が、食物繊維やオリゴ糖などをエサにした際の代謝物だ。

大腸内を弱酸性に保ち、アルカリ性を好む悪玉菌の働きを抑制するためアンモニア(疲労臭の原因)を発生させにくくする。大腸内で短鎖脂肪酸を増やすにはビフィズス菌とともに、豆類、イモ類、根菜類、海藻類、果物類などに多く含まれる水溶性食物繊維やミルクオリゴ糖を摂ると良いだろう。

大腸ケアで若い女性に特有の香りも増加

ビフィズス菌数と疲労臭放散に関する実験の際に、他の体臭成分で増減するものがないか確認したところラクトン(C10/C11)という成分が増加していることが分かった。

ラクトンとは「桃のような香り」と表現される甘い香りで、若い女性に特徴的な香りと言われている。赤ちゃんのいい香りもラクトンが原因によるとも言われている。

ラクトンは、10代や20代の多くの女性から放散されているが、30代に差し掛かると途端に放散量が減ることが製薬会社の研究結果からわかっている。その若い女性に特徴的な甘い香りを、大腸をケアすることによって手に入れることができるようだ。

今回の実験で、大腸をケアして大腸内のビフィズス菌数を増加させることで、体臭がいい香りになる可能性があることが分かった。そのメカニズムは、大腸内のビフィズス菌が嫌なニオイである疲労臭を軽減させて、甘い香りのラクトンの放散量が増えることだと考えられる。

出典元:「大腸劣化」対策委員会
https://daicho-rekka.jp/

構成/こじへい

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