
夢を叶えた!猫と一緒にキャンピングカー旅
アメリカ移住が決まり、夢を描いたのが「アメリカ全土をキャンピングカーで巡る!」ということ。
その夢の第一歩として、私のわがままで購入したキャンピングカー。国土の広いアメリカではキャンピングカー(アメリカではRVと呼ぶ)の保有率は高く、キャンプ場のRV施設が整っています。RVはいわば家ごと移動しているようなもの。なによりペットとともに旅行できるのが一番の魅力です。
購入したRVは、車で牽引するトレーラータイプ。このタイプの場合、運転中はRVの中に人は乗れません(州により規則が異なります)。ですので、我が家の猫、太郎と権平も移動時は車に乗せています。
2匹が家の外に出るのは、月数回の散歩とキャンプのときのみ。兄の太郎は少し車が苦手。車の中では私の首元にきて寝たり、外を覗いたり。
弟の権平は、小さいときから車に乗っていることもあり、車は平気のよう。お気に入りのクッションでいつも爆睡しています。
猫の性格にもよりますが、定期的に車で外出させたい場合は、小さいときから車に乗せ慣れさせておくと、パニックにならず車内でもおとなしいです。また、その時からキャリーケースの中に入れる訓練をしておくと車の中でも安全です。
ただし、猫にとって家と違う環境はストレス。我が家ではできるだけ車移動は4時間以内に。RVの中は猫用のフード、トイレがあり猫たちは何度も寝泊まりしているので慣れ親しんだ空間。移動が長くなる時は、定期的に車を停め、RVの中に猫をいれて休憩させるようにしています。
アメリカのキャンプ場は、海沿や砂漠などさまざまな場所があります。我が家の猫たちは木や草が多い「緑地帯」のキャンプ場が好み。特に、多少暗くなって散歩に行くと虫がピョンピョンしているので、テンションは高め!
キャンプ場では、ペットはリースを付けるのが規則。これは犬向けだとは思いますが、太郎と権平も散歩に出るときはリースを付けます。
また、BBQなど私たちが外にいるときは、リースを長めにして木に括り、勝手気ままに遊ばせています。
ただし、キャンプ場には野生動物も多く、熊や鹿など大型のものが現れることも!猫にとって一番要注意はコヨーテ。アメリカでは家の近くでも見られ、小さな飼い犬がさらわることも多々。キャンプ場にもよく出没するため、外に出すときは目が行き届く場所で遊ばせなければなりません。
キャンプ場に着くとまず隣のサイトの人にご挨拶が礼儀。犬が迎えてくれることは多々ありますが、残念ながら、いまだに猫を連れてきているRVに出会っていません。キャンプ場の主役はやはり犬。
猫友ができないのがちょっと残念。。。いつか、キャンプ場で猫友を見つけるのが密かな夢になっています。
文/舟津カナ(PETomorrow編集部)
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