人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

ノイキャン付き完全ワイヤレスイヤホンで9880円!Mpow Japan「X3 ANC」は電車内でどのくらい清音効果がある?

2020.07.28

■連載/ゴン川野のPC Audio Lab

アクティブノイズキャンセリング機能搭載で9880円

ワイヤレスヘッドホン&イヤホンの普及によって注目度を上げている機能が、ANCである。アクティブノイズキャンセリング機能、すなわち吸音材などを使って消音するパッシブ型ではなく、ノイズと逆相信号を作ってぶつけることでノイズを抑え込むアクティブ型のノイキャン機能を意味する。

元々はBoseがパイロット用に開発した機能で、最近ではAppleとSONYが高性能モデルを発売している。ANCの原理はシンプルなのだが、実際の機能としては各メーカーで効果に差があり、さらに高額モデルほどノイキャンの効きがいいので、コストと技術力が必要な機能と言える。ここに実勢価格約9880円(税込)で参入してきたのが、中国深センのPatozonグループのオーディオブランドMpowである。このハイコスパモデル「X3 ANC」の音質とノイキャンの実力を検証した。

徹底した日本語化でビギナーに優しい

ハイコスパな中華モデルのイヤホンの説明書は、日本語版がなく英語表示のみとか、機械翻訳したような怪しい日本語で意味不明な部分多発などの日本語化問題が発生することがある。「X3 ANC」はキチンと日本語化され、クイック操作ガイドも添付され、保証書も含めて完璧に日本語になっている。もちろん、

イヤーチップも2種類の素材で3サイズと2サイズが付属、U1万円とは思えない充実した付属品である。充電用のUSB-Cケーブルも付く。ケースはマグネットでイヤホンを固定するタイプで、充電時間は約2時間、連続再生時間は6時間、ANC/OFFで7時間である。

パッケージも日本専用に高級感のあるものに作り直されている

説明書、クイック操作ガイド、保証書など全て見やすい日本語表示

イヤーチップはハードタイプとソフトタイプの2種類が付属する

充電ケースに収納することで自動的に充電開始。ケース併用で24時間再生できる

ANCの効果を実感、低音の量感がてんこ盛り!

U1万円の製品なのでANCには期待していなかったが、これが意外に効果がある。音楽を再生せずにタッチスイッチでANCをONにするとスーッと暗騒音レベルが下がるのが分かる。室内であればエアコンや扇風機の音が静かになる。屋外では、実際にJR中央線で使ってみると車内の騒音を完全に抑えることはできないが、列車の走行音などの重低音のノイズがかなり軽減された。地下鉄でも同様の効果が感じられた。本機より高価なANCイヤホンでも、ここまでノイズ低減効果がない機種もあり、U1万円でこの性能は買いである。ANC特有のサーッという高域のノイズも気にならず、音楽を聞かずにノイズ低減のためだけにも使える。

ANC/ONの状態で音楽を再生すると、ブリッとした量感ある低音に驚く。中低域寄りのバランスで、高域は尖ったところがなく聞きやすい。対応コーデックはSBCとAACでクッキリした音を聞かせてくれるが、女性ボーカルはややザラザラした質感になる。帯域のバランスは音楽プレーヤーかスマホのイコライザー機能で調整すれば、好みの音に追い込めるだろう。

U1万円のANC搭載モデルとしては満足できる性能で、操作性もいい。弱点は外音取り込み機能がないことだが、ANCは2秒ぐらいでON/OFFできるので実用上の問題は感じられなかった。ANCに興味がある人にオススメの入門機である。このノイズ低減効果に満足できない人は2万円以上するANC搭載モデル、SONY「WF-1000XM3」かApple「AirPods Pro」を選べば間違いない。

アンテナ部分が長いタイプのデザイン

先端部分に充電端子が埋め込まれている

写真・文/ゴン川野

新型コロナウイルス対策、在宅ライフを改善するヒントはこちら

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2020年7月16日(木) 発売

DIME最新号の特別付録はミクロの世界を楽しめる「90倍スマホ顕微鏡」!特集は「家ナカ オフィス改造計画」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。