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今夏の天気予報、西・東日本で平年より暑く、北日本と沖縄は平年並〜暑い

2020.07.05

7月に入り、いよいよ夏本番を迎えようとしている。マスク着用が外出時のマナーとなる今年の夏は、どれくらい暑くなるのか気になるところだ。

そこで今回、株式会社ウェザーニューズにより6月30日に発表された「猛暑見解2020」の詳細について紹介していきたい。

西・東日本の梅雨明けは7月中旬予想、広範囲で平年より暑い夏に

図1:全国の気温傾向(7月〜9月)

今年の夏(7月〜9月)の気温は、西・東日本で平年より高く、北日本と沖縄では平年並〜高い予想。

7月上旬には太平洋高気圧が北に勢力を拡大して九州を覆い始め、本州付近に停滞していた梅雨前線は7月中旬にかけて日本海から東北付近まで北上する見込み。

梅雨明け後、今年の夏は全国的に平年より気温が高く、西日本や東日本を中心に厳しい暑さとなる。9月に入っても高温傾向が続き、お彼岸の頃までは残暑が厳しくなりそうだ。こまめな水分補給やマスクの付け外し、適度な休憩や換気など、体調管理に充分ご注意いただきたい。

暑さのピークは8月、“ダブル高気圧”出現の可能性も

図2:今年の猛暑ピーク時の天気図イメージ

8月は日本の上空で高気圧の勢力が強まり、広範囲で暑さのピークとなる予想。この暑さの鍵となるのが、太平洋高気圧とチベット高気圧だ。

太平洋高気圧とチベット高気圧は広がる高度が違うため、チベット高気圧が日本付近まで張り出すと、太平洋高気圧と上空で重なり合って“ダブル高気圧”となり、二つの高気圧が非常に背の高い一つの高気圧のようになって厳しい暑さをもたらす。

35度以上の猛暑日が続いたり、フェーン現象が起こりやすい場所では40度前後の酷暑になることもある。その後、9月にかけても暖かな空気が流れ込みやすく、秋のお彼岸の頃までは残暑が厳しい見通し。

■(1)太平洋高気圧:8月以降日本付近への張り出しが強まる

7月はフィリピン付近での対流活動が本格化しない影響で、太平洋高気圧の勢力は安定しない。8月になると、フィリピンの北で対流活動が活発になるため、日本付近では下降流が強まり、太平洋高気圧の勢力が強まる。

また、上空を流れるジェット気流が平年よりも北を流れる影響で、西日本や東日本には南から暖気が入りやすく、太平洋高気圧が日本付近に張り出してくる見込み。

■(2)チベット高気圧:日本付近への張り出しがやや強まる

チベット高気圧とは、北半球の夏季にチベット付近を中心に広範囲に広がる上空の高気圧。今夏は、日本付近で太平洋高気圧の勢力が強まる8月にチベット高気圧も本州付近に張り出してくる見込み。太平洋高気圧とチベット高気圧の張り出しが重なったタイミングで“猛暑”となる予想だ。

なお、今年は夏から秋にかけては負のインド洋ダイポールモード現象(参考1)やラニーニャ 現象(参考2)に近い海面水温分布時の特徴が現れる可能性があり、近年で特徴が似ているのが2013年。

2013年の夏は北日本を除くエリアで気温がかなり高く、高知県江川崎で最高気温41.0℃を記録するなど、西日本で記録的な猛暑となった。今年も、二つの高気圧が重なりやすい西日本を中心に顕著な高温となる時期がありそうだ。

※本予報は6月30日時点のもの。最新の見解は「ウェザーニュース」アプリまたはウェザーニュースウェブサイト(https://weathernews.jp/s/)からご確認いただきたい。

■参考1:負のインド洋ダイポールモード現象
負のインド洋ダイポールモード現象は、インド洋東部で海面水温が平年より高く、西部で平年より低くなる現象。この海面水温の変化に伴い、インド洋東部では通常に比べて対流活動が活発になる。

図3:負のインド洋ダイポールモード現象 模式図

■参考2:ラニーニャ現象
ラニーニャ現象は、太平洋赤道域の日付変更線付近から南米沿岸にかけての海面水温が平年より低くなる現象。東風が平常時よりも強く、太平洋赤道域の西部に暖かい海水がより厚く蓄積し、対流活動が活発化する。この影響で、日本付近では太平洋高気圧が北に張り出しやすくなり、気温が高くなる傾向がある。

図4:ラニーニャ 現象 模式図

出典元:株式会社ウェザーニューズ

構成/こじへい

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