
たばこは肌にどのような悪影響を及ぼす?「たばこと美容にまつわる真実」
健康に大きなリスクを及ぼすことで知られる「たばこ」だが、肌にはどのような悪影響を与えるのか。 今回リゼクリニックは、たばこが皮膚や身体にどのような影響を与えるか男女・年代別に「たばこ」にまつわるウソ・ホントを調査。その結果をリゼクリニック新宿院院長の大地まさ代医師が医学的根拠に基づき解説した。
まず『たばこで皮膚の老化が早まる?』という説から。
大地医師による解説/ 医師のホンネ:〇
タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させ、血流を悪くします。血流が悪くなることで皮膚の乾燥が進み、新陳代謝も悪くなり、皮膚の潤いやハリが失われてしまいます。
また、喫煙により体内では活性酸素が発生し、抗酸化物質であるビタミンCが大量に消費されてしまいます。そのため、メラニン色素の生成を抑制したり、コラーゲン生成を助ける作用が失われ、肌のくすみや深いシワが出来やすくなり、「スモーカーズフェイス」といわれるタバコの影響によってできてしまった独特の老け顔になりやすくなります。
『タバコの煙で、毛穴が黒くなることがある?』
大地医師による解説/ 医師のホンネ:〇
喫煙により交感神経が優位になると、男性ホルモンが増加し皮脂の分泌が多くなります。正しい洗顔が出来ていなかったり、何らかの原因で皮膚のターンオーバーが乱れて毛穴周囲の皮膚の角化によって毛穴が詰まり、表面が酸化すると黒ずんで見える原因になります。
『喫煙するとホルモンバランスが乱れる?』
大地医師による解説/ 医師のホンネ:〇
喫煙により交感神経が刺激され、男性ホルモンを活性化させる作用があります。その結果女性ホルモンが減少し女性らしい体型が失われ、ヒゲが生える、胸毛が濃くなるなどの可能性があります。
調査からたばこは老化が早まり、毛穴が黒くなり、ホルモンバランスが乱れるという肌にとってデメリットが多いことが明らかになった。肌トラブルに悩まされている喫煙者で美肌を目指しているなら、いっそのこと禁煙することが近道と言えそうだ。
調査主体:医療脱毛専門院『リゼクリニック』調べ
対象期間:2020年2月19日~20日の2日間・インターネット調査
対 象 者:20代~40代の男女546名(男性273・女性273名)
構成/ino.
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