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昨年総売上が前年比23%成長したオンライン音楽ストリーミング市場で、売り上げトップのサービスはどこ?

2020.07.28

今、勢いのあるサービスといえば「オンライン音楽ストリーミング」だろう。オンライン音楽ストリーミングの会員数は世界中で、2019年に前年比32%増加し3.58億人に達したとカウンターポイント社は発表している。

Spotifyは2019年の総売上が前年比23%成長し、引き続き市場をリード

この伸びはポッドキャストなどで独自コンテンツを提供していることによるものであり、それに興味を持ったユーザーがストリーミングプラットフォームに魅力を感じ、その後、有料会員になっている。さらに、新興国での料金値下げによるプロモーションや、キャリアの抱き合わせ販売が、成長を後押ししている。オンライン音楽ストリーミングは、2020年末までに前年比25%以上成長し、会員数は4.5億人を突破すると同社は予測している。

Spotifyは2019年にグローバル市場でトップの座を獲得し、売上で31%のシェア、有料会員数で35%のシェアを獲得。これに続き、Apple Musicは売上シェアで24%、有料会員数シェア19%を獲得している。AppleはApple Musicを含むサービス事業に注力していることもあり、会員数は2019年に前年比36%増加。また、Amazon Musicの会員数シェアは2019年に15%となり、2018年の10%から増加している。

グローバル規模のストリーミング企業が自社のプラットフォームを強力に売り込むなかで、地場の企業も健闘。これら地場企業は、地域による知名度と、各地域固有なコンテンツの提供とを武器にしている。例えばGaanaは依然インド第1位であり、Yandex Musicはロシアにおけるリーダーのポジションを獲得。アラブ世界で首位のAnghamiも同様だ。また、Tencent Music Groupは、QQ Music、Kugou、Kuwoといった再生プレイヤーアプリの貢献により、中国市場のリーダーのポジションを獲得している。

地場のストリーミング企業、グローバル企業のどちらも独自コンテンツ制作に注力。有料会員数を伸ばす上では往々にして独自コンテンツが必要となるため、ポッドキャスト企業を買収し、独自のチャンネルを作る動きは至る場所で起きている。

音楽ストリーミングの売上の8割以上は有料会員からであり、残りは広告や提携する端末やキャリア企業からの売上といった構成だ。その為、有料会員数を伸ばすことは音楽ストリーミングのプラットフォームを運営する各社にとって最優先課題となっている。

構成/ino.

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