
「歯の定期検診」を受けている人は半分以下
むし歯や歯周病の予防と早期発見・治療のために定期的に歯科検診を受けるはとても大切だ。しかし、オハヨーバイオテクノロジーズが歯と口の健康意識についての調査を実施した結果、歯科医院での定期検診については半数以上が受診しておらず、特に40代の男性では受診していない人が約63%と、最も受診率が低い結果となっていた。
歯と口の健康のために、自宅での日常的なケアとして「歯ブラシでの歯磨き」は約97%の人が実施しており習慣化していることが判明する一方、「歯間ケア」や「マウスウォッシュなどを使用したうがい」の実施率はそれぞれ50%以下だった。
また、昨今の社会情勢下での免疫力に関する意識についても調査したところ、「免疫力向上を意識して生活・行動している」は約66%にのぼり、新型コロナウイルス流行前と比較すると約14ポイント上昇していることがわかった。
今回の調査で、「免疫力向上のために腸内環境を整える必要がある」と考える人は約40%いたが、「口内環境を整える必要がある」と考える人は約21%にとどまった。近年の研究で口内環境が腸内環境と密接な関係にあり、全身の免疫力にも影響を与えることがわかってきている。
ぜひ、“歯と口の健康”のために重要な 1.歯科医院での定期検診を受けるプロケア、2.歯ブラシ・フロスなどでのブラッシング、3.普段の食事などで良質な善玉菌を取り入れること(バクテリアセラピー)からセルフケアを見直してみてはいかがだろうか。
調査概要について
調査対象:30代以上の男女300名
調査期間:2020年5月26日~5月27日
調査方法:インターネット調査
関連情報/ino.
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