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時代は赤身肉から4つの新トレンドへ!純粋デュロック豚にグラスフェッド…今注目の“肉”をプロが解説

2020.07.22

かつて肉のトレンドといえばヘルシーな「赤身肉」が主流だったが、現在はその肉のトレンドもだいぶ変化してきている。今回は、そんな肉の新しいトレンド「純粋デュロック豚」「グラスフェッドビーフ」「植物肉」「プルドポーク」の4つについて、専門家の解説のもと紹介する。

【取材協力】

北村 森さん
商品ジャーナリスト
1966年富山県生まれ。『日経トレンディ』編集長を経て、2008年に独立。現在は、中日新聞など8媒体でコラムを執筆するほか、NHKラジオ第1「Nらじ」をはじめとするテレビ・ラジオ番組で活躍。また、日本経済新聞社の未来ショッピング「NIPPON PRIDE」、ANA国内線「北村森の『ふか堀り』」で監修を務めるなど、地域おこし事業にも数々参画している。著書の『途中下車』(河出書房新社)は、NHK総合テレビにてドラマ化された。サイバー大学IT総合学部教授(商品企画論、地域マーケティング論)。

有木 真理さん
「ホットペッパーグルメ外食総研」上席研究員
リクルートライフスタイル沖縄の代表を務めると共に、ホットペッパーグルメ外食総研の上席研究員として、食のトレンドや食文化の発信により、外食文化の醸成や更なる外食機会の創出を目指す。自身の年間外食回数300日以上。ジャンルは立ち飲み~高級店まで多岐にわたる。趣味はトライアスロン。胃腸の強さがうりで1日5食くらいは平気で食べることができる。
https://www.hotpepper.jp/ggs/

1.純粋デュロック豚

純粋デュロック豚とは、スペイン産のブランドポークとして有名なイベリコ豚よりも希少性が高く、生ハムの素材としても知られる豚肉のこと。

トレンド総研が2020年3月13日~16日、20~50代のグルメインフルエンサーに対して純粋デュロック豚についてアンケートを行ったところ、「名前を知っている」までの回答は48%にとどまったが、88%が「関心がある」と回答した。関心があるのは「旨味・味わい」(78%)、「ヘルシーさ」(39%)、「希少性の高さ」(36%)となった。

純粋デュロック豚は、まさに今じわじわブームが起きつつある肉であるようだ。

果たして、どんな豚肉なのか?

商品ジャーナリスト北村森さんは、純粋デュロック豚について次のように解説している。

「デュロック種のうち、純粋な血統同士で育てたのが純粋デュロック豚です。スペイン本国でも重要な銘柄として生産されていて、その希少性はイベリコ豚よりも高く、生ハムのポークとしても有名です。

また、スペイン産の純粋デュロック豚は、イベリコ豚と比べ、やわらかくジューシー。旨味が強く、とろけるような味わいが特徴で、脂肪にも甘味があります。それでいて、オレイン酸を多く含んでおり、ヘルシーな点も人気の要因のひとつです。実際に純粋デュロック豚の味わいの高さについては、食肉科学技術研究所の官能検査でも実証されています」(北村さん)

また北村さんは、個人的には「ジューシーで脂肪に甘味がある」というポイントに注目しているという。

「ここ数年、肉の分野では、赤身肉・熟成肉など、脂肪分の少ないあっさり系がトレンドでした。しかし、食のトレンドは常に変化し、繰り返されていきます。ステーキブームや糖質制限ブームもひと段落した現在、現代人はあっさり系からの反動により、脂がとろけるジューシーな味わいの肉を求めるようになってきていると言えるでしょう。その点、純粋デュロック豚は、人間がおいしいと感じる甘味のある脂が味わえる銘柄豚。融点が人の体温より低い32度のため、舌の上でとろけるような旨味と深いコクを楽しむことが可能です。しかも、その脂肪分は、オレイン酸を含んでいるためヘルシーで、現代人の健康志向にもマッチしています」(北村さん)

現在、この純粋デュロック肉が全国のとんかつ専門店「とんかつ新宿さぼてん」で期間限定で提供されている。柔らかくジューシーな味わいと、甘味のある脂の肉は、さぼてん独自のサクサクした食感の衣との相性も良いそうだ。

「とんかつ新宿さぼてん」

●デリカ店舗のテイクアウトメニュー
「SaboRED ロースかつ」(120g) 1枚 745円(税込)
「SaboRED ロースかつ弁当」 1,030円(税込)

●レストラン店舗のイートインメニュー
「SaboRED ロース+SaboFilet Gold Medal ヒレ盛り合わせ御膳」 2,035円(税込)(期間限定販売)
「SaboRED ロースかつ御膳」1,738円(税込)(数量限定)
「SaboFilet かつ御膳」2,530円(税込)(※本店小田急エース南館店限定販売 )

※一部、価格が異なる店舗や、取り扱いがない店舗あり。

「とんかつ新宿さぼてん」『純粋デュロック豚』紹介ページ

2.グラスフェッドビーフ

「Saito Farm麻布十番」のグラスフェッドビーフ

続いては「グラスフェッドビーフ」について。大自然の中で放牧され、牧草だけを食べて育てられた肉だ。「ホットペッパーグルメ 外食総研」上席研究員の有木真理さんに、グラスフェッドビーフが注目されている背景などを聞いた。

「さっぱりした味わいの赤身が特徴のグラスフェッドビーフは、一般的な牛肉よりカロリーや脂質が低いといわれており、近年の健康志向の高まりなどからも注目しています。

専門店が出てきていますし、グラスフェッドビーフを使ったバターや乳製品も登場するなど、広がりを見せています。
昨年は19年ぶりに、まさに牧草で飼育されたウルグアイ産牛肉『ウルグアイビーフ』の輸入が解禁になったこともあり 、今後もさらにグラスフェッドビーフが広がっていくのではと思います」(有木さん)

有木さんは注目店として、牧草飼育牛専門店「Saito Farm麻布十番」を挙げる。オンラインストアでもグラスフェッドビーフのお取り寄せが可能だ。

3.植物肉

続いては「植物肉」。これは、牛肉や豚肉といった動物性たんぱく質の代替品として作られたものだ。有木さんは次のように解説する。

「日本は世界に比べるとビーガン、ベジタリアン愛好者は少ないといわれてはいますが、近年、植物肉に注目が集まっています。その背景としては、日本の健康志向とあいまって、グローバル化の影響もあり、ハンバーガーショップに『ビーガンバーガー』を扱うお店が出てきたり、台湾ブームの一貫で『素食』を扱うお店が注目を集めるなど、ビーガンメニューを取り扱うお店が増えてきたことにより、植物肉が身近になったことがあるのではないでしょうか?」(有木さん)

植物肉は特に大豆由来の市販品も増えてきており、外食のほか、自宅でも手軽に美味しく食べられるようになった。

4.プルドポーク

最後は「プルドポーク」。耳慣れない名前だが、最近じわじわブームだという。有木さんに解説してもらった。

「プルドポークは、豚のロースなどの塊肉を低温でじっくり加熱した、アメリカの代表的なバーベーキュー料理です。肉の食感や旨味を残しながら、さけるほどやわらかく仕上げられます。近年のアウトドアブームや、油を落としながら焼くのでヘルシーなことからも、注目を集めているのではと思います。

また、プルドポークを使ったバーガーやサンドのメニューも人気ですが、これはボリューミーなー見た目だけではなく、片手で持てるため、撮影もしやすくSNS映えしやすいところもポイントです」(有木さん)

【参考】

「BBQプルドポークバーガー」1,380円(税別)
https://www.eggsnthingsjapan.com/news/200625.html
販売期間:2020年7月3日(金)~7月30日(木)
取扱店舗:Eggs ’n ThingsおよびEggs ’n Things Coffee 国内全店舗(テイクアウトも利用可能)

赤身肉ブームから続く健康志向に加えて、旨味や健康にいい脂など、より一層、美味しい方向へと向かっている肉トレンド。ぜひこの機会にお取り寄せやテイクアウトなどを利用して試してみてはいかがろうか。

取材・文/石原亜香利

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