
オフィス勤務、在宅勤務を問わず、座りっぱなしで仕事をしていると気になりやすい「脚のむくみ」。日々、「脚のむくみ」と戦う女性たちはどのような対策をしているのだろう。
今回はニチバンが女性会社員300名に実施した「脚のむくみに関する調査」の結果を見ていきたい。
実は慌ただしい、デスク下のむくみ対策事情
仕事中に脚のむくみを感じた際にとったことがある行動を調べると、「【隠れ屈伸】仕事デスクの下で脚を曲げ伸ばしする」(83%)、「【指ぎゅっ】仕事デスクの下で靴を脱いで、足首をまわしたり足の指を曲げ伸ばししたりする」(79%)、「【脚あげ】仕事デスクの下で、脚を別のイスや台などに置く(あげる)」(63%)など、過半数の女性がデスク下で脚を動かして対策をしていることが判明した。
具体的には「特にふくらはぎが重だるい。デスクの下で指で強く押したりマッサージしたりせずにはいられない」(47歳)といったコメントが多数見られ、仕事中であっても何かせずにはいられないむくみのつらさが感じられる。
90%の人が「脚のむくみはできるだけセルフケアしたい(マッサージ店などではなく自分自身でケア)」と答えている。
ただし、セルフケアの悩みや不満を聞くと、「むくみが特に重たくなる梅雨はより念入りにマッサージやストレッチをするが、少し放置するとぱんぱんになる。すっきりしたい」(29歳)や、「水分をとりすぎると余計にむくむので控えるが、水分摂取が少なくて肌が荒れたり、代謝が悪くなる」(41歳)など、セルフケアに苦戦している様子が感じられるコメントが目立ち、中には「色々な対策を試してみたが、効果が感じられず何もしなくなってしまった」(49歳)と諦めの声も。
そんな中で、セルフケアに関しては、「脚のむくみについて、手軽なセルフケアの方法やコツを知りたい」(95%)、「脚のむくみについて、セルフケアに役立つアイテムを知りたい」(94%)と大多数が答えている。
自分で取り入れている方法がなかなか実を結んでいない実態があり、さまざまな方法を模索しているからこその結果と言えるだろう。
調査概要
調査名:梅雨時季の脚のむくみに関する意識・実態調査
調査期間:2020年3月30日(月)~3月31日(火)
調査対象:20~40代 女性会社員 300名 ※梅雨時季に脚のむくみを感じる方
調査方法:インターネット調査
※調査結果は小数点以下を四捨五入。
構成/ino.
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