第2位は、奥出雲の和牛を使ったビーフカレー
ご当地レトルトカレー専門店「カレーランド」で実際に売れたベスト10(2020年6月時点)実食レポート。第2位は、常に上位にランクインしているという、島根県・奥出雲町の和牛を使ったビーフカレーです。
「カレーランド」の猪俣さん(最初は旦那さん)がハマって、ご当地レトルトカレーの世界に魅了されるきっかけとなった、島根県農業協同組合『奥出雲和牛カレー』、お値段650円(税込み)。猪俣さんコメントどうぞ。
「島根県の和牛の霜降り部分を使ったカレーです。
このカレーがなかったら『カレーランド』はなかったかもしれない……。
きっかけになったカレーです。
今までのカレーに近いのに、あきらかに違う。
この後の、ご当地カレーの世界の広さを教えてくれたカレーです」
ひとりの女性の人生を変えた、レトルトカレー界のレジェンド。遂に登場です。
見た目の美しさを求めちゃいない!?
この『奥出雲和牛カレー』は、奥出雲町ふるさと納税の返礼品にもなっていて、こんな紹介記事が寄せられている。
〝見た目の美味しさより、本当の美味しさにこだわり作りました。
食べにくいサイコロ肉より、食べやすく、でも食べたときしっかりお肉の美味しさと食べ応えがあるように和牛は薄切りに。
野菜もしっかりと味が染みるようにゴロッとカット。
まるで家のカレーを食べるような、ひとさじ食べたときホッとする和牛カレーを目指しました〟
(出展:ふるさとチョイス)
今時、見た目の美しさを求めちゃいないなんて。しかも、サイコロ肉を食べにくいとバッサリ切り捨てる心意気にメロメロです。
いやいや、十分に見た目美しいですから。もー、奥出雲の人は謙虚だなぁ。
じゃがいも、にんじん、玉ねぎ。そして、薄切り霜降り和牛。
肉と野菜が溶け込んだルーは、ぷるぷる。すべての旨味が凝縮。
【ごちそうさまです】島根県産〝唐辛子〟だったのか!
スパイスが香り立つ、深いチョコレート色のルー。これはうまそうだわ。で、一口。お、和牛の旨味たっぷり。白米にベストなバランスの味つけ。いい塩梅です。
薄切りスライスの和牛。しっかりと食感を残しつつ、しっとり。ルーと見事なまでに一体化してますね。お、ちょっとピリッと。隠し味に島根県産〝唐辛子〟が使われていて、これがいいアクセントになっています。
結論。この一皿で「カレーランド」が誕生したかと思うと、余計にうまく感じます。ごちそうさまでした、だんだん(奥出雲弁の「ありがとう」)。
箸休めは、キュウリの塩漬けなどさっぱり系がおすすめ。
【基本情報】
『奥出雲和牛カレー』650円(税込み)
https://curryland.theshop.jp/items/1254682
※当サイト掲載時点で売り切れの場合もあります。ご了承ください。
■協力/カレーランド
https://curryland.theshop.jp/
■文・撮影/堀田成敏(nh+)