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メジャーリーグが全球場に導入したHawk-Eye Innovationsのプレー分析サービスは何がスゴいのか?

2020.09.03

世界最高峰のプロ野球リーグである米国のメジャーリーグベースボール(MLB)は、ソニーのグループ会社Hawk-Eye Innovations(ホークアイ)のプレー分析サービスを、7月に開幕した2020年シーズンから全30球場で導入した。

Hawk-Eye Innovationsはボールのトラッキング技術を用いたテニスのイン・アウト判定(ELC = Electronic Line Calling)やサッカーのゴール判定(GLT = Goal Line Technology)などの判定オペレーションサービスや、ビデオリプレイ技術を用いたサッカーのVAR(Video Assistant Referee)やラグビーのTMO(Television Match Official) などの審判判定補助サービスを提供している、ソニーのグループ会社。

現在、世界中で約25以上のスポーツ競技に対し、これらのサービスのほか、放送映像にビジュアル効果を追加するサービスなどを展開し、スポーツ界のイノベーションに大きく貢献している。

今回のサービスは、ホークアイの画像解析技術とトラッキングシステムにより、球場全体のボールや選手の動きをミリ単位の正確さで光学的に捉えてリアルタイムで解析し、データ化。

各球場に設置された12台の高解像度ハイフレームレートカメラが撮影した映像を同期させて解析しているため、これまでのトラッキングデータに加えて、選手の三次元骨格データを計測して、選手の姿勢や動きを毎秒30コマのリアルタイムで解析することができる。

これにより、投手・打者のフォームや投球内容、打球・バットの軌道、野手や走者の動き等、フィールド上での全てのプレーをより精密に確認・評価することが可能になる。

このプレー分析サービスの導入について、MLBとホークアイとの間で、MLBの全30球場と複数のトレーニング施設を対象とした複数年契約が結ばれている。

本サービスで得られたデータはMLBと所属の全30球団に提供され、選手の育成や審判技術の評価等に使われる。また、本サービスはMLB独自のプラットフォームおよびGoogle Cloudと統合され、MLBのデータ解析ツール「Statcast(スタットキャスト)」にも反映されるため、試合の放送時にも活用されるほか、ファンもMLBの公式サイト等で実際の数値を確認して楽しむことができる。

MLBは2014年から、審判判定に異議を唱える「チャレンジ」の際に使われるビデオ判定システムの一部として、ホークアイの審判判定補助システム“SMART Replay(スマートリプレイ)"を活用。

なお、ホークアイの審判判定補助システムやトラッキングシステムは、世界90か国以上、25種類以上の競技、年間3万回以上の試合で使われており、競技の公平性や選手の技術向上、試合の魅力向上に貢献している。

ホークアイ創業者 ポール・ホーキンス氏のコメント

「本サービスの導入により、各選手の多彩なデータが得られ、ファンは野球をより深く楽しむことができます。MLBと共に、私たちのビジネスの次の柱であるこのデータ分析サービスの精度等の向上に努めることで、選手や球団スタッフ、ファンに貢献していきます。MLBとのパートナーシップを更に発展させていけることを楽しみにしています。」

ソニー株式会社 執行役員 河野 弘氏のコメント

「ソニーのスポーツ事業において重要な役割を担うホークアイは、さまざまな競技の公平性の向上に大きく寄与しています。ソニーはホークアイとともに、テクノロジーとエンタテインメントの両面から、スポーツの魅力向上を支援しています。このプレー分析サービスは日本国内でも展開を進め、データ分析の分野からも競技の発展に貢献したいと考えています。今後も、最先端の技術を活用して各種競技の発展に寄与するとともに、ファンの方々にスポーツの新たな楽しみ方を提供していきます。」

関連情報:https://www.hawkeyeinnovations.com/

構成/DIME編集部

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