
イケア・ジャパンは、肉を使わずに大人気のイケアのミートボールを再現した「プラントボール」を日本で10月に発売する。価格などの詳細は発売時に公表予定。
イケアは、サステナブルなフードを通じてビジネスを実現するという目標に基づき、イケアの象徴ともいえるミートボールを見つめ直し、多くのミートボールファンのために、よりサステナブルな選択肢を生み出した。
新商品のプラントボールは、肉の代わりに植物由来の原料を使用。黄エンドウ豆由来タンパク質、オーツ麦、ジャガイモ、タマネギ、リンゴでできているが、味や食感を妥協せず、見た目も味も肉にそっくりとのこと。
プラントボールのクライメートフットプリントはイケアの定番料理のミートボールのたった4%で、2030年までにクライメートポジティブを達成するためのステップに貢献。毎年10億個以上のミートボールが売れているが、もしミートボールの売り上げの約20%をプラントボールに替えることができたら、イケアの食品事業におけるクライメートフットプリントのおよそ 8%を削減できることになるという。
イケアレストランでは、プラントボールにマッシュポテト、リンゴンベリージャム、クリームソースを添えた、定番のメニューと同じ形式で、手ごろな価格で提供予定とのこと。また、スウェーデンフードマーケットでは冷凍のプラントボール(袋入り)を販売するとのことなので、自宅でも楽しむことができる。
関連情報
https://www.ikea.com/jp/ja/
構成/立原尚子
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