
シチズン時計は、時を愉しむためのウオッチブランド「CAMPANOLA(カンパノラ)」から、日本古来の色味である「焦香(こがれこう)」を文字盤に表現したグランドコンプリケーション「焦香-集(こがれこう-すだく)」とパーペチュアルカレンダー「焦香-移(こがれこう-うつろい)」の2モデルを数量限定で発売する。
発売日と限定数量は「焦香-集」が8月13日で250本、「焦香-移」が9月上旬で200本。価格は「焦香-集」が400,000円(税別)、「焦香-移」が380,000円(税別)。
本限定モデルは漆と金属粉を用いて、焦げた香色という意味をもつ古来色「焦香」を表現した独特の文字板カラーが特長。「焦香」はやや赤みを帯びた茶色で、茶色の漆を使用するのは「カンパノラ」初。淡い色合いの茶色の漆を塗り重ねることで、木目を思わせる色味や風合いを表現している。
グランドコンプリケーション「焦香-集」は、音で時刻を知らせる「ミニッツリピーター」、月の満ち欠けを表示する「ムーンフェイズ」、2100年2月28日まで、うるう年などの月末カレンダー修正を自動で行う「パーペチュアルカレンダー」、通常計測に加えて積算計測、スプリット計測が可能な「クロノグラフ」の4大複雑機構をクオーツウオッチで実現。
金属粉を混ぜた淡い茶色の漆を塗り重ねて磨き上げた木目のような文字盤に、マットゴールドカラーの五徳リングを組み合わせ、華やかでモダンな印象を演出している。
パーペチュアルカレンダー「焦香-移」は、2時位置の「未来ボタン」と4時位置の「過去ボタン」により、2000年を境にした前後100年分を自在に呼び出すことのできる独創的なパーペチュアルカレンダー機能を搭載。
文字盤はトーンの違うブラウンを組み合わせたコントラストが美しく、時の螺旋をイメージした200年カレンダーのスパイラル表示に合わせた年針は渦巻き星雲がモチーフとなっている。
構成/立原尚子