[サライ×椎名切子(GLASS-LAB)]ドラえもん文様切子グラス
平切子の職人は少なく、貴重な一品。製造元の椎名切子(GLASS-LAB)は、ガラス職人が集まる江東区に工房を置き、江戸切子を通して新しい生活スタイルを提案している。
もう半世紀かと感慨深い。本年は『ドラえもん』が学年誌に登場して50年目の、慶賀すべき年だ。そこで「ドラえもん50周年」を記念して、ドラえもんの愉快な姿を刻んだ江戸切子のグラスを作った。
グラスの底にサンドブラストで象られた50のドラえもんがそれぞれ違った表情を見せる。側面に映る様子も美しい。
本品は江戸切子でも珍しい「平切子」というガラスを平らに削る技法で、上から覗けばカットが際立ち、花が開いたように見える。そして、底には50の表情のドラえもんが賑やかにひしめき合う。グラス底のドラえもんは、高度なサンドブラスト加工で精緻に象った。
ウイスキーや焼酎のオンザロックにちょうどいいサイズ。ほどよい重さと平切子の指触りが心地よい。容量は約240ml。
製造は、東京・江東区に工房を持つ「椎名切子(GLASS-LAB)」に依頼。「0.09mmの細い線まで表現ができます。これは世界レベルの加工技術と驚嘆されています」と、代表の椎名隆行さん。伝統の技と精密加工を駆使して仕上げた唯一無二の切子グラスに酒などを注げば、時空の広がりさえ感得。次の100年にもつなごうという思いが込められた一生の宝物だ。
平切子を施すのは、代表の椎名隆行さんの父親で、この道50年の切子職人、椎名康夫さん(68歳)だ
[『サライ』×椎名切子(GLASS-LAB)(日本)]
ドラえもん文様切子グラス 49,500円
初回限定 50
セミクリスタルガラス。巾着と木箱が付属。口径8.5×高さ7.8cm、約240g。日本製。
文/DIME編集部
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