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買いやすい5GスマホはXiaomi、OPPOほか中国メーカー製ばかり!?スマホメーカー勢力争いの行方

2020.07.24

■連載/法林岳之・石川 温・石野純也・房野麻子のスマホ会議

スマートフォン業界の最前線で取材する4人による、業界の裏側までわかる「スマホトーク」。今回は世界で日本で売れまくっている、中国メーカーのスマホについて議論します。

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Xiaomi、OPPOの攻勢が激しい

房野氏:日本では買いやすい5Gスマホが中国メーカー製品ばかりになっています。中国メーカーの現在の状況はどうですか?

房野氏

石川氏:ファーウェイが端末にGoogle Playを導入できず厳しい状況になっている中、Xiaomi、OPPOの鼻息は荒くなっていますね。

石川氏

石野氏:めっちゃ荒くなっていますね。ここぞとばかりに端末の発表をぶつけてきましたし。

石野氏

石川氏:メディアに対しても端末をバンバン貸し出している。そういうところからも、このタイミングでファーウェイのシェアを奪い取ろうという意気込みを感じます。日本メーカーも本当に危うい。値段的に5Gスマホは中国製が中心になるだろうと思います。

石野氏:Xiaomiは本当に安くてびっくりしました。PRのやり方はどうかと思ったんですけど、「Redmi Note 9S」は安い。あのスペックでこの値段かと。

Redmi Note 9S

法林氏:発表会の前にキーパーソンのインタビューが掲載された。それから正式発表。

法林氏

房野氏:本来の発表と順番が逆でしたよね。

法林氏:各メディアが記事を書くために端末がいつ来るかをメーカーに問い合わせたら、当初のスケジュールとはいかなかったみたいなんですよ。日中間の輸送のやり取りが遅れていたらしく。製品自体は、突っ込みどころはあるけれど、そこそこまとまっていて、かつ値段が安い。

房野氏:チップはクアルコムのSnapdragonでしたっけ。

石野氏:700番台ですね。

法林氏:まぁまぁ良くできている。ハイエンドの「Mi Note 10」はいいスマートフォンでしたし、ミドルレンジの「Mi Note 10 Lite」も良くできていて、ちょうどよい機能バランスをうまく突いてきている。OPPOの「Reno3 A」はおサイフケータイや防水防塵といった日本仕様を搭載していて、今回は楽天モバイル限定仕様のモデルはないので、SIMフリー端末を買ってOK。

Mi Note 10

Mi Note 10 lite

Reno3 A

石野氏:今回、Y!mobileとUQ mobileに初めて、Renoシリーズがラインアップに加わった。OPPOがうまいのは、Xiaomiの端末より絶対額は高いけど、おサイフケータイや防水といった日本仕様で付加価値を付けて、うまくまとめてきていること。

法林氏:UQ mobileはOPPOのおサイフケータイ1号機を採用していますから。

石川氏:中国メーカーがこの先勢力を伸ばしていくと、日本メーカーは大変でしょうね。シャープがOPPOに特許侵害で訴訟を起こしていますが、これから中国メーカーはそういった脅威にさらされる可能性もある。

房野氏:XiaomiとOPPOは日本メーカーから部材を調達していないんですか?

石川氏:調達はしていますよ。しているけど、製品を組み立てる際での特許もあるので。

法林氏:Xiaomiは以前、特許がらみで色々いわれていた時代があった。それがクリアになって、普通に日本でビジネスができる環境を整えて参入してきた。OPPOは、今まであまり意識されていなかったメーカーだったけど、調べてみると「あれ? これって……」みたいな部分がたくさんあるようです。

 シャープは、今まで特許がらみで訴訟を起こすことは少なかったけど、どうやら「さすがにこれはマズくないですか、ちゃんとしましょう」という話をOPPOに打診したら、話し合いのテーブルに着くそぶりもなかったようで、それなら、きっちり話をつけましょうということで訴訟を起こした。

石野氏:最近、シャープはOPPO以外でもアグレッシブですよね。

法林氏:知財に関して今までは、結構緩かったと思います。姿勢を変えてきたのはまぁ、鴻海という後ろ盾があるからかもしれない。

房野氏:IGZO液晶ディスプレイって、シャープの自社開発ですよね?

法林氏:いや、違う。IGZOという透明な酸化物半導体を精製したのは、確か東京工業大学で、特許は国立科学技術振興機構が持っている。これを実用化して、液晶パネルに使えるように共同で開発したのがシャープと半導体エネルギー研究所ですね。あれはあれで絶対的な武器なので、これからもやっていくと思います。

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