
身体の不調、コロナ太り、恋愛…在宅ワークで女性が感じた環境の変化
新型コロナウイルス感染拡大により、在宅ワークをする人が急増。慣れない在宅ワークにより生活にどのような変化があったのか?
今回はグラフィコが20歳~59歳の2週間以上在宅ワークをしている女性400人を対象に、女性の在宅ワーク実態に関するインターネットリサーチの結果を見ていきたい。
在宅ワークで感じる、からだの不調
まず在宅ワークをするようになって感じる、からだの不調の1位は「肩こり」57.8%で、在宅ワークをしている女性の半数以上が「肩こり」を感じていることがわかった。次いで2位「腰痛」35.8%、3位「眼精疲労」33.8%となっている。
「とても太った」10.0%、「少し太った」45.8%。半数以上が“コロナ太り”に
外出自粛による生活の変化で、体重が増える、脂肪がつくなど、“コロナ太り”が話題となっている。
在宅ワークをするようになってからの体重や体型の変化を聞いたところ「とても太った」10.0%、「少し太った」45.8%と、半数以上の方が体重の増加があったと認めている。
それでも7割以上が「今後も在宅ワークをしたい」と回答
今後も在宅ワークをしたいと思うか聞いたところ、「そう思う」29.3%、「ややそう思う」41.0%を合わせて、7割以上の方が今後も在宅ワークをしたいと考えていることがわかった。
年代別では20代の「そう思う」「ややそう思う」の割合が他の年代と比べてやや高いものの大きな差はなく、また、未/既婚別、子ども有無別でも差は見られなかった。
在宅ワークによるからだの不調やストレス、太るなどの影響がありながらも今後も在宅ワークを続けたい方が多いのは、在宅での仕事のやり方に適応し、快適に過ごすコツもつかんで、在宅ワークになじむことができた結果なのかもしれない。
恋人ほしい・結婚願望高まるも…「出会いの場がない」37.3%。“『3密』防止”が恋愛に影響?
新型コロナウイルスの流行による外出自粛等により、恋愛面の「影響があった」と回答した方に、どのような影響があったのかを聞くと、1位は「出会いの場がない」37.3%となった。
2位は「より恋人がほしいと思った」23.5%であり、非常事態に信頼し励まし合える恋人や夫というパートナーの存在を願うけれども「出会いがない」と感じる女性が多いことがわかった。
3位は「恋人を大切に思う気持ちが増した」18.6%で、お互いに相手の健康や安全を気づかい合うことを通じて、大切に思う気持ちが増したのだろう。その気持ちゆえか、「恋人との『3密』を控えている」が17.6%となった。
調査概要
1. 調査の方法:インターネット調査
2. 調査の対象:全国の20歳~59歳で、新型コロナウイルス対策として2週間以上継続して週3日以上の在宅ワークをしている女性
3. 有効回答数:400人(各年代100サンプルの均等割付)
4. 調査実施日:2020年4月24日(金)~2020年4月27日(月)
構成/ino.