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毛細血管が肌の弾力を生み出すメカニズムを解明、資生堂研究報告 

2020.09.02

資生堂は「毛細血管」を良好な状態に維持することが肌の弾力に重要であることを明らかにしており、ハリを蘇らせるために、毛細血管を太く丈夫にするメカニズムの探索を続けてきた。

そして今回、毛細血管が肌の弾力を生み出すメカニズムを解明し、加齢や紫外線などのダメージで細く衰える毛細血管を太く丈夫な状態に保つためにニーム葉抽出液やドクダミ抽出液が有効であることを発見した。

「毛細血管」が肌の弾力を生み出すメカニズムとは?

研究では、毛細血管中に存在する因子APJ(図1)が周囲の弾力を感知して毛細血管の太さをコントロールする”弾力センサー”として働くことを発見した(図2)。

様々な弾力の肌モデルを用いた実験において、適度な弾力の環境下ではAPJの発現が高まり、毛細血管が太くなることを確認。

一方、弾力が失われた環境下ではAPJの発現が減少し、毛細血管は細く不安定になる。そこで、APJの発現量を実験的に高めたところ、弾力のない環境下でも太い毛細血管を導くことに成功した。

丈夫な毛細血管をつくる鍵 VE-カドヘリン

弾力を感知して太い毛細血管へ導くAPJの下流では、血管内皮細胞同士の接着を良好にし、血管を丈夫にするVE-カドヘリンという因子が働いている。

研究では、VE-カドヘリンが低下した毛細血管は細く衰えていくことを明らかにした(図3)。更に、肌モデルを用いた実験で、毛細血管でVE-カドヘリンが低下すると、肌の弾力も低下することがわかった。つまり、太く丈夫な毛細血管を維持することは、肌の弾力を向上させ、ハリある肌に導くと考えられる。

毛細血管を太く丈夫な状態に保つ薬剤の探索

 加齢や紫外線などのダメージは、肌の弾力を低下させて弾力センサーであるAPJの発現を減少させると考えられる。

また、VE-カドヘリンの機能低下も引き起こすことがわかっているため、老化と共に毛細血管は細く衰えていく。

同社は、毛細血管を強化する薬剤を探索した結果、ニーム葉抽出液にAPJ発現促進効果があること(図4, 5)、ドクダミ抽出液にVE-カドヘリン産生促進効果があること(図6, 7)を確認した。

これら薬剤の作用は、太く丈夫な毛細血管を育成し、内側からハリを蘇らせる効果が期待できる。

構成/ino.

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