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コロナ禍でも「通常勤務のままでいい」は50代が50.8%、20代は29.1%

2020.07.18

緊急事態宣言が解除されたからといって、コロナの感染拡大が完全に収束したわけではない。むしろここ最近における新規感染者数の急増を鑑みるに、今こそ危機意識をもって外出自粛をすべき状況であるように思われる。

しかし、緊急事態宣言解除後、在宅勤務を行っていない人が増加し、一方で、完全在宅勤務をしている人が減少傾向にあることがこのほど、MMDLabo株式会社と株式会社コロプラが共同で実施した意識調査によって明らかになった。

緊急事態宣言解除後の在宅勤務頻度は発令中と比べ、「在宅勤務は行っていない」が増加

スマートフォンを所有する20歳~59歳の会社員の男女1,120人を対象に、新型コロナウイルスの影響で勤務体系に変化があったか複数回答で尋ねる調査が行われたところ、変化があった勤務体系のうち「在宅勤務」が33.2%と最も多く、次に「時差出勤」が20.9%、「時短勤務」が14.5%となった。約4割は変わらずに出社していると回答した。

次に、在宅勤務をしている372人を対象に、在宅勤務の頻度について尋ねる調査が行われたところ、「在宅勤務と必須出社が混ざっている」が38.4%と最も多く、次に「完全在宅勤務(出社は状況に応じて可能)」が23.1%、「現在は在宅勤務は行っていない(会社がやめてしまった)」が21.2%となった。

緊急事態宣言前後の推移を見ると、緊急事態宣言解除後で宣言前と発令中より増加した項目は「現在は在宅勤務は行っていない(会社がやめてしまった)」で、発令中と比べると19.0ポイント増加となった。

対して減少した項目は完全在宅勤務となり、発令中と比べると「完全在宅勤務(出社は状況に応じて可能だが必須ではない)」は3.6ポイント、「完全在宅勤務(出社禁止)」は9.7ポイントそれぞれ減少となった。

新型コロナの影響で変化なく出社していることについてどう思う?

新型コロナウイルスの影響で勤務体系に変化がなく、変わらず出社していると回答した497人を対象に、出社している理由を複数回答で尋ねる調査が行われたところ、「在宅では行える仕事ではない」が61.8%と最も多く、次に「会社が在宅勤務を推奨していないから」が17.7%、「接客業のため在宅勤務ができないから」が17.3%となった。

続いて、変化なく出社していることに対してどう思うか複数回答で尋ねる調査が行われたところ、「通常勤務のままでいい」が38.0%と最も多く、次に「時差出勤や時短勤務を導入してほしい」が18.1%、「在宅勤務を今後導入してほしい」が7.2%となった。

年代別で見てみると、「通常勤務のままでいい」は50代が50.8%、「時差出勤や時短勤務を導入してほしい」は30代が22.2%、「在宅勤務を今後導入してほしい」は20代が10.3%となった。

20代と50代を比べると、最も差が出た項目は「通常勤務のままでいい」で21.7ポイント、次に「時差出勤や時短勤務を導入してほしい」が12.2ポイント、「在宅勤務を今すぐ導入してほしい」が10.3ポイント差となった。

緊急事態宣言前後の推移を見ると、緊急事態宣言解除後で宣言前と発令中より減少した項目は「時差出勤や時短勤務を導入してほしい」と「在宅勤務を今すぐ導入してほしい」で、発令中と比べると「時差出勤や時短勤務を導入してほしい」は8.8ポイント、「在宅勤務を今すぐ導入してほしい」は4.2ポイント減少となった。

在宅勤務時に個人的にしたことで「フードデリバリーサービスを使って出前した」が5.9ポイントと最も増加

新型コロナウイルスの影響で在宅勤務をしていると回答した372人を対象に、在宅勤務時に個人的にしたことを複数回答で尋ねる調査が行われたところ、「部屋を片付けた」が40.9%と最も多く、「保存がきく食料を買った」が18.5%、「動画配信サービスを利用した」が18.0%となった。

緊急事態宣言発令中と比べ、「インターネットやアプリのフードデリバリーサービスを使って出前した」が5.9ポイント、「フリマで不要なものを売った」が3.7ポイント、「部屋を片付けた」が2.4ポイントそれぞれ増加し、「保存がきく食料を買った」が4.1ポイント減少となった。

最後に、在宅勤務で経験したエピソードがフリー回答で寄せられたので、一部抜粋して紹介する。

「家ではやはり気が抜けてしまうので仕事をするスペースや環境を作り、その費用が思いの外かかった。(20代・男性)」
「コミュニケーションが減りメールが増えて余計な時間が増えた。1人で考える時間が増えたので1人仕事には役立った。(30代・男性)」
「通勤がなくなっているので起床時間が遅くなり逆に夜型になってきたのが心配(40代・男性)」
「外出しなくなりタバコの量が増えた(50代・男性)」
「家での時間が増えたりメールなどを大画面で見ることが多くなったのでタブレットの機種変更とプラン変更をした。(20代・女性)」
「ネット回線状況が悪くweb会議で支障がでた(30代・女性)」
「新しいスキルを身につけないと生き残っていけないと気付いた(40代・女性)」
「デリバリーが増えて、出費が増えた(50代・女性)」

※本調査レポートは小数点以下任意の桁を四捨五入して表記しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合がある。

<調査概要>
調査期間:2020年6月2日
有効回答:1,120人
調査方法:インターネット調査
調査対象:スマートフォンを所有する20歳~59歳の会社員の男女

出典元:MMDLabo株式会社

構成/こじへい

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