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紫外線対策が例年と比べて疎かになっている!?コロナ禍で続く外出自粛生活がシミを誘発する可能性

2020.08.22

コロナ禍で不要不急の外出がためらわれる今夏だが、それでも外に出なければならないときはある。照りつける日差しに対して、紫外線対策は万全だろうか?

そこで今回、第一三共ヘルスケア株式会社による、20代~50代女性を対象にした、今年の紫外線対策に関する意識調査が行われたので、その結果を紹介していきたい。

①外出自粛で、女性の紫外線対策がおろそかに

■紫外線対策を忘れがちな女性は約半数(47.3%)、外出機会が減り対策自体もおっくうに

調査の結果、「今年は例年より紫外線対策を忘れがち」と回答した女性は、約半数(47.3%)にも及んだ。

さらに、「外出が少ないので紫外線対策をするのがおっくう」と回答した女性は、約7割(68.3%)に上った。年代別でみると、20代と30代がやや高め。今年の巣ごもり生活、外出自粛の影響がうかがえる傾向となった。

■長期的に増加傾向にある紫外線、強さは8月がピーク

気象庁の観測データによると、国内の紫外線量は、長期的な増加傾向にある。その原因には、有害な紫外線を遮るオゾン層の破壊などにあるとされている。

紫外線量は、太陽高度が高いほど多くなる。気象庁は、紫外線の人体への影響を指標化した「UVインデックス」を公表しているが、そのデータを見ると8月がピークとなっている。

■約4割(38.9%)の女性が、ファンデーションも日焼け止めも塗らずに外出

紫外線対策として顔に日焼け止めとファンデーションを重ね塗りする女性がいる一方、「今年は顔にファンデーションも日焼け止めも塗らずに外出することが多い」と回答した女性は、約4割(38.9%)いることが明らかになった。年代別では、20代~30代に多い傾向にある。

また、今年は感染症対策としてマスクの着用が日常的になる中、約4人に1人(24.8%)が「マスクをしているのに顔が日焼けした」と回答している。この結果も、20代~30代で多い結果となった。

■ 今年の肌の“しみ”、“蒸れ”、“透明感が失われること”を約7割が気にしている

今年の肌に関して気になることを聞いた。その結果、「しみがある・目立つ」(69.1%)や「透明感が失われる」(66.9%)といった、紫外線の影響を受けて起こる肌の変化を約7割の女性が気にしていることが明らかになった。また、マスクを着用する生活が夏も続く中、「蒸れる」ことを気にする女性も68.4%に及んでいる。

■ターンオーバーのサイクルが乱れるとメラニン色素が沈着してしみに

しみに深く関わるのは、皮膚の一番外側にある表皮。表皮は、その90~95%を占める細胞「ケラチノサイト(表皮細胞)」と表皮の一番下の基底層にある「メラノサイト(色素細胞)」などから成っている。紫外線などのダメージを受けると、皮膚に炎症が起き、メラノサイトに信号が送られ、メラニンという色素が生成される。それがケラチノサイトに受け渡され、紫外線から細胞核を守る。

しみができるメカニズム皮膚の細胞は、通常約28日周期で新しい細胞に生まれ変わる「ターンオーバー(新陳代謝)」を繰り返しているので、紫外線を浴びて作られたメラニンも、ほぼ28日サイクルで役割を終え、古い細胞とともにはがれ落ちる。

しかし、長時間または強い紫外線を浴びると、メラノサイトの数が増え、メラニンの生成は活発化する。一方、加齢や紫外線の浴び過ぎ、肌への過度の刺激、ストレスなどによりターンオーバーのサイクルが乱れると、メラニンも滞留してしまう。たくさん生成されても、なかなか消えていかないメラニン。これが、しみの正体だ。

紫外線対策の基本をしっかり押さえつつ、アクティブケアも取り入れて――専門家コメント

調査により、今般の状況が女性の紫外線対策に及ぼした影響が示唆された。銀座スキンクリニックの坪内先生もコロナ禍での生活がしみを誘発している可能性を指摘している。以下では、坪内先生が提案する「この夏に取り組むべき紫外線対策のポイント」について紹介していきたい。

■コロナ禍で続く生活が、しみを誘発している可能性

外界の影響を受けやすい皮膚に、最も大きな影響を与えているのが紫外線(UV)です。紫外線は、しみの原因になるだけでなく、シワやたるみなど、さまざまな肌の老化につながります。肌の老化の80%は、紫外線による光老化が原因だといわれ、加齢による自然老化よりも大きな影響を与えると考えられていることからも、実年齢と紫外線のエイジングは、分けて考える必要があります。

第一三共ヘルスケアの調査において、外出する機会が減ったことにより、紫外線対策を面倒に感じている女性が多いという結果が出ていますが、「マスクをしているから大丈夫」と、紫外線対策をしないで外出した方も多いのではないでしょうか。UVカット機能のあるマスクは別ですが、一般的なマスクには紫外線を防ぐ機能はほとんどないので、知らず知らずのうちに肌が紫外線にさらされているかもしれません。

特に紫外線の一つ紫外線A波(UV-A)は、真皮に届き、活性酸素を発生させ、その影響が積み重なり、ボディーブローのようにしみ、シワやたるみとなり表面化し始めます。今見えないしみが、これから先に現れるかもしれません。

また、ストレスもしみを悪化させる要因の一つです。ストレスは、しみの原因となるホルモン※1の分泌や活性酸素を発生させ、特に、ほほの両側に広がるしみ「肝斑(かんぱん)」を悪化させるといわれています。外出自粛やテレワーク、学校の休校など慣れない生活が続き、ストレスを感じた方も多いと思いますが、その影響がしみとなって現れる可能性も否定できません。そのほかにも、マスクの摩擦による皮膚の炎症など、今般の状況が、肌に与えた影響は少なくないと私は考えています。

■日焼け止めは、たっぷり、こまめに。刺激は避けて

紫外線対策の基本は、日焼け止めです。日焼け止めを塗っているという方も、皮膚科医の私から見れば、しっかり塗れていない、塗っているつもりになっているケースがとても多いです。いくら「SPF50」「PA++++(フォープラス)」の日焼け止めを使っても、指定の量を使わずに薄く塗っていてはそのパフォーマンスは発揮されません。

化粧下地やファンデーションを厚塗りするより、日焼け止め。お化粧をしてマスクをすると、ニキビなど肌トラブルにつながる可能性もありますから、マスクまわりの化粧は控えめにして、日焼け止めをしっかり塗りましょう。夏場は汗も多くかきますので、こまめに塗り直しましょう。パウダーやスプレーで補ったり、ウォータープルーフの製品を活用するのもよいと思います。

そして、皮膚への刺激は極力少なくしてください。特に、クレンジングで肌を強くこすったり、美顔器やフェイシャルマッサージも、やり過ぎは禁物です。クレンジングは、量をたっぷり使い、肌をこすらずに汚れを浮かす。美顔器やフェイシャルマッサージは、皮膚が薄い目の周り、皮膚から骨が近いこめかみや頬骨、おでこなどは強い刺激を与えないようにしましょう。

■スキンケアやサプリなど内外のアクティブケアも

しみになりにくい肌を目指したい。そう思う方には、毎日のスキンケアでしみに対応した有効成分を含んでいるものを選んだり、サプリメントなどの摂取をお勧めします。しみ治療というとレーザーを思い出す方も多いと思いますが、実はしみの一種である肝斑の治療では、まずは“トラネキサム酸”の内服薬を使用して弾みをつけ、さらに外用薬やビタミンCなどを摂取する薬物的療法が肝心です。

※1: メラニン細胞刺激ホルモン

②“透明感”のある肌に憧れながら、紫外線対策に誤解も

透明感のある肌を目指している女性が多い一方、紫外線対策を正しく理解していない、あるいは正しく行っていないことも明らかになった。マスク(布マスク、不織布マスク)が紫外線対策になると考えている人は約半数、日焼け止めを外出前の一回しか塗らない人は7割を超えている。

■なりたい肌 No.1は、“透明感のある肌”

目指す肌について聞いたところ、「透明感のある肌」が57.8%で最も多い結果となった。年代別で見ても、20代~40代の幅広い年代において、「透明感のある肌」を目指す女性が多いことがわかる。

■紫外線への不十分な対策や誤解も生じている

透明感のある肌、しみがない肌への第一歩は、紫外線対策から。しかし、十分な理解がなされていないことが調査で明らかになった。

「日焼け止めを塗るのは外出前の一回」と回答した人は70.9%にのぼり、「パッケージの記載よりも日焼け止めを薄めに顔に塗る」ことを習慣としている人も、47.6%いることがわかった。

また、「マスク(布マスク、不織布マスク)は顔の紫外線対策になると思う」と回答した人も49.3%であったことから、マスクの着用が、紫外線対策の手を抜く原因にもなっている可能性が示唆された。

■紫外線対策を行っている女性は9月から減少するが、油断は禁物

例年の紫外線対策を行っている時期について聞いたところ、ピークは7月~8月で、この時期は約8割の女性が紫外線対策を行っている。

しかし、9月に入ると1割減の約7割(68.8%)に。気象庁のデータでも、8月から9月ではUVインデックスの数値は低下する。しかし、決して「弱い」わけではないことから、9月になっても油断は禁物だ。

また、紫外線A波(UV-A)によるしみは、すぐに表面化せずに、後になって現れることから、秋にかけての「しみケア」も大切だといえるだろう。

③人が感じる「透明感のある肌」の客観的評価方法を開発

■ 主観的な評価が主流だった「透明感のある肌」を客観的に評価できる方法を構築

近年、女性のスキンケアへの意識は多様化しており、透明感のある肌は理想の肌質の一つといわれている。透明感のある肌は、「皮膚がくもりなく透き通ったように見える状態」(日本化粧品工業連合会)と定義されているが、共通した測定方法や評価基準は明確にされておらず、官能評価などの主観的な評価が主となっている。

そこで、「一般女性が感じる透明感のある肌」という点に重きを置き、肌の画像解析を用いて、透明感の官能評価との関係性を解析することで、客観的な評価方法の構築を試みた。

■ 「透明感のある肌」は、“輝度が高く、色ムラが少ない肌”であることが明らかに

「透明感のある肌」の評価方法を検討するにあたり、肌の画像解析結果と、透明感の官能評価(目視評価)との関係性を解析した。

その結果、肌画像から得られた輝度の平均値と官能評価に極めて高い相関性が確認された。さらに、肌画像から得られた色情報を透明感スコアに対して重回帰分析した結果、輝度の高さに加え、肌の黄みのばらつきが小さい肌が、人が感じる肌の透明感に大きな影響を与えていることが確認された。

これらの結果から、第一三共ヘルスケアは、「一般女性が感じる透明感のある肌」を“輝度が高く、色ムラが少ない肌”と定義し、今まで主観的にしか評価できなかった「透明感」を客観的な数値に当てはめて評価することを可能にした。

透明感のある肌になりたい思いが、皮膚の理解につながることを期待――専門家コメント

銀座スキンクリニック
院長 坪内 利江子先生

第一三共ヘルスケアが透明感のある肌の評価指標を新たに発表していますが、私の経験でも、肌の色が均一で、色ムラがない状態は、透明感を示す大きな指標だと思っています。

また、毛穴、ニキビ跡などで肌に凹凸がない状態、皮膚表面のターンオーバーがスムーズで角層の肥厚がない状態は、美しく光を乱反射するので、そうした皮膚の状態が、透明感にもつながっているのではないでしょうか。

透明感のある肌というのは、明らかに美しい肌を示す要因の一つですが、さらにいうなら肌は、皮膚だけで独立したものではありません。全身の臓器の一つで、身体全体と連動しています。日本の女性たちが、見た目だけでなく、皮膚が持つ機能を知っていくことで、しみなどのスキントラブルについても理解がより深まるのではないかと私は期待しています。

出典元:第一三共ヘルスケア株式会社

構成/こじへい

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