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ニトリ、コスモス薬品、西松屋は純利益が増加、コロナ禍でも「郊外型小売り」が好調な理由

2020.08.31

新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛の影響で、依然として、外食業、百貨店、アパレルなどが苦境に立たされる。その一方で、巣ごもり消費によるまとめ買い需要を受けて、『郊外型小売り』が存在感を示している。

そんな『郊外型小売り』に関するマーケットレポートがこのほど、三井住友DSアセットマネジメント株式会社により発表されたので、以下にて紹介していきたい。

コロナ禍でも『郊外型小売り』は好調

新型コロナの感染拡大を契機に、訪日外国人の減少や営業・外出自粛などにより消費は大きな影響を受け、なお収束が見えない状況にある。

外食、百貨店、アパレルなどの年度決算や四半期決算において大幅な減益や赤字が相次ぐ中、少数ながら業績が好調な企業もあり注目される。好調企業には郊外の幹線道路沿いの店舗が多いという共通点があり、巣ごもり消費によるまとめ買い需要などを取り込んだ。

郊外店舗でまとめ買い需要を取り込み

郊外を中心に店舗展開するニトリHDは在宅時間の増加を受けて収納用品や、在宅勤務用の机や椅子の需要を取り込んだ。3-5月期決算の純利益は前年同期比25.4%増の255億円となった。

コスモス薬品の20年5月期の連結決算は、純利益が同11.7%増の214億円となった。同社は郊外の大型店が多く食品販売にも注力している。マスクやトイレットペーパーのほか、巣ごもり消費のまとめ買い需要を取り込んだ。

子ども向け衣料・用品の西松屋チェーンの3-5月期の純利益は同44.5%増の24億円となり、2021年2月期決算予想も同約4倍の43億円に上方修正した。従来予想は29億円だった。同社は郊外立地で店舗が広く、社会的距離がとりやすいことから消費者に受け入れられ、値下げ競争が沈静化したことで採算も改善した。

ウィズコロナへの対応が今後の成長を左右

決算発表後の6月以降の月次売上をみても『郊外型小売り』好調、都心型小売りの苦戦という状況に変化はみられない。新型コロナの収束が見通せない上、在宅勤務の一部は定着するとみられている。

都心でより多くの顧客を呼び込み利益を上げる仕組みは通用しにくくなる。各企業はビジネスモデルの変更を急ぐと思われるが、ウィズコロナ時代への対応力如何が、企業の今後の成長を大きく左右するとみられる。

出典元:三井住友DSアセットマネジメント株式会社

構成/こじへい

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