日本市場だけでなく欧州やアジアの市場でも、コンパクトクラスは人気のカテゴリー。それだけに各自動車メーカーが独自の工夫を凝らしたモデルや個性的なモデルの開発に力を入れている。
国産車では『マツダ2』やホンダ『フィット』が新しい。中でもスポーティーさとデザインで勝負しているのが『マツダ2』だ。スタイリングや内装にこだわった特別仕様車も投入している。パワーユニットも1.5Lディーゼルターボは他社にはない。低燃費とトルクの太さが特徴だ。一方、ホンダ『フィット』は4つのライフスタイルに分けた仕様を設定し、カタログモデルとして用意するなど新しい道を歩き始めている。もちろん、ハイブリッドシステムも優秀だ。もうひとつ注目したいのが輸入車。実は国産コンパクトと同じ価格帯(160万〜230万円)に今、7車種ぐらいあり、どれも個性的なクルマばかり。このクラスのクルマ選びが今、おもしろい。
マツダ『マツダ2』157万3000円〜
ホンダ『フィット』155万7600円〜
取材・文/石川真禧照
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