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情報収集のプロが伝授!コロナ禍でのビジネスパーソンは「一次情報」「直接本人に聞く」の直接的情報が大事

2020.07.24

コロナ禍で人と直接会う機会が減り、情報が入ってくるルートが変化した。緊急事態宣言が発令されていた時期、優秀なビジネスパーソンたちは、どのように情報収集を行ったのか?

今回は、社員研修・コーチングを行う株式会社プロセスバンク代表取締役で、情報活用や情報取集に詳しい得田裕介さんに話を聞いた。

【取材協力】
得田 裕介さん
早稲田大学法学部卒 株式会社プロセスバンク代表取締役
全く新しい「情報×思考プロセスの情報活用術」メソッドを確立。これは、今まで20年以上、コンサルタントとして培った経験を元に独自で確立した「思考プロセス」のメソッド。現在、このメソッドを元に研修、ビジネスコーチング等を提供。さらには、学習塾を経営して子供の教育にも取り組んでいる。
思考からの組織変革に取り組みをはじめ、現在まで研修・コンサルティングした企業は、100社以上。受講者数は5,000人を超える。
問題解決&意思決定をベースにし、戦略策定やプロジェクトマネジメント、ロジカルシンキング、課題設定、リスク分析など知識と経験は、多岐にわたる。また、講師養成プログラム(Train-The-Trainer) を実施する等、確立されたティーチングメソッドを持つ。
http://processbank.co.jp/

コロナ禍で情報収集はどう変化?

コロナ禍により、ビジネスや業界に関する情報がいつもより入ってきにくくなっているといわれている。現在、コーチングや研修などの経験を活かし、学習塾を運営する得田さん。コロナ禍により、情報収集にどのような変化があったのだろうか?

「私は人脈での情報収集を最も重要視しています。どういう人脈かというと、第一にお客様。第二に同業他社。同業他社からの情報は非常に入りにくくなったという感覚はあります。どの企業もいいことしか言おうとしません。赤裸々な事情、ビジネスの参考になる自らの戦略を変更するほどの情報は入りにくくなりました。

しかし、お客様からの情報はちょっと違います。赤裸々に語ってくれるようになりました。私は今、学習塾を新規事業として経営しているため、お客様はご両親と生徒です。生徒の状況、親の心配事などを情報共有してくれるようになりました。これは先生として、経営者として、どうすべきかということを考えさせられる貴重な情報源となりました。コロナ禍となって、むしろ、具体的かつ詳細に知ることとなりました」

自粛中はLINEとZOOMで情報収集

外出自粛の中、情報はどのように得ていたのだろうか?

「筆頭がお客様とのLINEです。ご両親と生徒。そして、生徒とのZOOMです。LINEでは、最も正確な心情までの情報をいただけました。会話をするよりも本音を語りやすいのだろうと感じました。

ZOOMはカメラなしで、音声だけのほうが話してくれやすかったように思います。生徒は思春期でもありますので、たいてい恥ずかしがり屋ですから、とにかく会話ができればいい、という気持ちで行いました」

ビジネスの情報収集は「一次情報」「直接本人に聞く」を重視

得田さんは、ビジネスにおける情報収集の際、どのようなことに注意し、重きを置いているのか。

「とにかく生情報、つまり一次情報をとることです。直接、本人に聞くことです。ネットの情報や雑誌の情報などは、自分のオペレーション、戦略を変えるほどの具体性はありません。それに、雑誌などの情報は、大企業の大物の方々の意見、情報などばかりで、私のような小さな地域密着の事業には当てはまりません。雑誌やネットに出ている情報ばかりに目を向けて、すごいな、なんて感心していると足元をすくわれます。

常に目の前の、『私のお客様』を見なければなりません。同じ学習塾でも、地域が違えば、ターゲットが違えば、やることはまったく異なります。自分のオリジナリティを出す戦略とオペレーションを、常に創造していかなければならないと考えています」

ポイントは情報に振り回されないこと

ビジネスにおける情報収集は、やり出すとキリがないものだ。より効率的に行うにはどうすればいいか?

「むやみに、あれやこれやと情報収集して、情報に振り回されないことがポイントだと考えます。同業他社の情報なども、どこまで信頼性があるかわかりません。ましてや本や雑誌などでありふれた一般論的な情報に傾倒するのも危険です。先にも触れましたが、本や雑誌は、大衆向けに語られた大きな情報ですから、自分の目の前の事業とは同一視しないほうがいいと思います。とにかく、目の前の自分のお客様に対峙して、自分のお客様の状況がどうなのか、何を求めているのか、何が課題なのかを把握するための情報を収集することが肝だと思います」

コロナ禍の中、ビジネスにおける情報収集のヒントが得られた。さまざまな情報が飛び交う今の時代だからこそ、コロナ禍だからこそ、“直接情報を取りに行く”ということが重要なのかもしれない。

取材・文/石原亜香利

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