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ビールの苦味成分として知られるホップ苦味酸に認知機能改善効果、順天堂大学医学部・キリンホールディングス共同研究

2020.09.27

ビールに含まれる苦味成分が認知機能やストレス状態を改善

毎日ビールを飲む人にちょっと嬉しいニュース。

高齢化の進む日本国内では認知症の患者が急増しており、大きな社会課題となっている。認知症の根本的な治療方法はないが、一方、認知機能の低下は早期に発見して対策することである程度の改善が可能であることが報告されている。

そのため、日常生活を通じた予防方法に注目が集まっており、食習慣も予防法の一つとして期待されている。

そんな中、順天堂大学医学部精神医学講座の大沼徹先任准教授、新井平伊名誉教授(現アルツクリニック東京院長)およびキリンホールディングス株式会社の阿野泰久研究員、福田隆文研究員らの共同研究グループは、健常人を対象にした臨床試験(ランダム化二重盲検比較試験 )により、ビールに含まれる苦味成分である熟成ホップ由来苦味酸(以下、ホップ苦味酸)が認知機能やストレス状態を改善することを確認した。

これまで、ホップ苦味酸がアルツハイマー病への予防効果を示すことは非臨床試験より報告されていたものの、ヒトでの効果は十分には検証されていなかった。

ビール由来のホップ苦味酸による認知機能改善は脳腸相関の活性化による作用機序が想定され、毎日の食事を通じた新しい認知症予防方法の開発に繋がる可能性がある。

ホップ苦味酸を活用したサプリメントやノンアルコールビールテイスト飲料など、日常生活で無理せず続けられるソリューションの開発が期待される。今後、ヒトでの作用機序解明や軽症アルツハイマー病患者対象での効果検証を進めるという。

論文はJournal of Alzheimer’s Disease誌に2020年5月26日付で公開された。

原著論文

本研究はJournal of Alzheimer‘s Disease誌のオンライン版で(2020年5月27日付)先行公開された。

タイトル: Supplementation with matured hop bitter acids improves cognitive performance and mood state in healthy older adults with subjective cognitive decline

タイトル(日本語訳): ビール苦味成分である熟成ホップ苦味酸の摂取は、主観的認知機能低下の症状を有する中高齢者の認知機能および気分状態を改善する;無作為化二重盲検比較試験

構成/ino.

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