
医師1000人に聞いた「納豆に期待できる効果とは?」
テレビやネット記事で度々紹介される「納豆は体にいい説」は本当なのか? 今回そのものは、新型コロナウイルスの対応を最前線で行っている医師に「納豆」に関する調査を実施した。
まず、「納豆を食べることで期待できる効果のうち、評価するものはどれですか?(複数回答可)」と質問。納豆菌が関係している整腸作用や免疫力アップといったところに期待しているようだ。
次に「納豆を毎日食べた方がいいと思いますか?」と質問したところ、約9割の医師が『はい(89.6%)』と回答した。
では、毎日食べることを推奨されている納豆だが、納豆を食べるのに適した時間帯はあるのだろうか。
そこで、「納豆を食べるなら朝と夜どちらがおすすめですか?」と質問したところ、約7割の医師が『朝(69.5%)』と回答した。
朝or夜?それぞれどういった効果が期待できるの?
朝がおすすめ!
・腸が動くから(20代/女性/神奈川県)
・消化吸収がいいタイミングのため(40代/女性/東京都)
・1日を始めるのに適した豊富な栄養素を含有しているから(50代/男性/愛知県)
夜がおすすめ!
・ナットウキナーゼは就寝時に吸収しやすい(50代/男性/千葉県)
・睡眠中に血液がドロドロになりやすいのて、血栓予防には夜食べるほうが効果的(50代/女性/東京都)
・体内消化がゆっくりだから(50代/男性/広島県)
医師ならではの回答が寄せられた。自身の体の悩みや不調、食べやすい時間に合わせて食べるのがいいようだ。
最後に納豆を患者さんにすすめる理由は何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、『栄養価が高いため(赤ちゃんや食が細くなったシニアに)(60.1%)』と回答した方が最も多く、次いで『腸内環境を整えるため(免疫力アップ・便通改善)(40.2%)』『骨粗しょう症予防のため(34.4%)』『伝統的な発酵食品のため(34.2%)』『婦人系の悩みに効果的であるため(肌荒れ、ホルモンバランス)(13.6%)』と続いた。
偏りがちな食生活が引き起こす栄養バランスの調整や、免疫力アップ・便秘改善に期待できることから、納豆をすすめるようだ。やはり"納豆は体にいい"と昔から食べ伝えられてきた食べ物だからこそ、幅広い年代の方が安心して食べられるのかもしれない。
「納豆」に関する調査
調査期間:2020年4月9日(木)~ 2020年4月10日(金)
調査方法:インターネット調査
調査人数:1,032人
調査対象:医師
モニター提供元:ゼネラルリサーチ
構成/ino.
こちらの記事も読まれています