
メルペイは、NTTドコモとスマホ決済領域で連携し、2020年9月初旬より、「メルペイ」と「d払い」の両スマホ決済サービスにおいて共通QRコードでの利用を開始すると発表した。
メルカリとメルペイ、ドコモは、2020年2月4日に業務提携に合意し、6月11日より、メルカリとdアカウントの連携を開始。
スマホ決済領域での連携により、1つのQRコードで「メルペイ」「d払い」の両スマホ決済サービスが利用できるようになり、dポイントクラブ会員約7,500万人(dポイントの年間利用額約2,000億円)と「メルカリ」の月間利用者数約1,650万人(「メルカリ」の年間流通総額約5,000億円)の国内最大規模の顧客基盤を有するスマホ決済サービスとなる。
今回の対応により、加盟店は店頭に1つのQRコードを設置するだけで「メルペイ」と「d払い」の両スマホ決済サービス利用者の来店を見込むことができ、キャッシュレス決済導入の負担軽減と導入効果の向上に繋がるとのこと。
また、各サービスの利用者にとっては、利用できる加盟店が増えることで日常生活でのキャッシュレス利用機会が拡がり、利用者・加盟店双方の利便性を高めることができるものと考えているという。
なお、今回の対応に伴い、2020年8月1日より「メルペイ」の加盟店向け決済手数料を従来の1.5%から2.6%に変更。また、共通QRコードの利用に先駆け、新たな手数料体系での申込受付を2020年7月1日より開始し、メルペイは2021年6月30日まで、d払いは2021年3月31日まで決済手数料を実質無料とするキャンペーンを実施する。
このほか、2020年7月末より、加盟店への入金手数料(200円)の無料条件を入金額10万円以上から1万円以上に引き下げ、さらに加盟店の利便性向上に繋げるとのことだ。
構成/立原尚子
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