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コロナ禍で中古タブレットの売り上げが増加!自分のタブレットを売ったら情報消去はどう行われるのか、ゲオモバイルに聞いてみた

2020.07.24

コロナ自粛やテレワークで需要が増したのか、中古タブレットの売上が増えているという。

しかし、中古タブレットというと、汚れや傷、個人情報の完全消去の点で懸念があり、購入が躊躇されるケースもあるといわれる。

実際、タブレットを売った後、情報消去などはどのようにされているのか気になるところ。また、タブレットやスマホを手放すときにもどの程度気を付ければいいのかも不安がある。そこで今回は、総合モバイル専門店「ゲオモバイル」で買い取ったタブレットやスマホのデータ消去などを行うゲオ 名古屋プロセスセンターで行っていること例に、中古タブレットについて迫ってみた。

中古タブレットの売上が増加

(画像はイメージ)

ゲオモバイルでは最近、中古タブレットの売上が増加しているそうだ。

緊急事態宣言が出されていた4月、5月、中古タブレットの販売台数は、4月は前年比135%、5月は前年比163%となった。

緊急事態宣言解除後の6月は、需要がやや落ち着いてきたものの、前年比124%となっているという。

こうした状況の背景には、コロナ禍におけるテレワークやオンライン会議、教育現場でのオンライン授業、子育て中の在宅ワークなどの環境変化により、スマートフォンよりも画面が大きいというタブレットの特徴が求められたのではないかとゲオは推測する。

買い取られた中古タブレットやスマホが販売されるまで

ゲオモバイルの店舗で買い取ったタブレットやスマートフォンは、そのまま店舗で販売するのではなく、ゲオ 名古屋プロセスセンターをはじめ、全国5ヶ所にある専用のセンターに集約して厳重なセキュリティのもと、専門スタッフが一定の工程に沿って処理を行っているという。果たしてどんな工程を踏んでいるのか? ゲオの担当者に詳しく聞いてみた。

1.データ消去

「専用のデータ消去システムでデータ消去を行います。『Blancco(ブランコ)』という官公庁でも使用しているハイレベルなデータ消去システムを使用しています。初期化しても残っている端末メモリ内のデータやICカード情報などを完全に消去します。

端末メモリのデータを別のデータ、意味のない文字列に上書きし、解析不能にしています。万が一復元されたとしても、復元されるのは意味のない文字列となります」

2.動作確認

「動作確認を行います。具体的には、傷、破損、欠損、バッテリーパックの膨らみなどの確認、メモリーカード、SIMカードの残確認、SIMトレーまたは本体裏刻印の番号と本体内情報のIMEIが一致しているかの確認。アクティベート(利用可能にすること)の実施、商品、バーコードシール、箱、IMEIの情報が一致しているかの確認、SIMロックが解除されている端末かどうかの確認、SIMフリー機種の確認(SIM入れ込み、赤ロムチェック)を行います。

また、専用アプリを使用し、液晶画面の色や感度、ボタン、ジャイロスコープや加速度計などのセンサー、カメラ、バイブ、着信音、充電に異常がないかなど20項目以上を確認した後、個人情報が残ってないか最終確認を行います」

3.クリーニング

「携帯電話やタブレット全体のクリーニングを実施します。端子部分のクリーニング、バッテリーパックを外した部分のクリーニングも行います。クリーニングにはエタノールを使用しているのでウイルス対策としても安心です。SIMカードが残っていないか最終確認し、終了です」

この工程を踏み、動作や状態に問題があり、適切に処理できなかった端末は破壊し、廃棄処分しているそうだ。

データ消去システムでのデータ消去は一つの安心要素といえる。また動作確認、クリーニングが徹底的に行われていることも分かった。

スマホや中古タブレットを売るときのデータ消去方法

(画像はイメージ)

とはいえ、手持ちのスマホや中古タブレットを売る前には、自分自身でデータ消去はしっかり行っておきたい。どのように行えばいいか、ゲオ担当者に聞いた。

●Androidの場合

「『設定→システム→リセット→初期化or“工場出荷時に~”など画面に表示される出荷リセット』で基本的にはデータ消去(初期化)できます。強制リセットをすると、アカウントが残ったままになってしまうので、必ず上記手順でリセットをしてください」

●iPhoneの場合

「『一般→設定→リセット→すべてのコンテンツと設定を消去』でデータ消去(初期化)できます。この『すべてのコンテンツと設定を消去』と共に『すべての設定をリセット』という項目もありますが、『すべての設定をリセット』ではApple IDの登録情報、写真、アプリなどのデータは残ったままなので、注意が必要です。初期化完了後、初期設定画面を少し進め、Apple IDの項目が未入力状態であることを確認すれば、ほぼ問題ありません」

●その他共通事項

「AndroidもiOSも、いきなりリセットをするのではなく、アカウントを端末から削除してからリセットをするほうが確実に初期化状態になります。

つまり『アカウントを端末から削除する』+『電話帳もしくは保存されている写真がないことを確認する』の2つの操作を行うことで確実に初期化状態になるということです」

中古タブレットやスマホを売るときに気を付けること

その他、中古タブレットやスマホを売る際にはどんなことに気を付ければいいか。

「データは残ったままでも査定はできますが、画面ロックだけでも解除しておいていただけますと査定がスムーズに進みます。SIMカードやメモリーカードの抜き忘れにご注意ください」

SIMカードが残っていないかは、プロセスセンターでも何度も確認されるほど、重要なことのようだ。もし中古タブレットなどを手放す場合にはチェックしておこう。

またコロナ自粛やテレワークでタブレットを使いたいと思った際には、販売元でしっかりとデータ消去やクリーニングを行っているかどうか確認したほうが良いだろう。

【取材協力】
ゲオモバイル
https://geo-mobile.jp/

取材・文/石原亜香利

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