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使ってビックリ!AIを搭載した最新のクアッドレンズカメラで撮影後に通行人2人を削除できるファーウェイのスマホ「P40 Pro 5G」

2020.08.19

世界スマホシェア率はGalaxyに次ぐ2位、国内外で知名度を順調に伸ばしてきたHUAWEIは、2020年6月、新たに3モデルの発売を日本で開始した。中でも最上位モデルである「HUAWEI P40 Pro 5G」は、最新AI技術を盛り込んだ革新的なカメラ機能や、高い処理能力によってもたらされる操作感が魅力。

米中の貿易関係により、GMS(Google mobile service)の利用はできないものの、これがかえってスマホとしての伸びしろを感じさせ、Androidスマホ創成期のようなわくわく感につながっている印象。では、実際にその使用感を紹介していこう。

HUAWEI P40 Pro 5Gの実機レビュー

早速、HUAWEI P40 Pro 5Gの使用感や操作性について紹介していく。

革新的なAI技術を搭載したクアッドレンズカメラ!

まずは特徴的なカメラ性能について。HUAWEIのPシリーズは、ドイツのカメラを中心とした光学機器メーカーの「Leica」と共同開発された端末が多く、今回も同様となった。レンズの構成は「約5000万画素ウルトラビジョン広角カメラ」「約1200万画素スーパーセンシング望遠カメラ」「約4000万画素超広角シネマカメラ」に、「3D被写界深度カメラ」を搭載したクアッドレンズとなっている。

※曇り空でも明るい写真が撮れた。背景も自動でぼかしてくれる。

※屋内でも変わらず、鮮明な写真が撮影できた。

カメラ性能で特徴的なのが、「HUAWEI Golden Snap」というAI機能で、映りこんでしまった通行人を最大2人まで削除できる機能や、ガラスや水面に反射してしまった物体を削除してくれる機能などが搭載されたAI技術。通常であれば、別のアプリなどで編集を行わなければならない作業も、この端末はワンタップで完結してくれるのだ。

高級感漂うメタリックボディ

カラーバリエーションは「シルバーフロスト」と「ブラック」の2色。今回試したのはシルバーフロストだが、艶のあるメタリックなボディが、高級感を漂わせている印象。カメラは背面向かって左上にまとめて集約され、長方形に出っ張った構造。付属する透明カバーを装着すればこの出っ張りは抑えられるので、レンズに傷がつく心配も少ないだろう。インカメラはディスプレイ左上に2眼レンズが搭載となった。

本体サイズは幅約72.6mm×縦約158.2mm×厚さ約8.95mmで、約6.58インチの有機ELディスプレイを搭載。左右が湾曲したデザインとなっているため、ただでさえ大きなディスプレイがより大きく、迫力のあるように感じられた。解像度は2640×1200ピクセルと高く、画質も良好。カメラ性能も高いので、撮影した写真や動画が綺麗に楽しめた。質量は約209gだが、画面サイズを考えれば十分軽いといえるだろう。重量・サイズともに片手での操作はやや難しいかもしれない。

独自開発の高性能チップが抜群の操作感を実現

スマホの脳みそともいえる、OS(ソフトウエア)は「EMUI10.1」という、Android 10をベースとした最新バージョンを搭載。独自のソフトであるため、一般的なAndroidスマホとはやや違う仕様になってはいるが、ベースは同じなので、普段からAndroid端末を利用している筆者はすぐに慣れた。操作に慣れてしまえば、使い勝手はかなり良い印象だ。

アプリ起動中にディスプレイ下から上方向にスワイプすればホーム画面に戻り、左右をディスプレイ内側にスワイプすれば前画面に戻れたりと、決まったボタンをタップする必要がないので、直感的にスマホを動かせた。

また、前画面に戻る動作と同様に左右からスワイプした後、指を画面から離さずにしばらく置いておくと、「マルチウィンドウ」という機能に移行する。これは、パソコンのウィンドウ画面のように、アプリをスマホ画面の一部に表示し、簡単に利用できるというもの。ちょっとしたメモ書きなどの際に重宝する機能だ。

処理性能に大きく関わるCPUも独自開発の「HUAWEI Kirin990 5G」を採用。次世代の通信規格である「5G」に対応したチップで、かなりの高性能。ネット検索や画面のスクロール、アプリの起動といった動作はスムーズで、ストレスは一切感じなかった。

メモリ8GB/ストレージ256GBの大容量!

作業台の広さに例えられることの多い、スマホ内で同時に行える作業量を示すメモリは8GB、データの総保存容量を示すストレージは256GBと大容量。外部メモリとしてSDカードの利用はできないが、「NMカード」というカードの挿入は可能(別売り)。

メモリ容量が大きいため、複数のアプリをバックグラウンドで起動していても、画面がもたついたりといった問題はなかった。もちろん限度はあるだろうが、よっぽど偏った使い方をしなければ快適に動作するだろう。

2日以上動画を流せるバッテリー性能!?

バッテリーの容量は約4200mAhとなっている。比較的大きいサイズであるため、頻繁な充電は必要ないだろう。また、最大40Wの超急速充電、最大27Wのワイヤレス充電、ワイヤレス給電に対応(ワイヤレス充電器は別売り)。

試しに、約1時間の動画視聴を充電100%から行ってみると、バッテリー残量は98%。単純計算で50時間、2日以上も動画を流し続けられる計算になる。これだけの容量があれば、外出時の電池切れの心配はいらないだろう。

高い防水・防塵性能

耐水性能はIPX8で、これは「常温で水道水、かつ静水の水深1.5 mのところに携帯電話を沈め、約30分間放置後に取り出したときに通信機器としての機能を有する」とのこと(HUAWEI公式HP参照)。

防塵機能はIP6Xで、「直径75 μm以下の塵埃(じんあい)が入った装置に商品を8時間入れて撹拌させ、取り出したときに内部に塵埃が侵入しない機能を有する」性能を保持している(HUAWEI公式HP参照)。

アプリの種類はこれからに期待

冒頭でも触れた通り、HUAWEI P40 Pro 5GはGMSに対応していない。YouTubeといったアプリが使用できないのはもちろん、「Google Playストア」にも対応していないので、アプリのインストールは「AppGallery」から行うことになる。ラインナップされているアプリの種類は、Google Playストアや、iOSの「App store」と比べると少ないものの、これから豊富になっていくことが期待できる。

Googleアプリが搭載されているAndroidスマホに慣れていると違和感を覚えるものの、使用できるアプリを工夫してスマホを使用する感覚は、Androidスマホ創成期を彷彿とさせるわくわく感があった。これから「ついにこのアプリも来たか!」とAppGalleryの浸透を楽しめる人には、ぜひ手にしてほしい1台だ。

HUAWEI P40 Pro 5Gのスペック一覧

OS:EMUI10.1(Android 10ベース)
CPU: HUAWEI Kirin990 5G SoC オクタコア 2×2.86 GHz + 2×2.36 GHz + 4×1.95 GHz
サイズ: 幅約72.6mm×縦約158.2mm×厚さ約8.95mm
質量:約209g
ディスプレイ: 約6.58インチ OLED、DCI-P3 リフレッシュレート 最大90Hz、2640×1200ピクセル
メモリ:RAM8GB/ROM256GB
アウトカメラ: 約5000万画素ウルトラビジョン広角カメラ(広角、F1.9、OIS)、約4000万画素超広角シネマカメラ(超広角、F1.8)、約1200万画素スーパーセンシング望遠カメラ(F3.4、OIS)、3D被写界深度カメラ(3Dデプスセンシング)
インカメラ: 約3200万画素カメラ(F2.2、オートフォーカス) / デプスカメラ
バッテリー: 約4200 mAh(一体型)、超急速充電 最大40W、ワイヤレス充電 最大27 W、ワイヤレス給電対応
耐水・防塵: IPX8/IP6X

【参照】https://consumer.huawei.com/jp/phones/p40-pro/

取材・文/佐藤 文彦

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