
ワークフロー推進に必要な要素とは何か?
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大の影響で各社のテレワーク・リモートワーク化が進む中、エイトレッドは「ワークフロー(課題解決手段のシステム)」に対する認知度と関心度の把握を目的に調査を実施した。
調査の結果、「Q1. ワークフローとは何かご存知ですか。」(n=108)と質問したところ、「はい」と答えた会社員が74.1%と、多く会社員がワークフローについて認知していることが判明した。
Q1で「はい」と回答した人に「Q2. ワークフローについて他人に説明することはできると思いますか。」(n=80)と質問したところ、「できると思う」と答えた会社員が76.2%と、多くの会社員がワークフローについて一定程度理解があることがわかった。
また、Q1で「はい」と回答した方に「Q3. あなたがワークフローという言葉を聞いて思い浮かべるものを上位3つまで教えて下さい。」(n=80)と質問したところ、「業務プロセス」と答えた会社員が45.0%と、ワークフローについて認知している半数近くの会社員は、ワークフローを業務プロセスだと理解していることが判明した。
「Q4. あなたの周りでワークフロー構築や改善に関する業務を行っている人はいますか。」(n=108)と質問したところ、「いいえ」と答えた会社員が58.3%と、6割近くの会社員の周りに、ワークフロー構築や改善に関する業務を行っている人がいないことが判明した。
「Q5. 現在、リモートワーク・テレワーク推進にあたって各企業ではワークフロー改善が進められています。自身の業務効率化をするために、あなたはワークフローについて知りたいと思いますか。」(n=108)と質問したところ、「積極的に知りたい」「知りたい」と答えた会社員が69.4%と、約7割の会社員が自身の業務効率化のために、ワークフローについて興味・関心を持っていることがわかった。
最後に、「Q8. あなたがワークフローについて知りたい内容・興味のあることなどを自由に教えてください。」(n=75)と質問したところ、20代から60代まで幅広い年代からワークフローについての様々な意見が寄せられた。
<自由回答・一部抜粋>
・33歳:業務を効率的に行うためのツール
・52歳:ワークフローを整理し業務の標準化を進める際に、実効性を上げる上で重要なこと
・51歳:社内で各システムのワークフローを制御する仕組みやタイムスタンプなど
・67歳:電子化した方が良いかどうか、どのようなものはしない方が良いのかなどのわかりやすい説明
・29歳:電子印・電子サインの採用は可能か
・55歳:DXを絡めて顧客とのシームレスなリレーションのワークフローの構築
・58歳:申請や承認の誤発注や誤承認などの訂正・取消について(タイムラグや承認後の修正のやり方など)の詳しい内容
・48歳:知識の浸透とツールの効果的利用法
・48歳:テレワークやAIの導入等でこれから働く環境が著しく変化化していく中で効率の良い方法
今後さらに進んでいくであろうテレワーク・リモートワーク化に向けて、ワークフローに関するWebサイトを充実させることが、会社員のワークフローの理解拡大を進めるための急務といえる。
調査概要
調査期間:2020年4月10日
調査方法:インターネット調査
有効回答:従業員100人以上の東京にある企業で働く会社員108名
構成/ino.
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