
ニコンイメージングジャパンは、「ニコン Z マウント」を採用したフルサイズ(ニコンFXフォーマット)ミラーレスカメラ「ニコン Z 5」と本製品のキットレンズである、標準ズームレンズ「NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3」を8月下旬に発売する。価格はオープン。
「Z 5」は、「ニコン Z 7」(2018年9月発売)と「ニコン Z 6」(2018年11月発売)の高い表現力と信頼性を継承し、本格的な画づくりと高いコストパフォーマンスを両立した、フルサイズミラーレスカメラのベーシックモデル。
FXフォーマットセンサーならではの高画質と描写力により暗所での撮影や、NIKKOR Z レンズと組み合わせることでボケを活かした立体感のある撮影など、幅広いシーンで豊かな表現を実現。
また、ミラーレスカメラ用フルサイズフォーマット対応のズームレンズにおいて、最薄・最軽量の標準ズームレンズ「NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3」と合わせることで、さらに高い機動力を発揮。
「Z 5」は、フルサイズカメラを初めて使う人に最適なモデル。自分らしい表現を追求するクリエイターの創作活動をサポートできる。
ニコンFXフォーマットCMOSセンサーと画像処理エンジン「EXPEED 6」により最高常用感度 ISO 51200を実現し、高感度でも解像感を保ちながら効果的にノイズを低減。
シャッタースピード5.0段分の補正効果が得られるボディー内手ブレ補正(VR)や、画面の広範囲をカバーするフォーカスポイント273点のハイブリッドAFシステム、人物や犬と猫の撮影に便利な「瞳AF」「動物AF」など、高い性能に加えて様々な機能を搭載。
また、全20種類の「Creative Picture Control」を搭載し、写真や動画の印象を簡単に調整することができる。
さらに、高い光学性能を実現した多彩なNIKKOR Z レンズを組み合わせることで、「Z 5」の表現力を最大限に引き出し、映像表現の幅が拡がる。
また、高精細な4K UHD動画撮影や、インターバルタイマー撮影時のタイムラプス動画同時記録などの動画撮影機能を搭載。
さらに、NIKKOR Z レンズに搭載したコントロールリングを使えば、絞りや露出補正などの静かでスムーズな操作も可能だ。
容量がアップした新開発の「Li-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL15c」の採用や、電源ON時のUSB給電にも新たに対応したことで、屋外での撮影やタイムラプス動画撮影など長時間の撮影がしやすくなる。
ボディーの随所に効果的なシーリングを施し、高い防塵・防滴性能を実現。また、「Z シリーズ」の特長でもあるクリアーで自然な見えを実現した電子ビューファインダーや、タッチパネル採用のチルト式3.2型TFT液晶モニターにより直感的でスムーズな操作をサポートし、ユーザーの思いのままに創作活動に集中することができる。
「SnapBridge」アプリでスマートデバイスへの静止画・動画の転送や、リモート操作も可能だ。
構成/DIME編集部