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積極的な投資家は?国内スタートアップの資金調達状況、昨年と比べて企業数は減ったものの調達額は増加

2020.08.10

今、世界的に猛威を振るう新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により、経済の影響も懸念されている。

そこでフォースタートアップスは緊急調査として、2019年と2020年における「国内スタートアップ資金調達額状況の比較」を行い、このような状況で「日本のスタートアップ企業への投資状況などにはどういった変化が起こっているのか」を調査した。

2019年と2020年におけるスタートアップ資金調達状況の比較

まずは、昨年の同時期と比較した際の資金調達に関連したデータ。1月から4月20日を対象期間として、資金調達を実施した企業数と総資金調達額を比較。2019年と2020年の1月から4月20日までに資金調達を実施した企業数は以下となる。

2020年に入ってからは、前年に比べて資金調達を実施する企業が全体的に減少している。新型コロナウイルスの影響が拡大する以前である1月、2月でも前年に比べて企業数は少ない傾向にあることがわかった。

次に、資金調達金額。企業数と同様に資金調達金額に関して比較した図が以下になる。

資金調達金額としては、前年に比べて3月に大幅に下がっていることがわかった。また、2019年1月から4月20日の総調達額1,662億円に比べて2020年1月から4月20日では総調達額1,430億円で、総調達額が232億円減少していることがわかる。

この減少は、2019年にJOLEDのINCJからの調達、LINE証券、Paypay、メルペイなどの親会社からの大型調達が含まれたことによって生まれた差によるものと考えられる。

上記を加味すると、新型コロナウイルスの影響はあるものの、現時点(4月20日時点)ではスタートアップにおける資金調達金額に大きな増減はなく、実態はまだあまり累が及んでいないものと考えられる。

2020年の投資件数からみる、積極的な投資家とは

投資件数において上位にある投資家の内訳は、2019年通年と比べて、大きな変動はなかった。

また、みずほキャピタル、SMBCベンチャーキャピタル、三菱UFJキャピタルなどの金融系VCが上位を占めている。このような状況下でも、積極的な投資家たちはスタートアップへの投資を継続していることがわかる。

世界では日本経済新聞によると、2020年1月から3月の期間において、世界のCVC投資額は前四半期比で13%減の340億ドルに留まった。

投資件数は1337件で、前四半期比19%減、前年同期比24%減。しかし、国際的に経済成長と投資が鈍化する中、希望を感じられるデータもある。現在のFortune 500に選出されている企業のうち、半数以上が不況や弱気市場で生まれたという。

また、2007年から2009年の不況期に、50社以上のユニコーン企業が創業されたという事実も。

革新的なサービスや製品を提供し、人々の暮らしを飛躍的に向上させる可能性を秘めている企業こそがスタートアップ。

今後の不況が予想される今だからこそ、スタートアップに対する支援を拡大しているVCと企業が多いといえるだろう。

調査概要

タイトル:「新型コロナウイルスの拡大による、スタートアップの資金調達への影響は?」

調査期間:2019年1月から4月20日、2020年1月から4月20日

構成/ino.

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