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現実世界で魔法を使う疑似体験!MRデバイスのMagic Leap1を使った謎解きアトラクション「code name: WIZARD」のワクワク度

2020.07.24

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

小空間で楽しめる新たなスタイルのアトラクション

KAKUSIN(カクシン)が開発を進めている「code name: WIZARD」は、最新のMRデバイス「Magic Leap 1」を装着して楽しむ謎解きアトラクション。現在、クラウドファンディングにて、支援者を募集しており、支援者には体験チケット、オリジナルグッズのリターンがある。

MR(Mixed Reality=複合現実)とは、現実世界に2D/3Dグラフィックスを重ね合わせた独自の空間演出。仮想空間に没入するVR(Virtual Reality=仮想現実)と異なり、現実空間と組み合わせ、空間に2Dや3Dの映像が浮かび上がったり、プロジェクションやIoTセンサーを組み合わせたりと、現実世界と仮想世界を「複合」させることができる。

「MRはAR(Augmented Reality=拡張現実)の延長線上だと思っていて、よりインタラクティブに遊べるところが魅力。VRとは全く違った価値が出せる、リアルとバーチャルのはざまのような体験ができる」(カクシン エグゼクティブディレクター 徳原大和さん)

「code name: WIZARD」のテーマは『もし現実世界で魔法を使えたら』。魔法×スチームパンク=マジックパンクという世界観で、契約を交わすことで普通の人間でありながら魔法を使える“ストライダー”となり、人間世界と魔法世界を行き来しながら、魔法世界のさまざまな調査を行うというストーリー。

エピソード1~9を予定しており、支援者が体験できるのは、物語の前日譚となるエピソード0。2人で協力してプレーするスタイルで、デバイスをつけても、自分たちが今いる現実の場所で体験できるので、2人で協力しながら謎を解いていくことが可能。エピソード0は謎解きの難易度も低いが、エピソードが進むにつれて難易度もアップ、今後は4人同時プレーも検討しているという。

カクシンは社員の8割以上がクリエイターで、MR、AR、VRなどXR系のテクノロジーも含めた多様な領域のプロフェッショナルが集まっており、すべてが内製できるというのが強み。「code name: WIZARD」はストーリー、世界観の設計、楽曲、キャラクターデザインにいたるまで100%自社で製作を行っており、コンテンツとしてさらに育てていきたいと意気込む。

今後の展開としては、コンテンツの特性上、アミューズメントパークやテーマパークと親和性があるため、1~9の全エピソードを1か所で提供する形や、1日から長期開催までキャラバン形式での提供も検討している。ミニマムな小スペースで展開が可能というのも強みで、ホテルの空室や、カラオケ店、商業施設の空きテナント等での、エンタメを活用した集客+αの事業展開も視野に入れている。ちなみに、クラウドファンディングの体験会場もカクシンの都内開発拠点内の一画を使用する。

「クラウドファンディングは体験だけでなく、開発にフィードバックして磨きをかけ、エピソード1以降に反映させたいというのが主な目的。それにより今後設計の見直し、キャストの関わりなども検証しながらビジネスモデルを定めていきたいと考えている。

収益モデルとしてはパートナーとの相談という部分もあるが、施設をお借りして双方で売り上げをシェアするケースや、コンテンツを丸ごと購入していただくケース、ベースのMR設計は弊社で提供して、コンテンツ会社とのコラボレーションなどのケースも考えられると思う。MRの可能性を模索しながら、さまざまなビジネスモデルを考えていきたい」(広報部 マネージャー 佐藤有紀さん)

【AJの読み】MRでよりリアルにファンタジーを楽しむ

「code name: WIZARD」エピソード0は魔法を使うための契約の儀式を行い、6体のティッキーという妖精を捕まえることで儀式が成立する。儀式を無事に終えれば、魔法使いの見習い=ストライダーとなり、「マジックリサーチャー」(Magic Leap 1)と「マジカルリング」を装着すると人間でありながら魔法が使えるようになって、Xカンパニー認定の調査員になるという設定。

魔法使いの部屋に入る前にナビゲーターが登場。キャストによる臨場感のある演出で、体験の流れや注意事項などのレクチャーが行われる。

キャストにサポートしてもらい、魔法エネルギーを可視化できる「マジックサーチャー」(Magic Leap 1)のゴーグルとショルダーPCを装着する。さほど重くないので動き回るのにも問題なさそう。マジックサーチャーを装着すると、見た目は窃盗団のボスという風情(笑)になるのはご愛敬。

魔法世界の物質に触れたり、意思疎通をする重要なアイテム「マジカルリング」を装着。指輪に意識を集中!やった!青色の魔法が使えるようになった!デバイスを通した光景では、リングから青い魔法が発しているのが見える。装着が完了したら「魔法使いの部屋」へ。

デバイスを通すと部屋のあちらこちらにカラフルな映像が見えて、プレイヤー目線では下記のようなファンタジックな光景が広がる。

物語の発端となる魔導書には、プロジェクションマッピングや振動を併用した演出に。

魔導書から逃げ出した6体の妖精をすべて捕まえるのがミッション。書棚やチェスト、キャンドルなどに隠れている妖精を見つけ出し、かごに閉じ込める。妖精も難易度が分かれており、簡単に捕まる子もいれば、プレイヤー同士で協力しないと捕まらない子も。エピソード0はいわば「お試し版」なので、謎解き自体は簡単にクリアできる。キャストのプレショーから体験までトータルの所要時間は15~20分程度。

VRは否応なしに仮想世界に入り込むので、臨場感はあるものの明らかに別世界という感覚だが、MRは今自分がいる場所にエンタメ要素が加わる世界なので、より現実に近い感覚になり、「現実世界で魔法が使えたら」という「code name: WIZARD」のテーマにぴったり。

儀式は無事終了したので、エピソード1以降でぜひとも魔法を駆使したい!

© 2020 KAKUSIN

文/阿部純子

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