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免疫力アップの秘訣は体温にあり!夏冷えを起こす3つの要因と免疫力を下げないための体温アップ料理とは?

2020.07.21

夏といえば暑さ対策ばかりに意識がいきがちだが、油断すると「夏冷え」に陥り、免疫力が低下する恐れがある。すでに冷房を使用した生活や冷たいものを頻繁に飲み食いすることもある中、夏冷えは注意すべきことの一つだ。夏冷え対策には、食事からのアプローチが有効と専門家が話す。そこで今回は、夏冷え対策フードを紹介しよう。

【取材協力】

奴久妻 智代子先生
医療法人社団タイオン サーモセルクリニック 研究開発担当・医学博士。
北海道大学大学院獣医学医研究科修了。金沢大学熱帯医学研究所(現 総合医学研究所)、大阪 大学医学部附属動物実験施設、カリフォルニア工科大学 James H. strauss 研究室をへて、2000 年よ り全身温熱療法の基礎研究に従事。獣医師。全身ハイパーサーミア研究会・幹事。

渥美 まゆ美さん
管理栄養士、フードコーディネーター、料理家、健康運動指導士。保育園勤務、健保組合、大手料理教室の講師を経てフリーランスで活動後 2016 年株式会社 Smilemeal 設立。出版、 メディア出演、レシピ開発、レストランやコンビニのメニュー開発等をすると共に、企業向け健康セミナーの講師や企業の健康経 営サポートサービス、料理教室、高齢者向け介護予防教室など健康サポート事業にも携わる。

免疫力アップの鍵は体温にあり

新型コロナの感染拡大を受け、健康には気を配りたい毎日。免疫力の低下は避けたいものだ。

その免疫力アップの鍵は、体温にあるといわれる。

「身体を温めることによって免疫力が高まるということは医学的にも根拠があると認められている」と温熱療法に詳しい医療法人社団タイオン サーモセルクリニック 研究開発担当・医学博士の奴久妻(ぬくづま)智代子先生は話す。

「35度に比べて 37度、38度、39度と体温が上がるほど、リンパ球ががん細胞やウイルス感染細胞を攻撃する力が高まります。身体を温めると血管が開いて血流が良くなります。血流は、エネルギーを作り出すための材料を細胞内のミトコンドリアへ運び、ミトコンドリアで作られたエネルギーや筋肉運動により産生された熱エネルギーを全身へ運ぶ役目をして、全身の体温を維持。体温が正常に維持されると、免疫細胞以外のさまざまな臓器も正常に働きます。他にも身体を温めることで、自律神経を整える働きも挙げられます」

夏冷えを引き起こす3つの原因

夏冷えは、どのような原因で起きるのだろうか。奴久妻先生は3つの原因を挙げる。

1.動かなくて身体が冷える

動かないと全身の血流が悪くなることで身体が冷えて全身が固くなり、老廃物も溜まる。肩こりや首こり、足がむくむなどの症状にもつながる。

2.室内外の温度差

暑い屋外では血管が拡張して発汗による体温調節を行うが、そのまま冷房の効いた屋内へ入ると、拡張した血管から熱が逃げて、発汗による蒸散熱を伴い、身体から必要以上に熱が奪われ、深部体温が下がってしまう。

3.冷たい飲み物や食べ物を摂る機会が多い

夏は熱を逃がそうと血流が末梢に集中するため、内臓の血流が低下しやすく、消化機能が衰える。そこへ冷たい飲食物の摂り過ぎで消化管の血流が低下すると、動きが悪くなって便秘になったり、消化吸収できずに下痢をしたりすることになる。

対策は身体を冷やさないこと。食事にも配慮を

夏冷え対策の基本は、適度に運動をし、冷房などで身体を冷やしすぎないこと。そして、夏でも温かいものを食事から摂取することも重要になる。

「脱水予防のための水分摂取は重要ですが、冷たい飲み物ばかりでなく、温かい飲み物や常温の飲み物も取り入れることが大切です。特に夏に胃腸の調子が悪くなるような人は、1日に1度は温かい食べ物を摂るように心がけるとよいでしょう。

身体を冷やさない食事として、夏にあえて温かい鍋を食べることはおすすめです。特に免疫 力を高める鍋に欠かせない食材は、きのこ類です。きのこに含まれるビタミンB群は糖質や脂質代謝にも関わり、中でも葉酸は酸素を運ぶ赤血 球の形成に関わるため、有酸素エネルギー代謝を高めて体を温めるうえで効果的といえます。また免疫力を活性化する作用もあります。βグルカンを摂ることで直接的に免疫細胞を活性化させます。そしてβグルカンを含む食物繊維は、全身の免疫細胞の約7割が集まる腸を整えることで、間接的にも免疫を活性化させることが期待できます」

夏でも鍋・スープで夏冷え対策!

そこで夏に食べたい温かい食事の例として、きのこ鍋やコンビニで買えるスープを紹介する。

1.きのこ夏鍋

「たっぷりきのこの坦々鍋」
(by管理栄養士・料理家の渥美 まゆ美さん)

【材料】(4 人分)
・ブナシメジ 1袋 (100g)
・ブナピー 1袋(100g)
・エリンギ 1袋 (100g)
・マイタケ 1袋 (100g)
・豚ひき肉 200g
Aすりおろしニンニク 小さじ2
A豆板醤 小さじ2
Aみそ 大さじ1
Aしょう油 大さじ1
A長ネギ(みじん切り) 大さじ2
・レタス 1/2個
・ゴーヤ 1/4本
・すりゴマ 大さじ2
・水 2カップ

【作り方】
(1)ブナシメジ、ブナピーは V 字カットで石づきを切る。エリンギは 1cm 幅の細切りに、マイタケはほぐす。
(2)レタスはざく切り、ゴーヤは縦半分に切って種をとり、スライスにする。
(3)豚ひき肉にAを混ぜる。
(4)鍋に水と(1)を加えて火にかけ、温まったら(2)と(3)を鍋に入れてさらに加熱する。ゴーヤに火が通ったら、仕上げにひと煮立ちさせる。

2.コンビニで買えるスープ

コンビニエンスストアでも、温かいスープは手軽に買うことができる。例えばファミリーマートでは、2020円7月中旬時点でこんな商品を展開している。

蒸し鶏と野菜の塩レモンスープ

夏にぴったりのさっぱりとした味わいのスープ。塩ベースのスープにレモン汁が加え、レモン輪切り、キャベツ、蒸し鶏、人参、水菜などを味わえる。

花椒香る担担風春雨スープ

夏といえば辛い味が食べたくなる。ラー油と山椒の辛味としびれが楽しめ、さらに花椒の香りがきいたスープ。ひき肉の旨みが食欲を引き立てる。

室内で過ごすことが増えそうな今年の夏は、熱中症はもちろん、夏冷えにも注意して、時には温かい鍋やスープを取り入れることも考えて生活しよう。

取材・文/石原亜香利

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