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歩行中の交通事故死で最も多いのは7歳児、原因のひとつに「子どもの上下左右の視野は大人の70%程度」

2020.08.12

歩行中の交通事故死者は7歳児が最多

児童が交通事故に巻き込まれて命を落とすニュースが絶えない。交通事故総合分析センターの調査によると、全国における歩行中の交通事故死傷者数を年齢別に見ると、小学1年生を含む7歳児が突出して多くなっている。

その理由の一つに、子どもの視野角(左右を見渡せる角度)が狭いことが挙げられる。JAFが行ったユーザーテストでは、子どもの視野角は大人の70%程度で、特に左側から来た車に気づきにくいとの結果が出て、道路横断時には首を振って左右の安全を確認すること、高く手をあげて周囲の車両に横断の意思表示をすることの重要性が明らかになった。

まだ、学校が本格的に始まっていない地域もある状況だが、小学校が始まると子どもだけでの登下校が増え、保護者の目が行き届きにくくなる。

まだ、子どもと自宅で過ごすことが多いこの機会に、道路を横断する時には、以下の(1)~(3)の手順を徹底するとともに、「自分の安全と生命は自分で守る」ことの大切さをあらためて伝えたほうがいいだろう。

(1)横断歩道の手前で止まって、右・左・右の順で、首を真横に向けて安全確認

(2)高く手をあげて、周囲の車両に道路を横断する意思表示をする。

(3)車が止まったことを確認してから横断する。

自宅学習、登下校中の子どもを見かけたら飛び出しに備えて、いつでも停止できる準備を!

平成30年に岡山県内で発生した歩行者の人身事故において、歩行者の違反ワースト3は「横断歩道外横断」、「飛び出し」、「信号無視」だ。車は、ドライバーが危険に気づいてブレーキが効き始めるまでに0.7秒~1秒程度、そのままの速度で走り続ける。時速40kmの車は、1秒間に約11m進む。

運転中に登下校中の子どもを見かけたら、急な飛び出しに備えて減速する、ブレーキペダルに足を置くなど、いつでも停止できる準備と思いやりを持った運転を心がけたほうがいい。

構成/ino.

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