
コロナ禍ということもあり、いつも以上にストレスを抱えている人も多いのではないだろうか。ここでは、ストレス軽減にまつわる研究ニュースを3つお届けしよう。
ストレス軽減にまつわる3つのニュース
花の画像を数秒見るだけでもストレスは軽減、農研機構研究報告
花の“癒し効果”が科学的に証明された。 ディスプレイに表示された花の画像を見るだけでも効果があるという。農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)の望月寛子氏らの研究によるもので、詳細は「Journal of Environmental Psychology」6月号オンライン版に掲載された。 花を見ると気分が癒されることは多くの人が経験的に理解しているし、プレゼントやお見舞いに花を届けるという習慣も社会に定着している。
【参考】https://dime.jp/genre/950873/
制汗剤によるクール感は満員電車のストレス軽減に有効?
働き方改革が実施されるなかで、労働生産性の向上が必須となり、その具体的な対応が求められるようになった。仕事の能率を下げる大きな要因はストレスであり、それを改善すれば生産性の向上に貢献する。 ストレスは疲れによって助長。ビジネスマンが夏に最も疲れを感じるのは、朝の満員電車による通勤であることが調査(シービック実施)により分かった。
【参考】https://dime.jp/genre/759465/
お茶の成分でストレスによる脳の萎縮を予防できる可能性、静岡県立大学茶学総合研究センター発表
ストレスに長期間さらされていると、脳が萎縮したり認知機能が低下することが、動物実験で示されている。 またヒトにおいても、たび重なるストレスと脳の前頭前野などの容積に関連が見られるとする研究報告がある。 このような影響を避けるにはストレスがかからない環境に移ることが一番だが、それを簡単に実行できる人はあまりいない。
【参考】https://dime.jp/genre/855313/
文/DIME編集部
こちらの記事も読まれています