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SDGsへの取り組みが消費者から高く評価されている企業ランキング、3位旭化成、2位アサヒビール、1位は?

2020.07.08

消費者から「SDGs」への取り組みが最も高く評価された企業ランキングTOP100

よりよい世界を目指す国際目標「SDGs」。近年、企業でもSDGsの取り組みが浸透している。 今回ブランド総合研究所は消費者やビジネスマン、投資家など計1万500人の回答を集めて、国内の有力企業210社のSDGs取組やESG活動を消費者視点で評価する「企業版SDGs調査」を実施した。

調査の結果、「トヨタ自動車」は1割を超える10.3%から同社がSDGsに「本格的に取り組んでいる」と評価されたほか、16.7%が「少し取り組んでいる」と評価されている。社会貢献(CSR)活動のほか、科学技術、世界平和、法令順守の4つのESG活動の項目でも1位となり、ESG活動20項目の総合評価でも1位となった。

2位はアサヒビールで、20項目のESG活動のうち1位となったものはなかったが、公平な取引、働き方改革など多くの項目で高い評価を得ている。3位の旭化成はホームページなどでSDGsへの重要性を積極的に発信しているなどにより、特にSDGs認知者からの高い評価につながっているようだ。

4位のサントリーは環境活動、社会貢献、文化・芸術活動の情報発信がいずれも1位。また、環境への取り組みの評価も1位となっており、SDGsを認知していない人も含めて幅広い層から高い評価を得ている。5位のパナソニックは「生活を豊かにしている」や「高齢者や障がい者にやさしい」などの評価が高いのが特徴で、こうしたSDGsへの高い評価が就職意欲(1位)、投資意欲(2位)などにつながっているようだ。

企業のESG活動でSDGsに影響が大きいのは環境活動

SDGs取組評価の高い企業は、総じてESG活動評価も高い傾向にある。各社のESG活動(20項目)がSDGs評価にどのように影響しているのかを重回帰分析を使って解析してみた結果を右の表にまとめた。

最も影響が大きいのは「環境に配慮している」との評価で、他の項目より影響度が飛びぬけて大きく、SDGsの取組評価に環境への活動が大きく影響していることがわかる。

次いで「生活を豊かにしている」や「スポーツや文化活動に熱心」、「公平な取引を行っている」の順で影響があることがわかったが、一方で「世界平和に貢献している」、「国際化が進んでいる」、「宇宙開発を推進している」などの項目は影響がみられなかった。

SDGs取組は投資意欲や好感度を高める効果

有力企業210社の中で、SDGsへの取組評価が高い100社(TOP100)とそうではない110社を比較したところ、各社の好感度はTOP100平均では24.2点だったのに対し、それ以外では9.8点と2倍以上もの差があった。特にTOP100の平均では「とても好感が持てる」と答えた人が13.5%だったのに対し、それ以外では5.5%と大きな差になっている。

また、投資意欲でもTOP100平均では19.8点に対し、それ以外では13.5点。特に「いま投資している」と答えた人の割合はTOP100では1.8%に対し、それ以外では1.6%とあまり差がなかったが、「投資を検討している」についてはTOP100では14.5%に対し、それ以外では9.5%だった。

SDGsへの取り組みの評価が高いTOP100社

調査概要

調査方法 :インターネット調査
調査対象:業界ごとに売上規模の大きい企業およびSDGsへの取り組みが盛んな企業を中心にブランド総合研究所が独自に210社を選定
回答者:登録調査モニター(20歳以上)から、年代、性別を均等に回収
回収数:10,500人(各企業は500人)
有効回答数:9,561人(不完全回答および信頼性の乏しい回答を除いた)
調査時期 :2020年3月5日~11日

構成/ino.

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