
どのサービスを選ぶかでお得度に差がつく!?
近年一気にサービスが普及したコード決済。利用できる加盟店が急増し、格段に使いやすくなった。マイナポイントで選ぶ1サービスとしても大本命なのだが、同じコード決済サービスでも、その対応内容は様々だ。
左の主要6サービスの情報をまとめた一覧表で注目したい項目は、「マイナポイント5000円分での買い物によるポイント付与」だ。『楽天ペイ』、『PayPay』、『au PAY』は付与されたポイントの支払いでもポイントが貯まると回答。金額にすると50円や100円程度ではあるものの、ほかのサービスよりもお得な部分といえるだろう。
しかもこの内の2社は付与されたポイントで買い物をした時に、キャンペーンと併用することができる。仮に、現在開催中の『au PAY』の「生活応援企画」が9月時点でも継続されていた場合、三太郎の日(3日、13日、23日)にローソンで『au PAY』を使って買い物すれば、最大11%(※)のポイントが還元されることになる(最大3000ポイント/月)。そうすると500円以上お得になる。
マイナポイントを使っての買い物によるポイント付与や、マイナポイントに関連するキャンペーンの有無、キャンペーンとの併用の部分は未定というサービスが多い。この部分をしっかり確認してサービスを選択することで、より得することができるだろう。
※auユーザーが『au PAY カード』で支払った場合。
使い過ぎが心配な人は口座直結の銀行系のコード決済に注目
楽天ペイ
[運営会社]楽天ペイメント
[特徴]2020年5月25日より『楽天ペイ』アプリ内で『Suica』の発行やチャージが可能に(Androidスマホ)。全国の鉄道やバス、交通系電子マネーの加盟店が利用でき、利便性が高まった。
[開始日]2016年10月
[利用者数]4600万人(2019年12月実績。楽天IDを登録して行う決済、楽天ペイアプリ以外も含む)
[利用可能な実店舗数]約400万か所(2019年12月末時点。楽天Edy、楽天ポイントカード利用可能店を含む)
[利用可能なネットショップ数]非公開
[還元されるポイント]楽天ポイント
[ポイント還元率]1~1.5%
1%(楽天カード、【1】楽天ポイント、【2】楽天キャッシュ利用時)
1.5%(【3】楽天カードチャージの楽天キャッシュ利用時)
※【1】【2】【3】は7月1日より提供開始。
マイナポイント事業の場合
[ポイント獲得]支払時
[ポイントを獲得するための方法]コード決済(セルフ含む)
[付与される時期]利用月の翌々月末日頃
[ポイントの有効期限]最後にポイントを獲得した月を含めた1年間
[マイナポイント5000円分での買い物によるポイント付与]有(原則1%)
[キャンペーンの有無]未定
LINE Pay
[運営会社]LINE Pay
[特徴]初年度3%還元の『Visa LINE Payクレジットカード』の申し込み受け付け開始。このクレカの登場で後払いが可能に。利用レポート機能も追加され、利用状況がグラフでわかる。
[開始日]2017年1月(サービス開始は2014年12月)
[利用者数]約3690万人(2019年9月時点)
[利用可能な実店舗数]309万か所以上(コード決済、非接触決済、自販機を含む)(2019年12月末時点)
[利用可能なネットショップ数]非公開
[還元されるポイント]LINEポイント
[ポイント還元率]1~3% ※『Visa LINE Payクレジットカード』を登録した「チャージ&ペイ」利用時。
マイナポイント事業の場合
[ポイント獲得]支払時
[ポイントを獲得するための方法]コード決済、LINE Pay カード(JCBプリカ)、QUICPay+、オンライン支払い、チャージ&ペイ(Visa LINE Payクレジットカード登録)
[付与される時期]決済後、一定期間後(売上確定時点)
[ポイントの有効期限]180日
[マイナポイント5000円分での買い物によるポイント付与]無
[キャンペーンの有無]実施予定(クーポンは併用可)
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