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シニア世代が若手社員に抱かれたくないイメージTOP3、3位古い考えに固執している、2位話が通じにくい、1位は?

2020.07.06

時に、親子ほど年の離れた者同士で意思疎通を図らなければならないのが会社組織の難しさの一つ。

では、シニア世代の社員たちは若手社員との対話でどんな困難を感じ、また、若手社員からどんなことを思われていたら嫌なのだろうか?

そんな、働くシニアの若手社員とのコミュニケーション事情を探る意識調査がこのほど、ソノヴァ・ジャパン株式会社により、50~70代の働く男女400人を対象として実施された。

若手社員に持たれたくないイメージ第1位は「話かけづらい」

Q1.若手社員にどのようなイメージを持たれたいですか?(n=400)

昨今、70代まで働くことが当たり前となる中、社会では、働く人の年齢幅がさらに広がっている。70代からすると、孫のような存在である20代と一緒に働くことも、今後はますます増えてくる。

そこで、働くシニアが若手社員にどのようなイメージを持たれたいか尋ねる調査が行われたところ、一番多かった回答は「物事を客観視できる人格者(41.5%)」となった。次いで「仕事についてなんでも知っている(36.0%)」が挙がっており、やはり年の功を感じてもらいたいと期待する方が多いようだ。

また「相談に乗ってもらいやすい(35.0%) 」、「周囲とのコミュニケーションを取るのが上手く頼りになる(34.5%)」といった項目も多くの回答を得ており、コミュニケーションが取りやすい関係性を望んでいる傾向にあることもわかった(図1)。

Q2.若手社員にどのようなイメージを持たれると嫌ですか?(n=400)

Q3.若手社員に前問のようなイメージを持たれてしまう場合、何が原因と感じますか?(n=400)

逆に若手社員に持たれたくないイメージについて尋ねる調査が行われたところ、「話かけづらい(52.5%)」、「話が通じにくい(50.0%)」、「過去の経験や考え方に固執している(44.0%)」への回答が多くなっている(図2)。

また、このようなイメージを持たれてしまう原因として、「若手社員の意見をあまり聞き入れないから(44.5%)」、「フランクに話せていないから(41.8%)」、「新しいことにチャレンジしていないから(29.5%)」といった項目が上位に挙がっている(図3)。

これらの結果から、現代の働くシニアは、コミュニケーションが取りづらく、かつ新しいものを取り入れる柔軟性が無いシニアにはなりたくないと考える傾向が見受けられる。

一昔前までの日本では、威厳を持ち、伝統を受け継ぐことが美学とされていたが、時代の変化とともに考え方も変化してきていることを示唆する結果となった。現代社会では、若手社員よりも働くシニアの方が、コミュニケーションに気を遣っているのかもしれない。

60代男性の4人に1人は、若手社員との会話に「抵抗あり」

Q4.若手社員と話すことに抵抗がありますか?(n=400)

若手社員とのコミュニケーションを重要視する傾向にある働くシニア。今度は、若手社員と話すことに抵抗があるか尋ねる調査が行われたところ、80%以上が「ない」と回答する結果となった(図4-1)。

また男女・性別に分けて結果を見たところ、女性では歳を重ねるごとに抵抗が無くなっていくことがわかる。特に70代女性では、95%が抵抗がないと回答している。

男性の場合、女性よりも「抵抗がある」と感じる人が多い傾向となっており、60代では4人に1人が抵抗があると回答している。60代男性と言えば、定年がきっかけで、これまでの役職から離れることが多くなる。昨日の部下が明日の上司といった状況を招くため、抵抗を感じる人が増えるのかもしれない(図4-2)。

Q5.若手社員と話す際、若手社員にどういったことを求めますか?(n=400)

若手社員とのコミュニケーションに抵抗がない中でも、実際に話をする際は、若手社員に求めていることがあった。

若手社員と話す際に求めることについて年齢別に尋ねる調査が行われたところ、全世代で最も多かったのが「分かりやすい言葉で話してほしい」だった。他項目と比較しても群を抜いて多くなっており、年齢が上がるとともに割合も増加する結果となっている。

最近では、ビジネス・プライベートともに横文字や若者言葉が非常に多く使われている。横文字はともかく、若者言葉に慣れていないシニアは、全てを一度に理解することは難しいだろう。

また「大きな声ではっきりと話してほしい」、「ゆっくり話して欲しい」といった聞こえの変化による項目を選ぶシニアも一定数存在していた。若手社員は、こういった点を考慮して、シニア社員とコミュニケーションを取ることで、良好な関係性を保ち、仕事を円滑に進めることができそうだ(図5)。

聴力の変化で仕事にストレスを感じている人は9割以上!

Q6.聴力の変化を感じますか?(n=400)

前問の調査では、 「大きな声ではっきりと話してほしい」、「ゆっくり話して欲しい」といった、聞こえの変化からくる項目に回答する働くシニアも多く存在していた。

そこで実際に聴力の変化を感じているかどうか尋ねる調査が行われたところ、70代の約60%が聞こえづらさを感じていることがわかる。また50代でも4人に1人が聞こえづらさを感じており、一定数存在していることが明らかになった。歳を重ねるごとに、聞こえの変化が発生することは多くの方が目の当たりにすることであり、早めのケアが必要となってくる。

Q7-1.聴力の変化によって、仕事にストレスを感じますか?(n=166)

Q7-2. そのストレスで機嫌が悪くなったり、むしゃくしゃすることがありますか?(n=69)

前問で「聞こえづらくなった」、「どちらかと言うと、聞こえづらくなった」と回答した人を対象に、聴力の変化によって仕事中にストレスを感じているかどうか尋ねる調査が行われたところ、「全く感じない」と回答した人はわずか9%となっており、91%が何らかのストレスを感じている結果となった(図7-1)。

また「感じる」と回答した人に対して、そのストレスが原因で機嫌が悪くなったり、むしゃくしゃすることがあるか尋ねる調査が行われたところ、約60%が「ある」と回答している(図7-2)。

つまり、聴力の変化によるストレスが、機嫌やむしゃくしゃに繋がることも少なからずあることが明らかになった。若手社員は、会議や仕事の相談をする際、普段よりも大きくはっきり、ゆっくりと話すことで、シニア社員のイライラを軽減することができるかもしれない。

またQ2の調査結果で、働くシニアが若手社員に持たれたくないイメージとして、「話かけづらい」と回答した人が一番多いことがわかった。働くシニアの中には、聴力変化によって起こるコミュニケーション上の問題が原因で、仕事にストレスを抱えてしまい、それがイライラに繋がり、知らず知らずのうちに、「話かけづらい」といった印象を与えてしまっている人がいるかもしれない。

加齢による聴力低下はゆるやかに進行し、本人はその変化に気づかないまま、職場やプライベートでのコミュニケーションに大きな支障を及ぼす可能性がある。少しでも聴力に違和感を感じたら、耳鼻咽喉科を受診すること大切だ。これは、若手社員にとって頼りがいのある先輩社員として働き続ける鍵にもなる。

※ソノヴァ・ジャパン調べ

<アンケート概要>
・調査主体 :ソノヴァ・ジャパン株式会社(第三者機関調べ)
・調査期間 :2020年4月25日(土)~26日(日)
・調査対象者:50〜70代の働く男女(性年代均等割付)
・調査対象地域 :東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・愛知県・大阪府・福岡県
・調査方法 :ウェブでのアンケートを実施し、回答を分析
・有効回答数 :400人

出典元:ソノヴァ・ジャパン株式会社

構成/こじへい

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