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暑い夏でもマスク着用の意識はかなり高い?3人に1人以上が「外で運動中も着用する」

2020.07.24

これからの季節、気を付けたい熱中症。特にコロナ禍の今年は、外出時にマスクの着用をする機会が多くなると考えられるため、なおさら注意が必要だ。

そんな「熱中症」に関する意識・実態調査がこのほど、株式会社タニタにより、全国の15歳-69歳の男女1,000名を対象として実施されたので、その結果を紹介していきたい。

新型コロナウイルスの感染症予防対策下の熱中症意識

■熱中症を意識するシーンの上位として、屋外での活動が並ぶも昨年より減少傾向

全国の15-69歳の男女1000人に対して、熱中症を意識するのはどのようなときか尋ねる調査が行われたところ、「屋外でスポーツ・運動をしているとき」が38.2%で最も高く、次いで「屋外のイベント(フェスなど)に参加しているとき」が28.0%となった。

昨年に引き続き、屋外での活動中に熱中症を意識することが多いことがわかった。一方で、2019年と比べて、「屋外(公園、遊園地、プール、海など)で遊んでいるとき」は-10.7ポイント、「屋外でスポーツ・運動をしているとき」は-8.3ポイント、「屋外のイベント(フェスなど)に参加しているとき」は-7.1ポイントになるなど屋外での活動中に熱中症を意識する割合は減少した。

また、「通勤・通学のとき」は+7.2ポイント、「職場・学校にいるとき」は+5.3 ポイント、「仕事で外出しているとき」は+4.2 ポイントになるなど日常で自宅外にいる際に熱中症を意識する割合が増加した。

「特になし」と答えた割合は5.9ポイント増加した19.5%で5人に1人に上る。新しい生活様式の下、炎天下で長時間過ごす機会が減ったことが影響と考えられる。実際には熱中症の約4割は屋内で起きており、屋外にいる時間が減ったからといって気を抜かずに熱中症対策をする必要がある。

次に、熱中症を意識することがある人(805人)を対象に、熱中症を意識するようになったきっかけについて尋ねる調査が行われたところ、「昨年の夏が酷暑だった」(41.5%)が最も高く、次いで「熱中症に関するニュースを見た」(40.7%)、「熱中症に関する注意を呼びかけられた」(25.8%)、「新しい生活様式での熱中症が話題になっていた」(23.7%)となった。実際の酷暑の体験とともに、周りからの情報や呼びかけにより熱中症を意識するようになっていることがわかった。

マスクをつける生活の中での熱中症意識

■暑くなる夏、マスク着用の意向は?

新型コロナウイルスの感染予防としてマスクの着用が生活の一部となっている。「夏になってもマスクの着用を続けようと思うか」と尋ねる調査が行われたところ、「非常にそう思う」(26.8%)、「ややそう思う」(48.2)%で、「そう思う(計)」は 75.0%と多くの人が夏場もマスクの着用を続ける意向であることがわかった。

さらに、状況別にマスクを着用しようと思うか尋ねる調査が行われたところ、「非常にそう思う」、「ややそう思う」の合計で「猛暑日」の場合は60.7%、屋外で人と十分な距離が確保できる場合は56.8%で、約6割となった。

「夏に外で運動(ウオーキング・ジョギングなど)をする際」については 42.4%となり、体温が上がる運動の最中でもマスクを着用しようと思う人は3人に1人を大きく上回ることが分かった。

今年5月に環境省と厚生労働省が示した「令和2年度の熱中症予防行動の留意点について」では、夏期の気温・湿度が高い中でマスクを着用すると、熱中症のリスクが高くなるおそれがあるため、適宜マスクをはずすことが熱中症予防のポイントとして挙げられている。

「新しい生活様式」では「適宜マスクをはずすこと」が熱中症予防のポイントの 1 つになっていることを知っているか尋ねる調査が行われたところ、「知っていた」は54.2%、「知らなかった」は45.8%で拮抗する結果となった。

外出が減る中、自宅での熱中症対策

■「室内温度を 28℃以下に保つようにしようと思う」人は7割弱

新型コロナウイルスへの感染予防として、外出を控える人が増えている。自宅で過ごす時間が増える中、屋内での熱中症対策に関する調査が行われた。

「室内温度を 28℃以下に保つようにしようと思うか」と尋ねる調査が行われたところ、「非常にそう思う」18.9%、「ややそう思う」48.5%で「そう思う(計)」は 67.4%となった。多くの人が室内温度を28℃以下に保とうと考える一方、3割強の人はそれ以上の温度にするか、あまり意識していないという結果になった。

厚生労働省が今年5月に示した新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」では「換気」が推奨されている。そこで、「夏にエアコンをつけていてもこまめに換気しようと思うか」について尋ねる調査が行われたところ、「そう思う(計)」は70.8%で、多くの人が換気をしようと考えていることがわかった。

エアコンの性能によっては、設定温度と実際の室内温度に差が出る場合が考えられる。身の回りの温度をしっかりとチェックして、新型コロナウイルスの感染予防と熱中症対策を両立する必要があると言えそうだ。

さらに、6月以降も在宅勤務をすると答えた人(333 人)を対象に、「在宅勤務の際は、電気代の節約のためエアコンの利用を極力控えたいと思うか」尋ねる調査が行われたところ、「非常にそう思う」(13.5%)、「ややそう思う」(40.8%)で、「そう思う(計)」は半数を超えた。

熱中症の予防には、エアコンを利用するなどして、温度計で室温を正しく測定し、「28℃」を目安に適切な室温となるようにすることがポイントとされている。「水分をこまめにとる」、「涼しい服装をこころがける」などの行動や衣服の工夫とともに、エアコンを使用して室内温度を適切に保つことにも意識を向けて、熱中症予防をする必要がありそうだ。

実施する熱中症対策

■約7割は「テレビの天気予報」で熱中症の危険度を判断

実際に行う熱中症対策について尋ねる調査が実施された。

どのような情報から熱中症の危険度を判断しているか尋ねる調査が行われたところ、「テレビの天気予報」が70.4%と最も高くなった。次いで「天気予報サイト(アプリ含む)(ウェザーニュース、日本気象協会 tenki.jp など)」(22.4%)、「ポータルサイトの天気情報(アプリ含む)」(18.5%)の順となっている。

昨年と同様に、「テレビの天気予報」を情報源としている人が多数を占めたが、その割合は2019年に比べ8.6ポイント減少している。

また、「特になし」と答えた人の割合は、2019 年が10.3%、2020年が14.5%と、熱中症に関する危険度を判断する情報を特に入手していない人の割合がわずかに増加した。熱中症の約4割は屋内で発生しているだけに、外出が減っている場合でも安心せずに熱中症に関する情報を入手するように努める必要があるといえる。

熱中症にならないために気にしているものを「屋内にいるとき」「屋外にいるとき」別に尋ねる調査が行われたところ、「気温」が屋内で63.0%、屋外で65.3%といずれの場合も最も高くなった。

屋外にいるときについては、このほかに「日差し」(51.8%)、「天気」(50.1%)を回答した割合が高いことがわかった。熱中症の発症には、暑さの4要因(気温・湿度・風・日差し)が影響しているが、すべてを反映した「暑さ指数(WBGT)」を気にしている人は8.0%と少ないことがわかった。

■暑い時期に熱中症対策を行わない人は約3割

暑い時期に熱中症対策を行っているか尋ねる調査が行われたところ、30.5%の人が「していない」と答え、3割の人は熱中症対策を行っていないことがわかった。

男女年代別に見ると、「していない」と答えた割合は、女性が、50代・16.9%、60代・20.5%と全体を下回り、対策をしている割合が多い一方、男性が、50代・36.1%、60 代・32.5%と全体を上回り、対策をしていない割合が多いことが明らかになった。

高齢になるほど、暑さやのどの渇きを感じにくくなり、熱中症になりやすい傾向があるため十分な対策が必要とされている。

■6割強は「肥満だと熱中症になりやすい」ことを知らず

熱中症対策を行っている人(695 人)に対して、どのような対策を行っているか尋ねる調査が実施されたところ、「水分をこまめにとる」が79.1%と最も高くなった。

次いで「扇風機・エアコンを使用」(54.5%)、「涼しい服装をこころがける」(54.0%)となった。2019年と比べると、「帽子を着用」が46.6%から38.0%へ 8.6ポイント減少、「水分をこまめにとる」が
85.7から79.1%へ6.6ポイント減少した。

このほかにも、「冷却グッズ(冷却タオル、冷却スプレーなど)を使用」が33.5%から28.9%に、「暑いときはこまめに休憩をとる」が38.6%から34.0%に減少するなど、屋外での活動や運動時の熱中症を意識した対策の多くで減少傾向がみられた。

一方、「睡眠をしっかり取る」、「食事に気をつける(3食欠かさない、栄養バランスなど)」「アルコールを飲みすぎないようにする」など体調の管理に気をつける人の割合は昨年とほぼ同等だった。

熱中症は睡眠不足や疲れがたまっているとき、風邪や病気などで体温調節機能が十分に働かない場合にかかりやすいため、体調を整えて、健康管理をしておくことも熱中症対策になる。

さらに、「肥満だと熱中症になりやすいことを知っているか」について尋ねる調査が行われたところ、63.6%が「知らなかった」と答え、十分に認知されていないことがわかった。

脂肪が多い場合、からだの熱を逃がしにくくなる。また、大きなからだを動かすのにエネルギーを生み出すため多くの熱が発生する。

その結果、熱中症になるリスクが高まる。新型コロナウイルスの感染症予防を意識した生活で、外出などの活動が減り、体重増加などの 2 次的な健康被害が懸念されている。今後は熱中症対策と新型コロナウイルス感染予防との両面から健康づくりや体調管理にこころがける必要がありそうだ。

※タニタ調べ

【調査概要】
調査タイトル:熱中症に関する意識・実態調査 2020
調査対 象:全国の15歳-69歳の男女
調査期 間:2020年6月5日-6月8日
調査方 法:インターネット調査
有効回答数:1,000サンプル

出典元:株式会社タニタ

構成/こじへい

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