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金利アップ、手数料節約、残高管理、銀行の口座連携で始める賢い資金運用術

2020.09.01

銀行と証券の口座連携で〝楽天経済圏〟はお得に

 楽天の発表によれば、楽天銀行と楽天証券の両口座を連携させる「マネーブリッジ」が、150万口座に達したそうです。証券口座を使って投資する場合、銀行口座から資金を移動する必要があります。基本的にはモバイルバンキングを利用して証券口座に入金しますが、その際の手間を大きく減らせるのが、マネーブリッジの特徴です。

 楽天証券で買い注文をする時に証券口座の残高が不足していたら、楽天銀行の口座から資金を自動で移動させることができます。

「この額を下回ったら、銀行の預金残高をキープする」という設定にも対応しています。株の買いすぎにより、知らないうちに残高がゼロになる心配はありません。

 マネーブリッジにはもうひとつのメリットがあります。証券と銀行の口座を連携させることで、楽天銀行の金利がアップするのです。現在の金利は、何と年0.1%。一般的な市中金利の年0.002%と比べて、50倍の設定になっています。こうした魅力が、150万口座というマネーブリッジの利用拡大につながっているようです。

手数料がかからないおすすめの口座連携は?

 複数の口座を使い分けている場合には、それぞれを賢く連携させることが大切です。

 例えばイオン銀行には「自動入金サービス」があります。これを利用すれば、手数料ゼロで他行の資金を自動的に移動させられるのです(資金移動の指定日は、6日もしくは23日に限られる)。

 他行からの振り込みが手数料無料でできれば「毎月○万円をイオン銀行に移して積み立てする」「毎月△万円を移して日常生活費とする」といったことを、気兼ねなく実践できるようになります。

 銀行から証券会社への資金移動については、積立投資を行なう場合、金融機関のグループをまたいでも原則として手数料はかかりません。そのため、「iDeCo」や「つみたてNISA」などを利用して毎月一定額を投資する際に「26日に2万3000円を銀行口座から自動で引き落としにしてiDeCoに積み立てる」という設定ができます。金融機関のグループを問わないので、銀行は自身のメインバンクを、証券会社はサービスの良いところを指定して、連携させましょう。

銀行口座からの引き落としは手数料がかからない

 銀行口座は、証券口座だけでなく、クレジットカードの引き落としや電子マネーのチャージにもひもづけられます。いずれも資金移動の手数料は基本的に無料です。

 特に電子マネーへのチャージは「ATMで現金を下ろす」→「コンビニ店頭でチャージをしてもらう」という手順だと、キャッシュレスの利便性をフルに生かせません。スマホを銀行のモバイルバンキングと連携させて完全にキャッシュレス化し、資金をスムーズに移動できるようにしましょう。

 なお、電子マネーとの連携では、オートチャージが便利。一定の残高を下回ったら一定の金額をチャージするように設定すれば、残高不足に陥ることはありません。

 ちなみに私の場合、残高3000円を下回ったら3000円をオートチャージするようにしています。こうした少額設定によって、使いすぎには気をつけましょう。

家計簿アプリとの連携で記帳の手間を解消できる

 口座連携の話で忘れてはならないのが、家計簿アプリです。各種口座を連携させれば、家計簿を自動的に作成できるようになります。利用方法は、銀行口座、クレジットカード口座、電子マネーアカウント、ECサイトのIDなどをひもづけるだけ。水道代やスマホ料金などに関する入出金や購買の履歴を、家計簿アプリが自動で記帳してくれるのは本当にラクです。

 家計管理でストレスを抱いている人の多くが、記帳そのものに負担を感じています。家計簿アプリの自動記帳は、そのような負担を消し去ってくれるわけです。

 こうした口座連携の設定は、どれも「ひと手間」かかります。特に面倒な書類の記入やアプリの初期設定は、少し時間がある時にすませておくようにしましょう。

 多岐にわたる口座連携を賢く利用して、お得で便利なマネーライフを実現したいものです。

スイープ機能

楽天銀行の口座から楽天証券への口座に自動で入出金を行なうスイープ機能。金・プラチナ取引などの様々な商品が対象になっている。

■ 山崎俊輔/お金にまつわるコラムを15本抱える人気ファイナンシャルプランナー。近著に『大人になったら知っておきたいマネーハック大全』(フォレスト出版)がある。

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