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業務効率は?ストレスとの付き合い方は?45万件のTwitter分析から読み解くテレワークの課題と新しい働き方のヒント

2020.10.01

今、新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、想定外のスピードで働き方が変化し始めている。特にコロナ禍において、「テレワーク(在宅勤務、リモートワーク)」の導入、拡大はまさに「働き方」の在り方に大きな変化をもたらすものだろう。

そこでプラスアルファ・コンサルティングはTwitterに投稿されている約45万件の「テレワーク」に関連する様々な話題を独自のテキストマイニング技術を活用し分析した。

45万件のTwitter分析で見えてきた、テレワークの課題と新たな働き方

緊急事態宣言を機に、「テレワーク」に関連する投稿件数が急増

まず初めに、「テレワーク」に関連するTwitterの投稿件数推移について、4月7日に東京都をはじめとした7都府県を対象として発令された緊急事態宣言を機に、Twitter上での「テレワーク」に関する投稿が急激に増加した。

最も件数として多かったのは、緊急事態宣言翌日、4月8日の約1.5万件となり、以降段階的に投稿件数は減少し、5月GW後は約8,000件台から4,000件台へ推移している。

緊急事態宣言前の話題としては、3月下旬に複数の投稿で「次週から在宅ワークになる」など、方針決定の話題が見られ、その他「自社でも在宅ワークを導入して欲しい」など、働き方が変わり始める兆しが見え始めた。

(図1)「テレワーク」に関するTwitter投稿の件数推移

テレワーク下において、作業環境や業務時間、集中力、効率化など多様な話題

続いて、どのような話題が当該期間で推移していったかを具体的に見てみました。ここで、テキストマイニング機能を用いて、文中に出現する言葉から、投稿内容を話題別に分類し、その話題の増減を時系列で分析した。

(図2)話題内容の時系列推移

データを収集し始めた3月上旬時点において最も多かった話題としては、「作業環境(物理)」関連の話題となり、「テレワーク環境がまだ整っていない」、「追加の設備を購入した」などの投稿が多く見られた。作業環境に関する話題は、4月7日前後をピークに以降、減少傾向が見られる。一方、テレワークの長期化に伴い、メンタル系(集中力・やる気)や食事、業務効率化などの話題件数が増加していった。

テレワーク長期化にともなう、「ストレス」、「集中力・やる気」話題の見える化

テレワークで各々が抱える「ストレス」話題や「集中力・やる気」など、モチベーションアップの話題を中心に話題マッピングという手法を用いて分かりやすく整理した。

(図3)全体マッピング:「ストレス」、「集中力・やる気」話題の見える化

テレワークによる上司や同僚・部下とのコミュニケーションの希薄化に起因する新たなストレスや、作業環境、さらには同居人や生活環境によるストレスなど、自身の裁量では簡単に解決できない問題において、多くのストレスを抱える投稿内容が確認できた。

一方、集中力を高める方法として、「好きな音楽を聴きテンションを高める」、「仮眠による休憩」など、メリハリをつけた業務への取り組みにより、ストレスとの付き合い方を模索する意見も見られる。その他、出勤による満員電車からの解放を喜ぶ声もあり、テレワークにおける環境の整え方も今後の検討材料になりそうだ。

テレワークにおける業務効率は、業務内容や環境、人により感じ方が異なる

次に、実際にテレワークを行ったうえでの、「業務効率」について、投稿内容を深堀りした。「業務効率」という話題にフォーカスし、ポジティブ意見/ネガティブ意見でそれぞれの反応を見ていった。

(図4)「業務効率」意見のポジネガ反応

「業務効率」話題における、総投稿に対するポジティブ/ネガティブ意見の割合としては、ポジティブ58%(1,014件)、ネガティブ42%(735件)となり、総じてポジティブな意見が多く見られる。ポジティブな意見としては、ZoomなどのWEB会議サービスを利用することで、面談や出張を効率的に行うことが出来るという意見が目立った。

また、作業系の集中さを求められる業務においては、邪魔が入らず集中できるなどの意見も見られた。一方、ネガティブな意見としては、ダラダラと仕事をしてしまい残業が増えてしまった、など業務にメリハリをつけられずに逆に非効率になっているという意見もあり、出社とテレワークを自由に選べる勤務形態を望む声も出ている。

今後の課題は、ディスコミュニケーションをいかに解消するか

最後に、「テレワークで関係してくる人(上司や同僚、配偶者、子供など)」と「コミュニケーション手段」を二軸で掛け合わせることで、現在抱えているコミュニケーション課題を明らかにした。

(図5)テレワークに関連する人×コミュニケーション手段

特に発言の多い「上司」×「メール・電話」では、以前と変わらぬコミュニケーション手段にも関わらず、テレワークという環境の違いにより、その感じ方に変化が生じ、ディスコミュニケーションに至っていることが分かる。

また、次いで多い「配偶者・子供」×「WEB会議」においては、家族との兼ね合いでテレワークがうまく立ち回らない様子が伺えた。このように、今後テレワーク環境の本格化に際しては、いかに会社メンバーを始めとした周辺の人とのコミュニケーションの円滑化を図れるかという点に焦点が当たってきそうだ。

調査概要

調査期間  :2020年3月1日~2020年5月24日

l収集データ :Twitter全量データ

検索式   :検索ワード 「在宅」 「リモートワーク」 「テレワーク」 (除外:RT)

件数    :507,931件 (内、有効件数:452,806件)

構成/ino.

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