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ブログやメルマガ配信、人とのコミュニケーション...これからのビジネスに「アウトプット力」が必要な理由

2020.07.25

近年、ビジネス関連では「アウトプット」が注目を集めている。アウトプット力をつけておくことは、今の時代において有効といえそうだ。今回は、アウトプットのノウハウ、コツをアウトプットに詳しい識者に聞いた。

【取材協力】
アウトプットディレクター 柳川 昂輝さん
約700名を超える個人ビジネスのサポート実績。関わってきた業種は多岐にわたる。 現在はビジネスパーソンに向けて「アウトプットする力」を身につけられる個人セッションを行う。 10000人以上が読む「他人や組織に依存せずに自分の名前で食べていけるアウトプット 講座」をブログ・メルマガで無料配信中。
ブログ:http://ameblo.jp/kouki-11-13-183
メルマガ:https://peraichi.com/landing_pages/view/zcdi7

アウトプットの種類

今回、話を聞かせてくれたのは、アウトプットディレクターの柳川昂輝さんだ。「アウトプットする力」を身につけられる個人セッションをビジネスパーソン向けに行っている。

柳川さんは普段、どんなアウトプットを実践しているのだろうか?

「『ブログやメルマガを日々書いて』います。 個人の方が他人や組織に依存しなくても自分の力で食べていくことができるように、 主にビジネスのこと、とくにアウトプットする力を中心に伝えています。

また『人に直接伝える』ことがアウトプット力を磨く方法として最も効果的だと考えているため、 日々インプットしたことをすぐに家族、知人、お客さんなどにアウトプットしています。

日常の中で少しでも気づきや発見があったもの、アイデアはすぐ、『ノートやスマホのメモアプリにメモ』するようにしています。気づけばメモアプリに書き溜めたものが2,000を超えていました」

アウトプットのメリットとコツ

柳川さんが行っているアウトプットそれぞれについて、メリットとコツを教えてもらった。

1.ブログやメルマガでのアウトプット

●メリット・効果

・お客さんが向こうから来てくれる

「Webを活用することによって、国内外の全国各地からお客さんが来てくれるようになっています。売り込みをしなくても売れるようになりました。ブログやメルマガなど、自分がアウトプットしていくメディアを育てていくことは、『畑を育てるようなもの』と考えています。愛情を込めて土を耕し、種を植えて、水をやり、雑草を抜き、季節ごとに育て方を変えながら、愛情を込めて育てていくことで、とても美味しく立派な野菜が育つ。今日、明日、種を植えたからといって1ヶ月後にいきなり収穫することはできないのと同じで、自分がアウトプットしていくメディアも始めたからといってすぐにお客さんが来てくれるようになるなどの、結果が出ることはないですが、一度畑を育てられると、どんな世の中になってもそこで自給自足ができる資産を持つことができます。

それによって、愛情を込めて育てた自分のメディアからお客さんとの信頼関係や、自分や自分のサービスの魅力、価値が育ち、必要なタイミングで必要な分だけ、利益(収穫)を取ることができるようになります」

●アウトプットするときのコツ

・意図と目的をしっかり持つ

「美味しい野菜を育てる農家さんは『なぜ、この土を使っているのか? なぜこの肥料を使っているのか? この野菜はどのようにすれば美味しく育つのか?』などちゃんと説明できるということを聞いたことがあるのですが、ブログやメルマガも同様に、意図と目的をしっかりと持ってアウトプットしていくことが大切だと考えています。ブログであれば、『そもそもなぜ、ブログを使うのか? ブログでどんなことをしたいのか? ブログを読んでくれた人にどんな行動をとってもらうのか?』等です」

・今の自分にしか書けないことを届ける

「書く内容については、どうしても『価値ある情報を届けよう』と考えがちですが、これだけ情報過多な時代に、知識やノウハウを発信したところで、そんなに価値は感じてもらえません。 それよりも、自分だから発信できること、自分にしか書けないことを届けることが大切だと思っています。例えば、自分の成功体験や知識提供よりも、これから実現していく『過程』でのリアルタイムな発信をしていくほうが、単純に読み物として面白いと思います。『どんなことを考えて、どんなことに取り組んでいて、どんな壁にぶち当たったのか、それをどんなことをして乗り越えたのか?』自分が今、実際に体現していることを発信することが『その人からしか得られないもの』として、 読んでいる人にも楽しんでもらえるのだと感じています」

・「文章を話す」イメージで書く

「文章を書くのに慣れていない場合は、『文章を話す」というようなイメージで、正しい文章を書こうとはせずに、自分の言葉で、まるで話しているように言葉をつづっていくと、ただの文字だけの文章から、まるで本人と会話をしているかのように、人柄や声が聞こえてくるような自然で読みやすい文章が書けるようになってくると感じています」

2.人に直接伝えるアウトプット

●メリット・効果

・圧倒的に成長できる

「知識を学んだり、技術を磨いたりしたい人は、誰かに『教わる』ことよりも、誰かに『教 える」ことを積極的に取り組んでもらいたいです。 なぜなら人は『教わるよりも教える』ほうが圧倒的に成長できるからです。 教えるって、やってみるとけっこう大変です。相手にちゃんと伝わっているか気にしなきゃいけないですし、相手に伝えるために教える内容を自分の中に落とし込めていないといけないからです。

僕もビジネスを始めた頃は、セミナーに行ったり、 本を読んだり、人から直接学んだりと学ぶための行動ばかりをしていました。でも、それで自分の現状が変わることはありませんでした。だからこそ、視点を今までとは逆転させて、自分が身につけていきたいことを学ぶのではなく、教え始めようと考えました。勉強でも、スポーツでも、会社員時代の仕事でも、人に教えているときが一番成長できた経験があったためです。そこからだんだんと結果も出せるようになり、自分の現状が大きく変わっていきました。 この原体験がインプットではなくアウトプットの大切さを伝えているきっかけになっています」

・すぐに反応をもらえる

「すぐに相手からの反応をもらえることも大きなメリットです。 多くの人が自分のことを発信していくのに、まず取りかかるのがWebを使ったオンライン上でのアウトプットです。でも、先ほどの畑の例えでもお伝えしたように、オンライン上だとなかなかすぐに反応が返ってこないこともあり、自分のアウトプットがちゃんと相手に伝わっているのか改善ができないのです。 それが直接、人に伝えることで、相手の反応をしっかりと知ることもできる、まさに即時フィードバックが得られてアウトプットの質をどんどん上げていくことができるようになります」

●アウトプットするときのコツ

・「伝わっているか」まで意識する

「伝えたつもりではなく、伝わっているかまで意識することが大切です。 とくにビジネスだと、そもそも売り手と買い手の感覚は違います。売り手側のこちらはちゃんと伝えたつもりでも、お客さんには伝わっていないということが起こってきます。客観的に相手の目線に立って『伝わる』言葉の表現を意識することが大切で す」

・たとえ話を練習する

「たとえ話を練習することもアウトプットのコツです。比喩的表現とも言いま すが、例えば、ビジネスのことを話すのに、女性の方を相手に伝えるのであれば『恋愛や料理』に例えて伝えてみたり、男性であれば『スポーツ』に例えてみたり、子どもであれば『ゲー ムや漫画』に例えてみたりするなど、 『たとえ話』は、 相手が頭の中でがわかるもので、具体的にイメージがしやすいので、圧倒的に伝わりやすくなります」

3.メモにアイデアや気づきなどを書くアウトプット

●メリットや効果

・アイデアの種を開花させられる

「日常の中での気づきや発見、インプットしたことをメモする習慣を持つことで、小さなアイデアの種を自分の引き出しの中に集めておくことができ、また別の必要なタイミングでそのアイデアの種を開花させることができたりします」

・自分の日々の成長や変化を実感できる

「気づきや発見というのは、自分の成長や変化につながっていると考えているため、どんな に些細な気づきや発見でも毎日自分でメモすることで、 日々自分が成長や変化できていることを実感することができます。目の前のことに好奇心を持ち続けるモチベーションにもつながっていると感じています」

●アウトプットするときのコツ

・メモのアイデアをどう行動につなげていくかまで書き出す

「メモを書き写すもので終わらせないことです。 どちらかといえば、書き写した後のほうが重要になってきます。つまりは、そのメモからどのように自分の行動につなげていくのかまでのアイデアを書き出すことで、より効果的にメモが活用できると思います」

柳川さんは、「アウトプットで人生は変えられる」 と考えているという。

「先に『教わるよりも教える方が成長できる』ということをお伝えしましたが、 実は、多くのことを学びたい人、つまり、インプット好きな人にこそ、アウトプットをぜひしてもらいたいのです。なぜなら、アウトプットをすればするほど、記憶も定着し、自分の中での理解も深まっていくため、インプットの質はどんどん上がっていくからです。

インプットの習慣はあっても、アウトプットの習慣を持てている人はそんなに多くいません。今はあらゆるものから自然とインプットはできてしまう世の中です。だからこそ、自らの意思で積極的にアウトプットする機会をつくっていき、これからの時代を生き抜いていくための『アウトプットする力』という強力な武器を手に入れてもらいたいと思います」

アウトプットのエキスパートに、アウトプットの具体例とメリット、コツを教えてもらった。人それぞれ、アウトプット方法は異なるが、大きなヒントになりそうだ。

取材・文/石原亜香利

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