
東京では8月3日、新型コロナウイルスの感染拡大防止策として、再び飲食店を対象にした営業時間短縮要請が出された。
コロナ禍で厳しい状況が続く飲食業界だが、消費者は自分の居住エリアに再度、飲食店の営業時間短縮要請が出された場合、夜間の外食利用頻度をどのようにするのだろうか?
そこで今回、グルメコミュニティアプリ「SARAH」を利用したことがある全国の男女324名を対象とした、「営業時間短縮再要請時の夜間飲食店利用に関する意識調査」が実施されたので、その結果を紹介していきたい。
コロナ前と現在の夜間の飲食店利用の回数を比較
コロナ拡大前(今年の2月ごろまで)の夜間の外食利用頻度を尋ねる調査が行われたところ、「週に2回,3回程度(39.2%)」以上と回答した人は合計で51.2%と半数以上だった。
緊急事態宣言解除後、現在の夜間の外食利用頻度を尋ねる調査が行われたところ、「週に1回あるかないか」と回答した人は81.2%と増加した。
約7割の人が、夜間の飲食店利用の回数は減らすと回答
自身が住む都道府県のエリアで、東京のように再度飲食店を対象にした営業時短要請が出された場合、夜間の外食利用頻度をどうするか尋ねる調査が行われたところ「減る(53.1%)」「少し減る(15.7%)」と回答した人が合計68.8%だった。
■外食利用を減らす理由のコメント
・感染は避けたいです。でも飲食店には申し訳なく思います。(40代 男性会社員)
・同僚等と気楽にふらっと利用することはなくなり、会食等の理由がなければ利用しなくなると思われる。
(30代 男性 会社員)
・出来る限り外出を控えたいから。代わりにデリバリーやテイクアウトを利用する。(30代 女性 主婦)
・2月以降、外食を全くしていません。自粛要請が終わっても、怖くて外出は最低限、外食はゼロにしています。ワクチンが入手できる様になるまでは、外食ができないと思っています。(30代主婦)
飲食店に再度営業自粛要請が出た際、飲食店に最も求められるのは「新型コロナ対策を徹底していること」
再度自分の居住エリアで飲食店に営業時間短縮要請が出た場合、飲食店に求める要素について尋ねる調査が行われたところ、最も多かったのは「新型コロナ対策を徹底していること」で全体の72.5%が回答した。これは「料理の味が美味しい」の61.1%よりも高く、新型コロナへの懸念が高まっていることがわかった。
【アンケート調査概要】
調査の方法:WEBアンケート方式
調査の対象:SARAHを利用したことがある全国の男女
有効回答数:324(男性195 女性128 その他1)
調査実施日:2020年7月31日~8月3日
調査主体 :グルメコミュニティアプリ「SARAH」
出典元:株式会社SARAH
https://sarah30.com/
構成/こじへい
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