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西友が大人の野菜嫌い克服プロジェクト「WE LOVE VEGETABLES」をローンチ、克服レシピも公開

2020.07.11

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

大人の野菜嫌いベスト3「ナス」「ピーマン」「トマト」

西友が昨年立ち上げた子どもたちの野菜克服プロジェクト「KIDS LOVE VEGETABLES」では、子どもたちが食べられるとジャッジしたレシピを選び、店頭でのレシピ配布や動画などで情報発信、SNSでも多くの反響を得た。

今回はターゲットを大人にした野菜嫌い克服プロジェクトを発足。西友の調査では、意外なことに大人でも41%が嫌いな野菜があると回答。そのうちの6割は克服しようとしたが失敗した経験があり、自分が嫌いな野菜は子どもも食べられないという回答は78%に上った。

大人が野菜嫌いを克服することで、野菜が家庭の食卓に並ぶ機会を増やし、多くの人に健康的な食生活を送ってほしいという思いを込めて「WE LOVE VEGETABLES」が7月よりスタートした。

今回のコンセプトのもとに、レシピ開発と試食の様子を作成したムービーが「世界一嫌われるレストラン」。

大人でも苦手な野菜として挙がることが多い一方、さまざまな料理に使われることも多いナス、ピーマン、トマトをピックアップ。野菜嫌い克服研究家・ジョーさんのレシピ監修のもと、6つのレシピを開発。それぞれの野菜嫌いの人たちに試食してもらい、50%以上の人が「あり(食べられる)」と答えた5レシピを克服レシピと認定した。

西友公式Twitterアカウントでは2020年8月30日まで、本プロジェクトの料理動画やプロジェクト情報など、期間中随時情報を発信。また、Twitterで「#オトナ野菜チャレンジ」をつけて、レシピを作った感想や、苦手な野菜への挑戦の様子、克服の結果など投稿も募集している。西友各店舗でも克服レシピを配布する。

果たして野菜嫌いは克服できたのか?野菜嫌いさんが克服メニューに挑戦

レシピ開発を担当したジョーさん。自身もにんじんなど苦手野菜があり、克服ポイントを押さえた調理法で克服してきた経験から、野菜嫌いの人でも自分のレシピで食べられるようになってほしいという想いで日々レシピ開発を行っている。

「プロジェクトの目的は苦手野菜克服。野菜の形をなくしてしまえば、食べていただくことは簡単だが、苦手な野菜を食べられた!という実感を持っていただきたかったので、野菜をつぶしたり、煮込んだりし過ぎず、野菜の形を残しながらも嫌いなポイントを克服できるようなレシピを考案した」(ジョーさん。)

ジョーさん。はレシピ開発にあたって、苦手なポイントをチャート化。それぞれの野菜で苦手な要素はなにかを分析。それらを克服するポイント押さえてレシピを作っていった。

ジョーさん。が開発した克服レシピは、ナス、ピーマン、トマト各2品、計6品。うち5品は50%以上の支持を得て克服レシピと認定された。各レシピのポイントをジョーさん。に解説していただいた。

【支持率89%】丸ごとトマトの「炊き込みご飯」

トマトと丸ごと入れて炊飯。チャートを見るとトマトが苦手なポイントは「青臭い」「中のぐじゅぐじゅとした食感」。これらをカバーするために、トマトに長時間火を通し、香味野菜のしょうがなどを入れて、乳製品の粉チーズと合わせた。味わいとしてはトマトリゾットのような感覚。

【支持率82%】カリカリ食感に脂の旨み「甘辛肉巻きナス」

豚バラ肉のカリカリの食感を活かしたレシピ。ナスは皮をむいて甘辛く煮つけ、濃いめの味つけにすることで克服するポイントを作っている。豚バラ肉はカリカリになるまで焼いて、ナスと組み合わせることで、肉の食感、旨みでナスを食べやすくしている。

【支持率46%】そのまま食べられる「ピーマンカップシチュー」

ピーマンは横に切ると青臭い香りが立ちやすくなるため縦に切って、内側の白い筋も丁寧に取ることで青臭みを気になりにくくした。シチューという乳製品と合わせることで克服ポイントを押さえたが、残念ながら唯一50%を切ってしまう結果に。

【支持率59%】一口サイズのやみつき「ナスピザ」

【支持率54%】じっくり炒めた「トマトの卵炒め」

【支持率63%】カリッカリ食感で苦味ゼロ「フライドピーマン」

発表会ではそれぞれの野菜嫌いさん3人が、ジョーさん。の克服レシピに挑戦した。

〇トマト嫌いさん(30代男性)

「30年ずっと食べられなかった。どろどろした中身の食感、青臭さが苦手。サラダには必ずと言っていいほど入っているのが悩みの種で、いつもそっと避けている」

炊き込みご飯に挑戦。結果は「あり」の判定。

「種は入っていてもどろどろした食感がまったくなく、しょうがの香りなのか青臭さもまったく感じない。克服したといえるのかわからないが、食べられたことは自分でもすごいと思う。克服の第一歩になればうれしい」

〇ナス嫌いさん(50代男性)

「筋金入りのナス嫌い。噛んだときに水っぽいものが出てくるのがとても苦手。いい年なのであまり好き嫌いを公言できないのもつらい。見えたら避けるが、皮がないとわからないときがあるのが困る」

甘辛肉巻きナスに挑戦。険しい表情で口に運ぶが一口で食べるのをやめる。結果は「だめ」。「水が来ます……すみません」

「苦手なポイントの水気は残っていたので無理だったのかも。水気が苦手な人には薄く切って作ると、水が少し抜けてハードルが下がるかもしれないので試してほしい」(ジョーさん。)

〇ピーマン嫌いさん(30代女性)

「子どものころからずっと嫌い。独特の苦味と香りでここにいるってすぐにわかる。青椒肉絲は大好きなので、ピーマン無しの青椒肉絲があればどんなに良いかと思う」

ピーマンカップシチューに挑戦。結果は「あり」の判定。

「見た目はピーマンだとわかるので構えてしまうが、実際に口に入れるとクリームシチューの味で、ピーマンの青臭さを全く感じないので食べられる」

「シャキシャキという音が聞こえてきたので、食感は生きていても青臭さがなければ食べられるということがわかった。ピーマン嫌いの人にぜひ挑戦してほしいレシピ」(ジョーさん。)

【AJの読み】野菜嫌いさんはもちろん野菜LOVERさんにもおすすめのレシピ

野菜大大大大大~好き!!の私は、青果店やスーパーで色とりどりの野菜が並ぶ光景を見るだけで気分がアガる。生でも煮ても焼いても茹でても蒸しても、どんなスタイルの味付けでも野菜を食べると幸せを感じる。

こんな自分には野菜嫌いさんの心理がまったく理解できないのだが、チャートを見るとなんとなく気持ちがわかってきた。香り、食感、苦みが野菜嫌いの大きな要因で、このあたりは子どもの野菜嫌いと同じ。結局、嫌いなものは大人になっても嫌いということだな(笑)。

克服レシピの野菜嫌いさんの支持率を見ると、80%を超えたのはトマトの「炊き込みご飯」と、「甘辛肉巻きナス」だけ。それでも筋金入りナス嫌いさんにとっては「甘辛肉巻きナス」は克服できないものだったし、逆に支持率50%未満だった「ピーマンカップシチュー」は、咀嚼音が聞こえるほどピーマンらしさを残しているのに、ピーマン嫌いさんは「おいしい」とジャッジ。

好き嫌いは個人によってかなり差があるので、大人の「嫌い」を克服するのは難しいと思いつつ、原型がわからないようにマスキングするのではなく、敢えて苦手な野菜と一目でわかるようにしながら、克服していけるレシピを作る姿勢に、ジョーさん。の矜持を感じた。

克服メニューは野菜嫌いさん向けのものではなく、野菜LOVERさんもぜひ味わってほしいおいしいレシピ。今日は丸々としたツヤのよいナスを入手できたので、今夜のおかずは「甘辛肉巻きナス」を作ります。

文/阿部純子

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