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テレワーク中のサボりの原因となる様々な衝動を抑える方法

2020.07.16

テレワークでも会社勤務でもサボる人はほぼ変わらない

 私は500社以上のリモートワーク化を支援していますが「社員がサボっているのではないか」という質問を多く受けます。弊社の調査では社員の14%は在宅勤務でサボっていることが判明しました。しかもその94%は、出社中でもサボっていることがわかったのです。問題は働く場所ではありません。適切な目標設定や評価とともに、セルフマネジメントが重要なのです。今回はそんなセルフマネジメントの方法について紹介します。

 セルフマネジメントの敵は、ズバり「衝動」です。例えば、ダイエットしている人が目の前のお菓子に手を伸ばしてしまう、翌朝に早起きしなければならないのにゲームで夜ふかししてしまうのは、まさに「衝動」に負けたケースといえるでしょう。こうした目の前の結果を優先してしまう「衝動」と戦い、未来に得られる成果のほうを選択することこそ、セルフマネジメントなのです。

4つの方法によって様々な「衝動」と戦う

 人は「他者からの関わり」によって、適切な範囲に行動を収めようとします。例えば在宅勤務の場合、ちょっとした雑談をする相手が目の前にいません。自分と関わる人が減り、自分の行動に対する他者の反応が見えにくくなります。

「衝動」を抑えるのが難しくなるのはそのためです。このような状況でセルフマネジメントを強化する得策は、以下の4つです。

【(1)行動記録】

 まずは1日の行動を記録してみましょう。例えばダイエット中であれば、「何を食べたのか記録を取る」ことが重要です。マラソン大会に向けた練習なら「いつ、何㎞を、どれくらいで走ったのか」を記録します。

 記録を取らなければ、どこが良いのか悪いのかを測定も評価もできません。その評価がないから行動を改善しようと思わず、目の前の衝動に負けてダラダラと時間を過ごしてしまうのです。

【(2)自己報酬で自己強化】

 行動を変えたことに何らかのメリットを感じることができれば、それは習慣になっていきます。

 そのため、正しい行動を定着させるには、何らかのメリットを生じるような工夫が欠かせません。例えば、今進めている資料の作成が終わったらチョコレートを食べる、このプロジェクトが終わったら新しいカメラを購入する、といった自分への報酬(ご褒美)を自分で用意することで、強い動機づけを行ないましょう。このことを「自己強化」とも言います。

【(3)業務の見せる化】

 ビジネスチャットを通じてチームメンバーに「今日はこの作業をやります」「この資料は来週水曜までに仕上げます」と投稿し、宣言することもおすすめします。周囲を巻き込むことによって、自分の行動をより強くコントロールできますし、メンバーから反応があれば、きっとモチベーションアップにもつながるでしょう。

 メンバーからの反応が乏しくなりがちなリモートワークでは特に、他者のレスポンスが明確にわかる仕組みづくりが必要です。

【(4)感情共有】

 リモートワークは物理的に孤独な作業が中心になるため「孤立化」を感じやすくなります。テクノロジーの進化で、自分ひとりで作業ができ、食事や日用品もネットで購入・調達できるようになると、孤立感が一層強くなります。

 特に、ひとり暮らしのメンバーはその傾向が顕著です。リモートワークを推進することによって、外出しなくてもすみ、ほかのメンバーとも会話をしなくなり、負の感情をため込んでしまうこともあります。このように「孤立化」が進むと、目の前の「衝動」に負けてしまうことにもなりかねません。

「感情の共有」にはオンライン会議を積極的に活用

 リモートワークで生産性を高めるには「感情共有」がカギです。ビジネスチャットの「いいね!」や「アイコン」で感情表現をしたり、オンライン会議やオンライン飲み会などを通じて感情を共有したりするようにしましょう。

 例えば、オンライン会議の冒頭の1~2分は、雑談して感情を共有できる空気を作ると、その後の発言人数と発言数は増えます。オンライン会議によってメンバーのモチベーションが高まれば、その後の作業効率がアップすることも明らかになっています。

 これらのことを念頭に置いて働けば、きっと「衝動」に打ち勝つことができ、リモートワークの生産性を高められるでしょう。

ビデオ会議

職場や自宅を問わず、サボりの原因となる「衝動」は常につきまとうもの。これに抗うには、ビデオ会議で感情を共有するなどをしながら、仕事に打ち込むことが重要。

越川慎司/全員が週休3日でリモートワークするクロスリバーの社長。これまで600社の働き方改革を支援。著書は7冊で、新著『世界一わかりやすいテレワーク入門BOOK』(宝島社)が6月16日に発売予定。

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