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台風シーズン到来!住宅診断のプロが教える水害・風害対策テクニック

2020.09.03

近年、激しさを増す台風による被害。その猛威から大切な家族と住まいを守るためには、どのような対策を講じるべきなのだろうか?

そこで今回、清掃・衛生管理のプロフェッショナル企業・ダスキンが伝授する、家庭で実践できる台風対策法を、「自宅点検」「台風接近前の対応」「台風通過後の対応」に分けて紹介していきたい。

なお、本レポートは、住宅のプロでホームインスペクション(住宅診断)の実績も豊富な『さくら事務所』が監修している。

台風対策のポイント

主な台風被害のうち、住宅が被害を受ける原因の多くは水害だ。窓ガラスが割れたり、屋根や物が飛ばされたり、といった風害は比較的修理ができるものの、雨水が室内に侵入することで起こる、木材の腐食、断熱材の浸水、カビやシロアリの発生といった水害による被害は、根本的な修理・改修が必要になるため、台風対策のポイントは「水害を防ぐこと」が大切だ。

対策① 自宅点検

■住宅を守るには状態を把握することが大切。自宅点検を行おう

・主な点検場所:外壁、家の基礎部分、ベランダの排水口、雨どい、庭、屋根
・点検時のポイント:難しい工程は不要で、外からの目視によるチェックでOK!

水害を発生させないため、特に雨水が室内に入る原因になりそうな欠損がないかをチェック!

自宅点検は、台風の発生前だけでなく「入居後 5 年おきに行う」など定期的に行うことが大切!

①外壁・住宅の基礎部分
*ヒビや破損、タイルが浮いている部分がないか

②ベランダなど屋外の排水口・雨どい
*落ち葉などで詰まっていないか
*ベランダは下から見上げて排水口以外から水滴が落ちてきて
いないか

③庭
*段ボール・ビニールシート・タイヤなどが放置されていないか
*鉢・プランターなど飛ばされやすい物がないか
*ブロック塀・大谷石の塀・門柱や小屋などが崩れやすくなって
いないか

④屋根
*ヒビや破損、瓦がずれている部分がないか
*アンテナが傾いていないか

提供:ダスキン

提供:ダスキン

提供:ダスキン

■外壁のヒビには要注意!

住宅の外壁は経年劣化によって、特に窓の四隅から斜め方向にヒビが入りやすくなっている。ヒビから雨水が室内に侵入する可能性があるので点検の際は要注意!

提供:ダスキン

・ヒビの大きさの確認と緊急時の対策
外壁にヒビを発見した場合、大きさ(幅)を測ろう。

*幅 0.5mm以上:応急処置による補修または、なるべく早めにプロに補修の依頼
*幅 1.0mm 以上:早急にプロへ補修の依頼

<確認方法>
0.5mmのシャーペンの芯をヒビに入れる。芯が入った場合、ヒビの幅は0.5mm以上だ。

<応急処置>
幅が0.5mm以上、1.0mm未満の場合、市販のシーリング剤でヒビを塞ぐ。

対策② 台風接近前の対応

■風害に備える<窓ガラス>

窓ガラスは建物の中でも弱い箇所。雨戸が無い家は対策が必要。窓ガラスが割れて、破片でケガをしないためにも、雨水が室内に侵入することを防ぐためにも、しっかりと対策をしよう。特に大通りや庭など開けた場所に面した窓は、飛来物が飛んでくる可能性が高くなるので要注意。

提供:ダスキン

提供:ダスキン

提供:ダスキン

<対策方法>
1)窓ガラス一面を段ボールで覆い、サッシと段ボールを養生テープで固定しよう。
2)窓ガラスが大きい場合は、予め、窓ガラスのサイズに合わせて段ボールを一枚板になるようにつなぎ合わせておこう。段ボール同士をつなぐ時は粘着テープを使用しよう。段ボールがより強固になるように、米印で補強すると効果的。
3)さらにカーテンを閉めることで、万が一、窓ガラスが割れても破片が室内に飛び散るのを防ぐことができる。

※雨戸は後付けの工事でも取り付けが可能。必要に応じて検討するのもオススメ。

■水害に備える<排水口まわり>

排水口や雨どいが詰まっている、破損していると、正しく排水ができず雨水が室内に侵入する可能性がある。

特に台風時は、排水機能を上回る雨量の場合もあるので必ず確認しよう。また、溜まった落ち葉はムカデやダンゴムシなど害虫のすみ家にもなるので、害虫対策のためにも掃除は大切だ。

提供:ダスキン

提供:ダスキン

主な場所
・ベランダ・バルコニー・屋上の排水口(写真上)
*ベランダに水があふれると、窓の下のサッシなどの隙間から室内に雨水が侵入する可能性が!
・雨どい(写真下)
*雨どいが傾いている、破損していると、正しい流れで排水されず雨水が外壁にあたり室内に侵入する可能性が!

対策② 台風接近前の対応

■水害に備える

<トイレ>

提供:ダスキン

・自宅で水のうを作る方法
45Lほどの大きさのビニール袋を2枚重ねて、その中に半分程度の水を入れ、空気を抜いてから袋の口を固く締めて完成。

下水の逆流は戸建に限らず、低層階のマンションでも発生する可能性がある。また、建物の構造上、トイレから下水の逆流が起こりやすいと言われているが、建物によって異なるので、浴室や洗面所の排水口などにも置こう。

<給排気口>

写真提供:株式会社さくら事務所

給排気口から雨水が侵入する可能性があるため、室内側から一時的に閉める。天候が戻ったら、開けることも忘れずに

<浴槽に水を溜める>

提供:ダスキン

万が一の断水に備えて浴槽に水を溜めておく場合は、浴槽に蓋をすると湿気が広がらないので浴室のカビ発生予防につながる。

<その他>
・ハザードマップで住まいのエリアについて把握しておこう。自治体のホームページなどでは浸水が想定される区域などが確認できる。事前に避難場所・経路を確認しておき、万が一の場合は、すぐに避難できるようにしておこう。

・機械式の地下駐車場の場合、車が浸水する可能性があるため別の場所に移動させよう。また、駐車場が地上にある場合でも浸水の可能性はあるので要注意。

・屋外に置いている鉢やプランターなどはできるだけ室内に移動させよう。室内に移動させる場合、植物が植えてある場合はエアコンの風などがあたらない場所に置くのが望ましい。

・バケツなど雨水が溜まりやすい物はできるだけ室内へ移動させよう。台風後の虫の発生予防にもつながる。

提供:ダスキン

提供:ダスキン

対策③ 台風通過後の対応

■掃除……台風で発生した落ち葉や土砂による汚れを取り除く

・点検:台風によって雨漏り・浸水やヒビ、飛来物など住宅へのダメージがないか確認しよう
・移動:接近前に移動させた鉢・プランターなどを戻そう。

【窓・網戸の掃除】
道具:ゴム手袋、サッシブラシ、割り箸、雑巾、ガラス用洗剤、窓用ワイパー、マイクロファイバークロス、など

提供:ダスキン

1)サッシブラシでサッシのゴミを掻き出し、割り箸に巻きつけた雑巾で拭く。

提供:ダスキン

2)窓に洗剤をスプレー。ワイパーで上から下に汚れと洗剤を切る。

提供:ダスキン

3)網戸はマイクロファイバークロス2枚で両面からはさみ拭きする。

掃除方法は台風接近前と同じで、落ち葉など詰まりの原因を取り除く。

<浸水した場合は「清掃が大切!」>
厚生労働省によると「家屋が浸水した場合は、細菌やカビが繁殖しやすくなり、感染症にかかるおそれがあるため、清掃が大切」とのこと。

清掃時はしっかり換気、汚泥を取り除いて乾燥、清掃中は手袋・ゴーグル・長靴・マスクを着用、清掃が終わったら手洗い、といった注意事項や、消毒方法やその手順が紹介されている。(厚生労働省 HP「被災した家屋での感染症対策」より)
参考 HP:https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_00341.html

■害虫対策

・蚊、ゴキブリ、ムカデ対策
水はけの悪い場所・水溜りを解消してボウフラの発生を予防しよう。ゴキブリやムカデは湿気がある場所を好むため、水が溜まる場所、湿気がこもる場所は片づけや手入れを行おう。

*発生しやすい場所
水たまり▶植木・プランターの受け皿、古タイヤの中、ペットの水のみ皿、など
湿気がこもる▶段ボール・落ち葉の下、草むら・茂み、など

提供:ダスキン

提供:ダスキン

・シロアリ対策
床下まで浸水した場合や家の周りに廃材を放置するとカビやシロアリが発生することも。飛来物や屋外に置いた物で基礎部分の通気口が塞がれている場合は、取り除いて換気ができるようにしよう。

提供:ダスキン

対策③ 台風通過後の対応

■庭木・プランターの手入れ

・庭木
枯れたり、腐ってしまう原因になるため、
木が傾いていないか、枝が折れたり、根が土から出ていたりしないか確認しよう。

・鉢・プランター
元の場所に戻し、水をあげよう。

提供:ダスキン

■湿気対策

・台風通過後は湿度が高くなるので、カビの発生を予防するために換気を心がけよう。

<部屋の換気方法>
部屋の換気は必ず空気の入口と出口を作ることがポイント。できるだけ遠い場所にある窓と窓を開けるなどして、空気の通り道をつくろう。

<収納・押入れの換気方法>
押入れの場合はふすまの両側を 10cm 以上開けよう。扇風機などを使って風を送ると、なお良い。観音開きの収納は、扉を全開にして風を送ろう。

提供:ダスキン

・台風翌日の布団干しは NG!
台風翌日は快晴になったとしても、湿度が高いので布団を干すのは控えよう。

提供:ダスキン

出典元:株式会社ダスキン

構成/こじへい

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