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1969年以降に失われた日本の住宅資産額は累計500兆円、なぜ日本の戸建住宅の取り壊し年数は短いのか?

2020.09.06

18年も早く住宅は取り壊されている?「中古住宅購入」に対するイメージ調査

日本の戸建て住宅の平均取壊し年数は「32年」。

しかし、リノべるが実施した「住まいの平均取壊年数や中古住宅購入に対するイメージ調査」では、平均住宅取壊年数の一般認識は、1位「41~50年 23.1%」2位「51~60年 18.3%」となっている。

実に18年もの差が開いた結果に。

それでは建物の寿命はどの程度なのか?

国土交通省が運営する「中古住宅流通促進・活用に関する研究会」検討委員会では、マンションのようなRC造(鉄筋コンクリート造)の建物の耐用年数は120年、外装仕上げにより延命することで150年にもなると言われている。

また、木造住宅において適切なリフォームやメンテナンスを前提とすれば、木造住宅においても100年以上もつということを示すべき、という意見も盛り込まれていた。

RC造も木造も、少なくとも100年持つという視点に立てば、回答した人たちの感覚よりも1/2、実際の耐久年数の1/3の期間で壊されていることがお分かりだろう。

かしこい選択肢として”中古住宅購入+リフォーム&リノベーション”の理解が拡大中

リノベるでリノベーションを行う人が中古+リノベーションを選択した理由としても上位にランクインする「新築より手ごろな価格」(59.9%)が1位、さらに2位「リフォーム・リノベーションなどで新築同様の内装にできる」(29.1%)3位「フルリノベ―ションなどで思いのままにできる」(25.9%)が上位TOP3にランクイン。リノベーションという言葉の認知だけではなく、かしこい選択肢としての理解についても広がりをみせた結果となった。

一方で、「廃棄物や環境負荷を減らせる」は約1割に留まる結果に。一般社団法人「リノベーション協議会」によると、マンションなどの構造体であるRC構造の場合、CO2排出量は建替工事に比べて33分の1とわずかで、廃棄物の発生も22分の1で済み、資源の節約に直結している。

住宅は10~15年に一度定期的な修繕が必要だが、平均築32年で壊される今の現状は、修繕よりも建て替えを選ぶ方が多いために起きているということが考えられる。

1969年以降失われた住宅資産額は、累計500兆円に上ると言われ、諸外国に比べ短い平均住宅取壊年数も一因として挙げられる。

このような状況に加えて、2033年には空き家率が約1/3となると推計され、益々深刻化していく中で、国土交通省も「いいものを作って、きちんと手入れをして長く大切に使う」ストック活用型の社会への転換を目指している。

中古住宅購入やリノベーションなどを通じた住宅の活用は、未来・次世代を見すえた選択肢の1つ。

SDGsが叫ばれる中、また住まいに対して注目が集まる今だからこそ、「環境の日」をきっかけに今一度住宅について考てみてはいかがだろう。

調査概要

調査の方法:webアンケート方式
調査の対象:20~60歳以上の男女
有効回答数:536名
調査実施日:2020年5月27日~6月1日
調査主体:リノベる

関連情報/ino.

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