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女性の約8割が自覚あり!天気や気圧の変化で発症する「天気痛」って何?

2020.07.26

天気や気圧の変化を受けて、頭痛やめまいなどが発症する天気痛。このほど、気圧医学の第一人者である佐藤純医師監修のもと、ロート製薬株式会社、株式会社ウェザーニューズによる「天気痛」に関する意識調査が行われたので、その結果を紹介していきたい。

1日本人の約6割が天気痛の自覚あり、女性は約 8割が天気痛持ち

「あなたは天気痛を持っていますか?」と質問し、回答者に“はい”“持っている気がする”“いいえ”から選択してもらう調査が行われた。

全国16,482人から寄せられた回答を集計した結果、全体の約6割が“はい”もしくは“持っている気がする”と回答し、天気痛の自覚があることがわかった。性別で見てみると、女性の天気痛持ちの割合は約8割で、男性の天気痛持ちの割合を大幅に上回った。

また、都道府県ごとに見てみると、天気痛持ちの方の割合は島根県がトップの 66.7%だったほか、関東など東日本で多い傾向があった。

※この先2〜9の質問は、①で“はい”もしくは“持っている気がする”と回答した方(9,619人)を対象に行った。

2症状第1位は頭痛!天気痛持ちの半数以上、女性は約6割が頭痛の症状あり

天気痛を持っている、もしくは、持っている気がすると回答した方に「天気痛で一番の痛み・症状はどれですか?」と質問し、“眠気”“頭痛”“吐き気”“腰痛”“肩こり・首こり”“関節痛”“めまい”“むくみ”“だるい”“その他”から選択してもらう調査が行われた。

回答を集計した結果、天気痛の症状の半数以上が頭痛で、次に肩こり・首こり、関節痛が多くなった。性別、年代別に見てみると、天気痛持ちの女性の約6割が頭痛の症状があることがわかった。

一方、男性でも頭痛が最も多かったものの、腰痛と回答した方の割合は女性の約3倍で、性別によって天気痛の症状に異なる傾向が見られた。

また、年代別に見てみると、男性・女性共に若い世代ほど頭痛の症状が多く、年齢を重ねるほど肩こり・首こりや関節痛などの症状の割合が増加する傾向が見られる。60代男性では、頭痛を腰痛が上回り、年齢によって悩まされる症状に変化が生じてくることが判明した。

3発生頻度は平均週2日、約3割は週に3日以上症状あり

天気痛の症状はどのくらいの頻度で訪れるのか探るべく、「大体、週に何日くらい天気痛の痛み・症状がありますか?」と質問し、週1日〜毎日の中から選択してもらう調査が行われた。回答を集計した結果、天気痛の発症は平均週 2.2 日であることがわかった。

日数ごとの割合を見ると、1〜2日で治る方が多いものの、約3割の方が週に3日以上天気痛の症状に悩まされていることがわかる。

4予防方法第1位は「天気予報をチェック」で約半数が実践、「特に何もしていない」のトップは徳島県

天気痛の予防方法について、「普段、天気痛の予防はしていますか?」と質問し、該当する選択肢を複数選択で回答してもらう調査が行われた。

最も多かったのが、“天気予報をチェックする”という回答で、全体の約半数の方が実践していた。次いで“運動・ストレッチをしている”、“特に何もしていない”と回答した方が多く、天気痛の自覚がある方でも、4人に1人以上が何も予防をしていないことがわかった。

回答を都道府県ごとに見てみると、“特に何もしていない”と回答した方の割合が最も多かったのは徳島県で、次いで鳥取県、山口県、富山県、石川県と、西日本や北陸が多くなった。

天気痛ドクターの佐藤医師によると、天気痛は発症するタイミングを知ることが有効な予防法に繋がるため、天気予報や天気痛予報をチェックすることは予防に重要だと言う。

「天気痛の予防には予報のチェックの他にも、ストレッチや服薬など、いろいろなことをセットで行うのが有効です。何もしていなかったという方も、ぜひ予防を。」(佐藤医師)

5対策方法第1位は「薬を飲む」で約6割が実践、「ひたすら耐える」のトップは青森県

天気痛への対策方法について、「症状がひどい時の対策は?」と質問し、該当する選択肢を複数選択で回答してもらう調査が行われた。

集計の結果、“薬を飲む”という回答が最も多く、全体の約6割の方が実践していた。何かしら対策を取る方が多い一方で、約3割の方は痛くても“ひたすら耐える”と回答した。

都道府県ごとに見てみると、痛い時は薬に頼る方の割合が最も多かったのは徳島県で、次いで沖縄県、新潟県という結果に。徳島県は、予防は“特に何もしていない”と回答した方が全国で最も多かったため、発症してから薬を飲むという方が多いと言えそうだ。

一方で痛い時も我慢すると回答した方の割合が最も多かったのは青森県で、次いで香川県、長崎県となった。

佐藤医師によると、“横になる”や“ひたすら耐える”という対応は、ADL・QOL(生活活動度)を下げてしまうため、薬を飲むなどの積極的な行動がおすすめだと言う。

6 症状緩和策にかける費用は全国平均1,814円/月、トップは佐賀県で平均2,697円/月

天気痛の症状緩和のため毎月どのくらいの出費があるのか探るため、「天気痛の症状緩和のために、毎月どのくらいお金をかけていますか?」と質問し、“1,000円未満”“1,000円以上2,000円未満”“2,000 円以上3,000円未満”“3,000円以上4,000 円満”“5,000円以上”“お金をかけない”から選択してもらう調査が行われた。

お金をかけると回答した方を集計した結果、天気痛の症状緩和のための費用は全国平均で1,814円だった。都道府県別では、1位が佐賀県で 2,697円、次いで宮崎県が2,533円、和歌山県が2,528円、京都府が 2,337円、秋田県が2,238 円となった。一方、最も出費が少なかったのが高知県で1,000 円、次いで石川県で1,182円、青森県と山形県が1,250円、山口県が1,286 円となった。

東北日本海側や北陸で少ない傾向となり、これらの県では天気痛持ちの割合も少なく、そのことが出費の少なさにも関係していると考えられる。

7天気痛の半数以上が「我慢できない」と回答、5人に1人は学校・仕事を休むなど生活に支障あり

天気痛の症状の生活への影響度合いを探るため、「痛みが一番ひどい時はどのくらいですか?」と質問し、“痛いがガマンできる程度”“少し休む程度”“仕事・学校を半日休む程度”“仕事・学校を1日休む程度”から選択してもらう調査が行われた。

回答を集計した結果、天気痛持ちの5人に1人が“仕事・学校を半日休む程度”“仕事・学校を1日休む程度”と回答し、天気痛の症状が生活に支障をきたしていることが判明した。“少し休む程度”を含めると、半数以上の方が我慢できない痛みを感じていることがわかる。

性別、年代別に見てみると、女性の3人に1人は生活に支障のある症状を感じていた。また、天気痛の症状が最も仕事に支障をきたしているのは30代女性であることがわかった。

佐藤医師によると、20代後半〜30代がガンガンする頭痛のピークと言う。それ以降は症状が頭痛からめまいや立ちくらみ、眠気などに変化するに伴って、男女共に我慢できる割合が増加してくる。

佐藤医師によると、“少し休む程度”以上の痛みは医師への相談を検討した方が良いと言う。頭痛専門外来でも、極端な気象の増加に伴い、患者さんの数がここ2〜3年で急激に増えているとのこと。我慢できない痛みは一度お医者さんへの相談を検討することをおすすめする。

8天気痛は2人に1人が雨の日に発症、女性の約3割は曇りの日でも発症

天気痛が発症する気象条件を探るため「天気痛が起こるのはどんな日が多いですか?」と質問し、“雨の日”“曇りの日”“晴れの日”“あまり関係ない”から選択してもらう調査が行われた。

回答を集計した結果、約半数が雨の日に発症していることがわかった。性別で見てみると、男性は半数以上が雨の日に発症している一方で、女性は雨の日に迫るくらい曇りの日に発症する方がいることがわかる。

また、5人に1人はあまり関係ないと回答していた。ウェザーニューズ予報センターの天気痛予報担当によると、女性の方が気圧の変化に敏感な可能性が高く、低気圧本体の接近による気圧低下が始まる前から発生する微細な気圧変動が天気痛に寄与しているのではないかと言う。

女性の方が男性よりも微細な気圧変動を感じやすい傾向があるため、本格的な雨が降り出す前から発症する方が多く、一方、男性は女性よりも関節痛などの症状が多いため、雨による湿度上昇で関節痛が発生し、雨の日に症状を訴える方が多くなると考えられる。

9 一番気にしているのは「気圧」、約8割が症状に関係ありと認識

また、痛みを引き起こす気象要素について、「あなたの天気痛には何が一番関係していると思いますか?」と質問し、“天気”“気圧”“湿度”“気温”“風”から選択してもらう調査が行われた。

回答を集計した結果、約8割の方が“気圧”と回答し、気圧の変化によって発症する方が多いことがわかった。気圧に次いで多かったのが“天気”、“湿度”で、年代が上がるほど“湿度”と回答する人が増加した。

佐藤医師によると、自律神経が弱くなってくると、気温や湿度も発症に関係してくると言う。また、年齢を重ねるほど、天気痛の症状が頭痛から関節痛などへと変化していくのに伴い、痛みに繋がる気象要素も変化してくると考えられる。

10台風接近時は天気痛持ちの約9割が、天気痛持ちでなくても約1割が体の不調を経験

最後に、気圧が大きく変化する台風時の症状について「台風が接近する時に体の不調を感じたことがありますか?」と質問し、“ある”“多少ある”“ない”から選択してもらう調査が行われた。

回答を集計した結果、台風発生時は、天気痛持ちの方の約9割近くが不調を感じたことがある、ということがわかった。また、天気痛を持っていない方の中でも、約1割の方が台風時の不調を経験していた。

佐藤医師によると、台風の接近時は特に気圧の変化が大きいため、普段天気痛の症状がない方でも症状が出やすいと言う。

また、台風接近時に症状が出る方はいわゆる“天気痛予備軍”として、自律神経が弱まってくると、通常時でも症状が出てくる可能性がある。

都道府県ごとの傾向を見てみると、台風接近時に不調を感じたことがある方の割合は、台風の接近・上陸が多い太平洋側で多い傾向が見られた。台風接近・上陸の頻度が多いほど、大きな気圧低下にさらされる機会が多いため、不調を感じる方の割合も高くなったと考えられる。

■監修者紹介:佐藤純医師(天気痛ドクター)

医師/医学博士、愛知医科大学痛みセンター客員教授、中部大学生命健康科学部教授、パスカル・ユニバース(株)CEO
気象変化と慢性疼痛、自律神経の関係が専門
愛知医科大学病院 痛みセンターにて 2005年より天気痛・気象病外来を開設
気圧医学の第一人者、日本疼痛学会理事、日本運動器疼痛学会理事、日本生気象学会理事などを歴任
天気痛ドクターとしてTV、雑誌等マスコミで活躍中、著書多数

出典元:ロート製薬株式会社、株式会社ウェザーニューズ

構成/こじへい

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