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8月31日、94年の歴史に幕を下ろしたとしまえん。およそ1世紀にわたって愛され続けた老舗テーマパークとの別れを惜しんで、営業最終日に多くの人が詰めかけたことは記憶に新しい。
そんなとしまえんの閉園直前にあたる8月16日~8月29日までの人流を分析したデータがこのほど、レイ・フロンティア株式会社により公開された。
来訪者数の推移、年齢、性別、居住地などを分析
最初に紹介するのは、来訪者数の推移。後半にかけて徐々に来訪者が増加し、8月29日(土)に最も多くの人が訪れていた。
来訪者の年齢としては、30代、40代が多く訪れていた。
また、来訪者の性別だが、男性が約6割と男女に差があった。
次に、来訪者の推定居住地(機械学習で居住地だと推定されたエリア) 上位10(同じ数値は同順位)を見てみると、大半がとしまえんの所在地と同じ練馬区在住者だった。その他はとしまえん周辺の板橋区、中野区、新宿区からの来訪が多い傾向に。
さらに、来訪した日に利用した路線で、豊島園駅に到着した人の出発駅 上位5(同じ数値は同順位)では、池袋駅が最も多く、2位以下は練馬駅、東中野駅など推定居住地同様、練馬区や中野区、新宿区にある駅を主に利用していた。
最後に、来訪者が普段、高頻度に訪れる場所を見ていただきたい。保育園や幼稚園に通う小さなお子様をお持ちの方、車を所有している人が多い傾向にあることがわかった。
多くの人に愛されてきたとしまえん、施設の象徴回転木馬の最終営業終了時は自然と拍手が発生したようだ。
<調査概要>
期間:2020年8月16日(日)~2020年8月29日(土)
調査元:アプリSilentLogより収集したデータに匿名化処理を施したもの
出典元:レイ・フロンティア株式会社
構成/こじへい
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