
コンプレックスのない人などほとんどいない。多くの人が顔や身体のパーツに何らかの劣等感を抱いているはずだ。
では、20代~40代の女性たちはどんなコンプレックスを抱え、またその解消のためにどのような努力をしているのだろうか?
そこで今回、株式会社dipにより、全国の20代~40代の女性1,062人を対象にした「ボディに関する悩みについての調査」が実施されたので、その結果を紹介していきたい。
女性が思う男性から見られてると思うパーツ、1位は「顔」、2位は「胸」
まず、「“男性に見られている”と思う身体のパーツを教えてください」と質問したところ、7割が「顔(70.0%)」と回答。次点には、やはり女性の体でも目立つ「胸(14.2%)」が挙がり、以降、「お尻(5.7%)』」「背中(2.8%)」「二の腕(1.8%)」「腰(1.0%)」と続いた。
次に、「ご自身の“一番自信があるパーツ”を教えてください」と質問したところ、「顔(20.9%)」という回答が最も多く、以降「背中(12.6%)」「胸(11.9%)」「二の腕(8.6%)」「腰(8.2%)」「お尻(7.3%)」と続いた。
一番見られていると感じる“顔”に自信を持っている人が多いようだ。
バストにコンプレックスを抱いている人は多い?
視線が気になるパーツ2位にランクインしていた「胸」に関する調査として、「“胸”にコンプレックスはありますか?」と質問したところ、6割以上が「ある(63.6%)」と回答した。
そこで、「どのようなコンプレックスですか?」と質問したところ、6割近くが「小さい(59.6%)」と回答。続いて「ハリがない・垂れている(17.4%)」「形が良くない(12.0%)」「大きい(8.4%)」という結果となった。
以下に回答者から寄せられた具体的な悩みを紹介していく。
・とにかく小さい 顔つきがセクシーなので大きいと思われがちで残念がられる(20代/愛知県)
・離れ乳で、小さい胸がより小さく見える(20代/神奈川県)
・授乳が終わってから垂れた。乳輪も大きくなり、乳首も大きくなった(30代/青森県)
・若いときと比べて年々垂れてきた。出産、授乳で更に垂れて萎んだように思う(40代/神奈川県)
・左右非対称。ボディラインがわかりそうな服の時、パッドで調節してるけど不自然(40代/埼玉県)
半数以上の人が「コンプレックスを解消したい」
胸にコンプレックスを抱えている人が多いことが分かったが、そのコンプレックスをそのままにしているのだろうか。
そこで、「“胸”の悩みやコンプレックスを解消しようとしたことはありますか?」と質問したところ、半数以上が「ある(53.2%)」と回答。コンプレックスを抱えつつも、悩みに対する努力をする女性が多いようだ。
有効なコンプレックス解消方法とは?
「悩みやコンプレックスを解消しようとして失敗した方法を教えてください」と質問したところ、「特になし(32.8%)」という回答が最も多く、次いで「セルフマッサージやパートナーに揉んでもらったが効果なし(23.2%)」「ダイエットしたら小さくなってしまった(22.9%)』」「サイズが合わないブラの着用で形が崩れた(13.6%)』『豊胸手術による失敗(0.9%)』と続いた。
さらに、「悩みやコンプレックスを解消しようとして成功した方法を教えてください」と質問したところ、「育乳ブラ・ナイトブラの着用(29.7%)」という回答が最も多く、次いで「セルフマッサージ(14.1%)」「食生活の改善(12.2%)」「ダイエット(6.8%)」「育乳エステに通う(2.5%)」「豊胸手術(0.6%)」と続く。
スタイルアップやバストアップの情報源、「TV・インターネット・雑誌など」が最多に
最後に、「スタイルアップやバストアップの情報はどこから入手していますか?」と質問したところ、「TV・インターネット・雑誌など(41.4%)」という回答が最も多く、以降、「一般人のSNS(14.5%)」「モデルや芸能人のSNS(12.0%)」「友人・パートナー(10.0%)」「下着店のスタッフ(4.8%)」「エステ店のスタッフ(1.8%)」「ジムのスタッフ(1.7%)」となった。
コンプレックスを抱いている部分のためか、人に聞くよりも雑誌やSNSなどで調べている人が多いようだ。
<調査概要:ボディに関する悩みについての調査>
【調査期間】2020年4月6日(月)~2020年4月7日(火)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,062人
【調査対象】全国20代~40代の女性
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ
出典元:株式会社dip
http://www.dip-p.net/
構成/こじへい