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信用スコアが社会的に広まることに6割近い人が「賛成」と答えた理由

2020.09.06

「信用スコア」浸透への賛否それぞれの理由

中国など海外を中心に導入が先行し、日本でも事業化が進みつつある「信用スコア(スコアリングサービス)」。博報堂が全国20~69歳の男女3,555人に調査した結果、「信用スコア」が社会的に広まっていくことに対して賛成(「賛成」+「どちらかと言えば賛成」)と答えた生活者は一般サンプル全体の57.0%となり、反対の43.0%を上回っていた。

男女別では賛成との回答が男性で59.9%、女性では54.1%となり、どちらも賛成が反対を上回った。年代別では賛成の回答が20代で最も多く68.1%となりました。賛成の回答は30代、40代、50代と年代が上がるに連れて低下しており、60代では45.4%と、唯一半数を下回る結果となった。

「信用スコア」が社会的に広まっていくことの賛否について、それぞれ理由をきいたところ、賛成理由で最も多かったのは「自分の現在の立ち位置・評価が確認できるから」で23.2%となった。次いで「才能がある人の可能性やチャンスを広げることにつながりそうだから」20.2%、「公平性のある指標だと思うから」19.5%となった。

反対理由で最も多かったのは「個人情報が流出しそうだから」で49.0%。次いで「常に監視されているようで抵抗があるから」 と「(スコア算出に使う)個人情報を提供することに抵抗があるから」が共に36.9%となった。

信用スコア利用意向層は男性が60.6%。特に30・40代が多い

一般サンプル全体(3,000人)の中の、現在「信用スコア」に関連するサービスを利用していない人(2,817人)に対して、今後の利用意向を聞いたところ、「今後信用スコアに関連するサービスを利用したい」と回答した人(=以下、「利用意向層」)は16.4%(461人)となった。

利用意向層の内訳を性年代別に見ると、男女比は6:4で、男性30代・40代が最も多く、共に14.8%。利用意向層の金融商品・サービス利用状況を見ると、全ての項目で、非利用意向層と比べて利用度合いが高くなった。

利用意向層が「信用スコア」に期待する事柄のトップは「公共料金・税金の優遇」

「信用スコア」の利用によって期待する事柄について、利用意向層では「公共料金や税金が優遇される」(56.6%)、「買い物の際、ポイント還元率が優遇される」(50.8%)、「行政関係の事務手続きが簡素化される」(38.6%)、「医療機関での診察待ち時間が短くなる」(33.2%)との回答が上位となり、新型コロナ禍を受けた経済面・医療面・行政手続面でのメリット意向がうかがえる結果となった。

「信用スコア」の利用にあたり、サービス運営会社に問題なく提供できる情報項目についてきいたところ、利用意向層では全ての項目で非利用意向層を上回っていた。

構成/ino.

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